Disce gaudere.
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「……あー」
何か言葉を発しようとして考えた末、出てきたのは間抜けな単語だった。けれど、先ほどの空気が少しだけ変わった。
「……あのねぇ、いくら俺でもこんな小さな幼女に手を出さないよ」
フランスが苦笑しながらそう言った。
「お前なぁ、俺が言いたいのはそういう――――」
そこであたしはイギリスと目が合った。驚きと悲しさが入り混じった表情。
「……いぎりしゅ?」
そして何か言いたそうな顔。けれどその言葉をぐっと飲み込む。一瞬の間。波の音と鳥の囀り。イギリスは深くため息を吐いた。
「……変態のお前なら、やりかねないと思ってな」
「おいおい、それ前から思ってたんだが、お前には負けると思うぞ」
「ふざけんなっ、お前に言われたくねぇよ!」
また、最初に出会った時のような空気。声を荒げて互いに不満を言い合っている。けれど、先ほどの空気とは全く違う。
「うるさいっ、俺は紳士っていう言葉が似合うだろ!」
「おいおい、一つ単語が抜けてるぞ。変態紳士」
――――うん、楽しい。
何か言葉を発しようとして考えた末、出てきたのは間抜けな単語だった。けれど、先ほどの空気が少しだけ変わった。
「……あのねぇ、いくら俺でもこんな小さな幼女に手を出さないよ」
フランスが苦笑しながらそう言った。
「お前なぁ、俺が言いたいのはそういう――――」
そこであたしはイギリスと目が合った。驚きと悲しさが入り混じった表情。
「……いぎりしゅ?」
そして何か言いたそうな顔。けれどその言葉をぐっと飲み込む。一瞬の間。波の音と鳥の囀り。イギリスは深くため息を吐いた。
「……変態のお前なら、やりかねないと思ってな」
「おいおい、それ前から思ってたんだが、お前には負けると思うぞ」
「ふざけんなっ、お前に言われたくねぇよ!」
また、最初に出会った時のような空気。声を荒げて互いに不満を言い合っている。けれど、先ほどの空気とは全く違う。
「うるさいっ、俺は紳士っていう言葉が似合うだろ!」
「おいおい、一つ単語が抜けてるぞ。変態紳士」
――――うん、楽しい。