Navigare necesse est.
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「……うー」
「唸ってもダメだ。しばらく外出禁止」
帰りの船でイギリスにこってりと説教をされる。
「今やあんな調子だけどあいつだって昔はなぁ……」
そこでグッと口を紡ぐイギリス。
「……とりあえず、しばらくは禁止。分かったな!」
言いたい事を押し留め、話を無理やり終わらせた。けれどあたしの報告は終わってはいない。
「いぎりしゅ。やく――――」
「はいはい、好きに言ってろ」
あたしの言葉を聞き流すイギリス。
「……うー。いぎりしゅあたしのはなしきくのー」
「はいはい、聞いてますよー」
そう言いながらも、こっちは一切見ようとはしない。その態度にあたしはムッとしてしまう。
「……しゅぺいんからふねのつくりかたおしえてもらったの」
「はいはい、どうぞどうぞお好きに――――って、は?」
ピタリと彼の動きが止まった。
「あと、こんどあたしのいえにあそびくるの」
「……はぁぁあっ!?お前何言ってんだ!?」
先ほどの余裕の表情とは打って変わって、必死の表情のイギリス。
「……これって、がいこー?」
それがあたしの初めての外交だった。
「唸ってもダメだ。しばらく外出禁止」
帰りの船でイギリスにこってりと説教をされる。
「今やあんな調子だけどあいつだって昔はなぁ……」
そこでグッと口を紡ぐイギリス。
「……とりあえず、しばらくは禁止。分かったな!」
言いたい事を押し留め、話を無理やり終わらせた。けれどあたしの報告は終わってはいない。
「いぎりしゅ。やく――――」
「はいはい、好きに言ってろ」
あたしの言葉を聞き流すイギリス。
「……うー。いぎりしゅあたしのはなしきくのー」
「はいはい、聞いてますよー」
そう言いながらも、こっちは一切見ようとはしない。その態度にあたしはムッとしてしまう。
「……しゅぺいんからふねのつくりかたおしえてもらったの」
「はいはい、どうぞどうぞお好きに――――って、は?」
ピタリと彼の動きが止まった。
「あと、こんどあたしのいえにあそびくるの」
「……はぁぁあっ!?お前何言ってんだ!?」
先ほどの余裕の表情とは打って変わって、必死の表情のイギリス。
「……これって、がいこー?」
それがあたしの初めての外交だった。