Liberae sunt nostrae cogitationes.
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「いやぁ、お待たせ!!久し――――げ!?」
「おう、久しぶりだな」
心底嫌そうな表情を浮かべたフランス。それに対してイギリスは澄ました顔だ。
「なんでお前がいるんだよ」
「ふらんしゅ、ひさしぶりー」
「パトリア、久しぶりだな。はい、これはプレゼントだ」
あたしに小包を渡し、正面のソファに座るフランス。
「おいおい、買収するなよ。まっ、俺のパトリアは物に釣られる様な奴じゃないけどな」
「俺の、パトリアねぇ……ていうか、お兄さんが呼んだのはパトリアなんだけど」
「……だからそれも踏まえて話をしようと思ってな」
少し声のトーンを落としたイギリスは、キッとフランスを睨みつける。
「何でお前の所と貿易しなきゃなんねぇんだよ。」
「だから俺はお前とじゃなくて、パトリアとそれについて会議をするつもりなんだけど」
「ふざけんなっ、ワイン野郎!」
イギリスは勢いよく立ち上がって怒鳴り散らす。あたしは最早見慣れてしまった光景に呆れつつ、先程貰った小包のリボンを解く。
「パトリアはイギリス領だぞ、俺が決める」
「いくらお前が圧力を掛けようが、最終的な決定権はパトリア自身だろ」
「はっ、パトリアが俺とお前のどっちを選ぶか分かってんだろ」
小包の中に入っていたのは見た事の無い形をした物。色はカラフルでどれもバラバラ。これは一体何なのか?
「あー、それはマカロンって言うお菓子だ。イタリアから教えて貰ったレシピを俺の所でアレンジしてみたんだよ」
あたしの訝しげな表情に気付いたのか、フランスが説明をする。今まで見た事ない奇抜な色と形。フランスの言葉を信じ、あたしは恐る恐るそれを口にする。思った以上に軽い食感。ホロリと崩れ、口の中であっという間に溶けて行く。それと同時に広がったアーモンドの甘さ。
「どう?美味しい?」
優しく問い掛けてくるフランスに、あたしは何度も頷く。
「ならお兄さんの所に来れば、それが毎日食べれるよ」
「いく――――ふがっ!」
「おう、久しぶりだな」
心底嫌そうな表情を浮かべたフランス。それに対してイギリスは澄ました顔だ。
「なんでお前がいるんだよ」
「ふらんしゅ、ひさしぶりー」
「パトリア、久しぶりだな。はい、これはプレゼントだ」
あたしに小包を渡し、正面のソファに座るフランス。
「おいおい、買収するなよ。まっ、俺のパトリアは物に釣られる様な奴じゃないけどな」
「俺の、パトリアねぇ……ていうか、お兄さんが呼んだのはパトリアなんだけど」
「……だからそれも踏まえて話をしようと思ってな」
少し声のトーンを落としたイギリスは、キッとフランスを睨みつける。
「何でお前の所と貿易しなきゃなんねぇんだよ。」
「だから俺はお前とじゃなくて、パトリアとそれについて会議をするつもりなんだけど」
「ふざけんなっ、ワイン野郎!」
イギリスは勢いよく立ち上がって怒鳴り散らす。あたしは最早見慣れてしまった光景に呆れつつ、先程貰った小包のリボンを解く。
「パトリアはイギリス領だぞ、俺が決める」
「いくらお前が圧力を掛けようが、最終的な決定権はパトリア自身だろ」
「はっ、パトリアが俺とお前のどっちを選ぶか分かってんだろ」
小包の中に入っていたのは見た事の無い形をした物。色はカラフルでどれもバラバラ。これは一体何なのか?
「あー、それはマカロンって言うお菓子だ。イタリアから教えて貰ったレシピを俺の所でアレンジしてみたんだよ」
あたしの訝しげな表情に気付いたのか、フランスが説明をする。今まで見た事ない奇抜な色と形。フランスの言葉を信じ、あたしは恐る恐るそれを口にする。思った以上に軽い食感。ホロリと崩れ、口の中であっという間に溶けて行く。それと同時に広がったアーモンドの甘さ。
「どう?美味しい?」
優しく問い掛けてくるフランスに、あたしは何度も頷く。
「ならお兄さんの所に来れば、それが毎日食べれるよ」
「いく――――ふがっ!」