〈第2章〉黒色の中でも、希望の光を…
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~宮野夫妻の救済作戦から……時間を遡る事、2日前~
ー“黒の組織”・アジト とある一室にてー
『宮野御夫妻の子供達の件ですが……。 彼らの子供達は、私が引き取って育てます!』
「アニス……。貴女、本気?」
『ベル……。 私は、この子達の両親から「呉々も…」と、頼まれているし…それでなくとも、親の居ない孤児には出来ない…。
だから、私が親代わりとして育てます。
……組織に反対されようが、関係ありません。子供達の事を考えた上で、組織に提案してるんですから。
冗談でこんな事…言うとでも?』
「ハァ…。貴女の目を見れば、本気だって事位…私にも分かるわよ。
でも、マッドサイエンティストとヘルエンジェルの子供達よ?
何れは、姉妹のどちらかがコードネーム持ちになる可能性が高い……。 分かっているの?
貴女自身にも、監視が付く上に…付いたとしても最低限は必要不可欠よ?」
『分かってる。 だからこそ、こうやって話し合いをして居るのでしょ?』
「そうね……。
ボス、彼女の意思が此れ程に強いとなれば………反対をすれば却って、良くない方向に向く可能性もあります。
組織としては、彼女の意思を尊重すべき…かと思います……。」
〔ベルモットの意見も一理ある…。
ならば、アニス………。
この件は一切、君に任せる。 緊急及び此方からの命令の場合を除き、普通に生活して構わない…。
但し、必要最低限の監視及び報告は……逐一行う事が条件だ…。 我々の組織の一員である事を努々、忘れる事の無きようにな。
以上だ。〕
『承知致しました。(ペコリ)』
「ボスが、貴女に全てを一任するの……初めてじゃないかしら…?
それでなくとも、組織にそれだけ…信頼されているから……かしらね。 アニス?」
『信用なら兎も角……信頼されているのなら、嬉しいけど……。
この信頼を損ないよう、頑張って行くしかないよ。(苦笑)』
「そうね。」
* * * *
ーとある高層マンションー
キッ、ガチャガチャ…バタンッ
『さっ! 着いたよ、明美ちゃん。
お部屋に行こうか。』
「うん、志保も一緒?」
『うん。 志保ちゃんも一緒だから、大丈夫。』
「(パァ……)わぁ、志保も一緒! やったぁ!!」
『フフッ。 さぁ、志保ちゃんも一緒にお部屋に行こうね?』
「きゃっ、きゃっ!(ニコニコ)」
『クスッ。(人見知りを心配していたけれど……大丈夫そう見たい。)』
「ねぇねぇ、雪お姉さん!」
目線を合わす為に、しゃがみ…
『明美ちゃん、私の事は……〝雪姉さん〟とか〝雪姉ちゃん〟で良いよ?』
「本当っ?! う~ん、なら……雪姉ちゃんにする! 良い?」
『うん、良いよ。 私の事は、単なる親代わりって訳じゃなくて……〝もう一人の姉〟って、思ってくれたら…嬉しいな。(ニコッ)』
「〝もう一人の姉〟?(首をコテン)」
『そう。(コクリ)』
「お父さんとお母さん…。それに、私と志保…私の上に〝もう一人の姉〟……?」
指を一本ずつ曲げながら…雪菜の方をチラッ……。
「……っ!!(パァ……) 私のお姉ちゃんになってくれるのっ?!」
『そうだよ? ……とは、言っても志保ちゃんの〝お姉ちゃん〟…って事にも、当てはまるけどね……?(苦笑)』
「(首をブンブン)ううん、それでも良いの!!
私達……姉妹“だけ”の……………………………、明美と志保“だけ”の……お姉ちゃんだもの!!」
ガバッ
『わっ……と?! フフッ。 そうだよ?
