Fortuna adversa virum magnae sapientiae non terret
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深刻そうな表情を浮かべた数人の男性。皆、あたしの国で重要なポジションに当たる人間ばかりだ。
「ひがいそーがくはかなりのりょーだね」
あたしは提出された用紙に目を通しながら、口を開いた。
「個人で対処出来る範疇を超えてしまいました」
そう言ったのは島で一番大きな貿易商。
「正直な所、市民の不安も日々増えていくばかりです」
次に口を開いたのは警察のトップ。
「イギリスさんにお願いをしては貰えないでしょうか?」
そして最後に口を開いたのは市長。周りの人間も彼らの言葉に同調する。そりゃそうだ、こんな事件は誰一人として得はしないのだから。自体は一刻を争うものだ。
「かいぞくたいじをしてくれ……イギリスがうごいてくれるかな?」