潮江文次郎
夢小説設定
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「まぁまぁ、潮江先輩……落ち着いて下さい。」
一分以上続いた揺さぶりに、グロッキーなあたし。その様子を見かねた三木が声を掛ける。
「このまま続けてしまいますと、千代先輩が……」
「ん、まぁ、そうだな……」
潮江先輩が手を離すと、あたしはその場に崩れ落ちる。
「……うっ、やばい、吐きそう……」
「気合が足りん、気合が!そもそもお前が原因だろう!」
確かにそうだけれども、吐きそうな事は変わりない。大きく深呼吸をして、調子を整える。
「てか、なんで分かったんですか?匂いとか味とか上手く隠せたと思ったんですけど」
「匂いとか味じゃない無い、お前の視線だ。」
潮江先輩の言葉の意味が理解出来ない。
「俺が湯呑を手に取ってから飲んでる最中まで、真剣な表情だったんだよ」
「真剣な表情しただけでばれるとか、なんかもう……最悪です」
「最悪なのはこっちだっ、バカタレ!」
烈火のごとく怒る潮江先輩を再度三木が宥める。
「とりあえず、落ち着いて下さい。そもそも千代先輩も何を飲ませたんですか?」
三木の言葉にあたしは考える。昨日の勢いで作ってみたが、この薬は一体何なのか?いまいちあたしもはっきりとした答えが出てこない。一番近い物を例えるならば――――
「うーん……惚れ薬?」
一分以上続いた揺さぶりに、グロッキーなあたし。その様子を見かねた三木が声を掛ける。
「このまま続けてしまいますと、千代先輩が……」
「ん、まぁ、そうだな……」
潮江先輩が手を離すと、あたしはその場に崩れ落ちる。
「……うっ、やばい、吐きそう……」
「気合が足りん、気合が!そもそもお前が原因だろう!」
確かにそうだけれども、吐きそうな事は変わりない。大きく深呼吸をして、調子を整える。
「てか、なんで分かったんですか?匂いとか味とか上手く隠せたと思ったんですけど」
「匂いとか味じゃない無い、お前の視線だ。」
潮江先輩の言葉の意味が理解出来ない。
「俺が湯呑を手に取ってから飲んでる最中まで、真剣な表情だったんだよ」
「真剣な表情しただけでばれるとか、なんかもう……最悪です」
「最悪なのはこっちだっ、バカタレ!」
烈火のごとく怒る潮江先輩を再度三木が宥める。
「とりあえず、落ち着いて下さい。そもそも千代先輩も何を飲ませたんですか?」
三木の言葉にあたしは考える。昨日の勢いで作ってみたが、この薬は一体何なのか?いまいちあたしもはっきりとした答えが出てこない。一番近い物を例えるならば――――
「うーん……惚れ薬?」