貴女達“だけ”のお姉ちゃんだからね……。』
頭をナデナデ
「えへへ……。(照)」
『さっ、体が冷えない内に……部屋へ行こうか。』
「うん!!」
お互い、手をニギッと…
ー講して、宮野夫妻の子供達とも……仲良く成って行き、一緒に生活して行く雪菜なのだった。
この時、宮野夫妻の姉妹は……
明美:7歳 志保:0歳頃だった。ー
* * * *
ー“黒の組織”・アジト とある一室にてー
『宮野御夫妻の子供達の件ですが……。 彼らの子供達は、私が引き取って育てます!』
「アニス……。貴女、本気?」
『ベル……。 私は、この子達の両親から「呉々も…」と、頼まれているし…それでなくとも、親の居ない孤児には出来ない…。
だから、私が親代わりとして育てます。
……組織に反対されようが、関係ありません。子供達の事を考えた上で、組織に提案してるんですから。
冗談でこんな事…言うとでも?』
「ハァ…。貴女の目を見れば、本気だって事位…私にも分かるわよ。
でも、マッドサイエンティストとヘルエンジェルの子供達よ?
何れは、姉妹のどちらかがコードネーム持ちになる可能性が高い……。 分かっているの?
貴女自身にも、監視が付く上に…付いたとしても最低限は必要不可欠よ?」
『分かってる。 だからこそ、こうやって話し合いをして居るのでしょ?』
「そうね……。
ボス、彼女の意思が此れ程に強いとなれば………反対をすれば却って、良くない方向に向く可能性もあります。
組織としては、彼女の意思を尊重すべき…かと思います……。」
〔ベルモットの意見も一理ある…。
ならば、アニス………。
この件は一切、君に任せる。 緊急及び此方からの命令の場合を除き、普通に生活して構わない…。
但し、必要最低限の監視及び報告は……逐一行う事が条件だ…。 我々の組織の一員である事を努々、忘れる事の無きようにな。
以上だ。〕
『承知致しました。(ペコリ)』
「ボスが、貴女に全てを一任するの……初めてじゃないかしら…?
それでなくとも、組織にそれだけ…信頼されているから……かしらね。 アニス?」
『信用なら兎も角……信頼されているのなら、嬉しいけど……。
この信頼を損ないよう、頑張って行くしかないよ。(苦笑)』
「そうね。」
* * * *
ーとある高層マンションー
キッ、ガチャガチャ…バタンッ
『さっ! 着いたよ、明美ちゃん。
お部屋に行こうか。』
「うん、志保も一緒?」
『うん。 志保ちゃんも一緒だから、大丈夫。』
「(パァ……)わぁ、志保も一緒! やったぁ!!」
『フフッ。 さぁ、志保ちゃんも一緒にお部屋に行こうね?』
「きゃっ、きゃっ!(ニコニコ)」
『クスッ。(人見知りを心配していたけれど……大丈夫そう見たい。)』
「ねぇねぇ、雪お姉さん!」
目線を合わす為に、しゃがみ…
『明美ちゃん、私の事は……〝雪姉さん〟とか〝雪姉ちゃん〟で良いよ?』
「本当っ?! う~ん、なら……雪姉ちゃんにする! 良い?」
『うん、良いよ。 私の事は、単なる親代わりって訳じゃなくて……〝もう一人の姉〟って、思ってくれたら…嬉しいな。(ニコッ)』
「〝もう一人の姉〟?(首をコテン)」
『そう。(コクリ)』
「お父さんとお母さん…。それに、私と志保…私の上に〝もう一人の姉〟……?」
指を一本ずつ曲げながら…雪菜の方をチラッ……。
「……っ!!(パァ……) 私のお姉ちゃんになってくれるのっ?!」
『そうだよ? ……とは、言っても志保ちゃんの〝お姉ちゃん〟…って事にも、当てはまるけどね……?(苦笑)』
「(首をブンブン)ううん、それでも良いの!!
私達……姉妹“だけ”の……………………………、明美と志保“だけ”の……お姉ちゃんだもの!!」
ガバッ
『わっ……と?! フフッ。 そうだよ?
貴女達“だけ”のお姉ちゃんだからね……。』
頭をナデナデ
「えへへ……。(照)」
『さっ、体が冷えない内に……部屋へ行こうか。』
「うん!!」
お互い、手をニギッと…
ー講して、宮野夫妻の子供達とも……仲良く成って行き、一緒に生活して行く雪菜なのだった。
この時、宮野夫妻の姉妹は……
明美:7歳 志保:0歳頃だった。ー
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