Amicitiae nostrae memoriam spero sempiternam fore.
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「たのしー!」
「うん、俺も楽しい!」
あたしの言葉にアメリカは笑う。
「……お前ら、一体何なんだよ……」
けれどそんなあたし達とは対照的に、ボロボロで疲労困憊のイギリス。
「おいっ、アメリカ!!今度からアメリカンバッファローと遊ぶの禁止な」
「えぇっ!?酷いよ、イギリス!」
イギリスの提案に抗議をするアメリカ。
「うるさい、俺が決めたんだから言う事聞けよ。ほらっ、お前らも遊び疲れただろ。晩飯にするぞ」
そんな抗議の言葉を無視し、あたしとアメリカの手を握った。イギリスの右手にはアメリカ、左手にはあたし。二人とも歩幅はあたしに合わせてゆっくりと歩く。
「ねぇ、イギリス。兄妹が増えるのって楽しいね」
アメリカがポツリと呟いた。
「……あぁ、うん、まぁ、そうだな」
その言葉に、数秒遅れてイギリスが答える。違和感を感じ、イギリスを見上げると、その顔は赤みを帯びていた。
「ん?どうした、パトリア?」
そんなあたしに気付いて足を止める二人。
「……あか」
「うん?あぁ、空か」
あたしが言った言葉を別の意味で捉えられる。けれど、イギリスの言う通り空は夕日で真っ赤に染まっていた。
「きれー」
「あぁ、そうだな」
あたし達はそう言って空を見上げる。
「何かこうやって三人で見ると、普段と全然違って見えるね」
「……あぁ、そうだな。」
アメリカもイギリスも、何故かあたしには寂しそうな表情に見えた。
「パトリア、今日は楽しかったかい?」
その表情を隠すように笑い、アメリカが問いかける。
「うん、たのしー」
楽しかった今日の一日の事を思い出し、あたしは自然と笑みが零れた。
「また、あそぼー」
あたしの言葉に二人は何も言わずに笑う。けれど、先ほどと同じでその笑顔はどこか寂しそうに見える。何かあたしは不味い事でも言ったのか少し不安になってきた。
一瞬の静寂。けれどそれはあたしに駆け寄ったアメリカが打ち破った。
「うん、そうだね……またっ、また一緒に遊ぼうっ!約束だ、今度は俺が遊びに行くから!」
アメリカはあたしを抱き上げ、頭を何回も撫でる。そんなあたし達にイギリスは何も話しかけない。
「――――また、こうやって三人でこの空を眺めような」
ただ地平線に沈み行く夕日を眺めながら、小さく呟いたのだ。
「うん、俺も楽しい!」
あたしの言葉にアメリカは笑う。
「……お前ら、一体何なんだよ……」
けれどそんなあたし達とは対照的に、ボロボロで疲労困憊のイギリス。
「おいっ、アメリカ!!今度からアメリカンバッファローと遊ぶの禁止な」
「えぇっ!?酷いよ、イギリス!」
イギリスの提案に抗議をするアメリカ。
「うるさい、俺が決めたんだから言う事聞けよ。ほらっ、お前らも遊び疲れただろ。晩飯にするぞ」
そんな抗議の言葉を無視し、あたしとアメリカの手を握った。イギリスの右手にはアメリカ、左手にはあたし。二人とも歩幅はあたしに合わせてゆっくりと歩く。
「ねぇ、イギリス。兄妹が増えるのって楽しいね」
アメリカがポツリと呟いた。
「……あぁ、うん、まぁ、そうだな」
その言葉に、数秒遅れてイギリスが答える。違和感を感じ、イギリスを見上げると、その顔は赤みを帯びていた。
「ん?どうした、パトリア?」
そんなあたしに気付いて足を止める二人。
「……あか」
「うん?あぁ、空か」
あたしが言った言葉を別の意味で捉えられる。けれど、イギリスの言う通り空は夕日で真っ赤に染まっていた。
「きれー」
「あぁ、そうだな」
あたし達はそう言って空を見上げる。
「何かこうやって三人で見ると、普段と全然違って見えるね」
「……あぁ、そうだな。」
アメリカもイギリスも、何故かあたしには寂しそうな表情に見えた。
「パトリア、今日は楽しかったかい?」
その表情を隠すように笑い、アメリカが問いかける。
「うん、たのしー」
楽しかった今日の一日の事を思い出し、あたしは自然と笑みが零れた。
「また、あそぼー」
あたしの言葉に二人は何も言わずに笑う。けれど、先ほどと同じでその笑顔はどこか寂しそうに見える。何かあたしは不味い事でも言ったのか少し不安になってきた。
一瞬の静寂。けれどそれはあたしに駆け寄ったアメリカが打ち破った。
「うん、そうだね……またっ、また一緒に遊ぼうっ!約束だ、今度は俺が遊びに行くから!」
アメリカはあたしを抱き上げ、頭を何回も撫でる。そんなあたし達にイギリスは何も話しかけない。
「――――また、こうやって三人でこの空を眺めような」
ただ地平線に沈み行く夕日を眺めながら、小さく呟いたのだ。