〈第2章〉黒色の中でも、希望の光を…
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ー高層マンション・ダイニングキッチンー
カチャカチャ、ジャ―…キュッ
『明美ちゃん、此れをあっちに運んで貰える?』
「うん、分かった。」
トテテッ。
『フフッ。 さて…と、志保ちゃんも静かに寝ててくれてるし。
明美ちゃん、一緒にご飯食べようか。』
「うん! 頂きます。」
手をパチン……!
『頂きます。』
手をスッと、合わす
『どうかな……? お姉ちゃんの料理………。』
味を気にして、ドキドキ
「!! とっても美味しいよ! お母さんの料理に引けを取らない位!!」
『(ホッ…)それは、良かった。
沢山作ったから、一杯食べてね?(ニコッ)』
「うん!」
~和やかな食事タイム~
『「ご馳走様でした。」』
『明美ちゃん、学校の方は最近…どう?』
「楽しいよ? でも……こうやって、一緒に過ごす時間の方がもっと、楽しい!(ニコッ)」
『そっか。』
「雪姉ちゃん……、今までの私達の事…心配だったから、体調とか気に掛けてくれてるの?」
『うん、そうなんだ。 今迄居た所じゃ……どんな環境で、どんな生活をしてたんだろう………って、いつも考えてたよ。
貴女達の御両親も、会った時に貴女達の事……とても心配してたから。』
「へぇ~、そうなんだぁ。
でも……「お前達…姉妹のお父さんとお母さんは、〝事故〟で居なくなったんだ」って…前に居た所で、聞いたけど………本当?」
困惑気味に、見上げ……
『私も…そのように聞いてるよ。 でも…だからこそ、貴女達の御両親に頼まれていた私が、貴女達姉妹を引き取ったの。』
「お母さん達に、私達の事を頼まれてた………って、なんで?(首をコテン)」
『(コクリ)うん、〝事故〟前にね…?「私達に何か逢った時は、呉々も………」って、お願いされてたの…。 (宮野夫妻の死亡は、例え〝偽装〟だとしても………子供達に、“黒の組織”の目が光って居るのは…事実。
宮野夫妻と警察庁への繋ぎは、時期を見てするしかないなぁ…。)』
「じゃあ、お母さん達の事……もっともっと、教えて!!」
『うん、良いよ。 私が話せる範囲でだけど、それで良いなら……幾らでも。フフッ……。』
「ありがとう、雪姉ちゃん!! 私が今より大きくなったら、志保にも話して聴かせて上げるの!!(パァ…)」
『フフッ、そっか。 志保ちゃんもきっと、喜ぶと思うよ?(ニコッ)』
「うん!!」
満面の笑顔
ー講して、穏やかに過ごす日々が続いて行くのだった。ー
* * * *
カチャカチャ、ジャ―…キュッ
『明美ちゃん、此れをあっちに運んで貰える?』
「うん、分かった。」
トテテッ。
『フフッ。 さて…と、志保ちゃんも静かに寝ててくれてるし。
明美ちゃん、一緒にご飯食べようか。』
「うん! 頂きます。」
手をパチン……!
『頂きます。』
手をスッと、合わす
『どうかな……? お姉ちゃんの料理………。』
味を気にして、ドキドキ
「!! とっても美味しいよ! お母さんの料理に引けを取らない位!!」
『(ホッ…)それは、良かった。
沢山作ったから、一杯食べてね?(ニコッ)』
「うん!」
~和やかな食事タイム~
『「ご馳走様でした。」』
『明美ちゃん、学校の方は最近…どう?』
「楽しいよ? でも……こうやって、一緒に過ごす時間の方がもっと、楽しい!(ニコッ)」
『そっか。』
「雪姉ちゃん……、今までの私達の事…心配だったから、体調とか気に掛けてくれてるの?」
『うん、そうなんだ。 今迄居た所じゃ……どんな環境で、どんな生活をしてたんだろう………って、いつも考えてたよ。
貴女達の御両親も、会った時に貴女達の事……とても心配してたから。』
「へぇ~、そうなんだぁ。
でも……「お前達…姉妹のお父さんとお母さんは、〝事故〟で居なくなったんだ」って…前に居た所で、聞いたけど………本当?」
困惑気味に、見上げ……
『私も…そのように聞いてるよ。 でも…だからこそ、貴女達の御両親に頼まれていた私が、貴女達姉妹を引き取ったの。』
「お母さん達に、私達の事を頼まれてた………って、なんで?(首をコテン)」
『(コクリ)うん、〝事故〟前にね…?「私達に何か逢った時は、呉々も………」って、お願いされてたの…。 (宮野夫妻の死亡は、例え〝偽装〟だとしても………子供達に、“黒の組織”の目が光って居るのは…事実。
宮野夫妻と警察庁への繋ぎは、時期を見てするしかないなぁ…。)』
「じゃあ、お母さん達の事……もっともっと、教えて!!」
『うん、良いよ。 私が話せる範囲でだけど、それで良いなら……幾らでも。フフッ……。』
「ありがとう、雪姉ちゃん!! 私が今より大きくなったら、志保にも話して聴かせて上げるの!!(パァ…)」
『フフッ、そっか。 志保ちゃんもきっと、喜ぶと思うよ?(ニコッ)』
「うん!!」
満面の笑顔
ー講して、穏やかに過ごす日々が続いて行くのだった。ー
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