5・6年生
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「その話、私も気になるぞ!!」
『――――げっ、七松先輩!?』
突然の大声。
「おいおい、なんだその反応は」
笑う七松先輩に対して、あたし達の表情は一気に強張る。八なんか強張るどころか、引きつっている。
「私もそれは気になるな」
食堂の入り口に立つ七松先輩の後ろから、立花先輩が姿を見せた。
「あいつ何があったか言わねぇからな」
「……確かに」
「そうだよねぇ、一体何があったの?」
それに引き続き、潮江先輩、中在家先輩、伊作先輩が続々と姿を現した。けれどその中に食満先輩の姿は見えない。
「先輩方も昼食ですか。食満先輩の姿が見えませんが……」
「留三郎なら演習後の用具チェックを終わらせてから来るぞ」
兵助の言葉に七松先輩は答える。そして普段は一緒に昼食を取らない先輩達が、あたし達の直ぐ隣の席へと腰を掛ける。あっ、五年生達の表情が本当に嫌そうだ。
「だから、今のうちに聞いとかねぇとな。おい、望月、何をしたんだ?」
「食満先輩は何があったのか言わないんですか?」
潮江先輩の言葉にあたしは問い返す。
「そうなんだよね。何を言っても答えくれないんだよね」
「だから気になる。とっとと、答えろ、望月」
伊作先輩の言葉に立花先輩が続けるようにして話しをする。最早それは命令形だ。
「えー、嫌ですよ。食満先輩が言わない事をあたしが勝手に言ったら怒られるじゃないですか」
『――――げっ、七松先輩!?』
突然の大声。
「おいおい、なんだその反応は」
笑う七松先輩に対して、あたし達の表情は一気に強張る。八なんか強張るどころか、引きつっている。
「私もそれは気になるな」
食堂の入り口に立つ七松先輩の後ろから、立花先輩が姿を見せた。
「あいつ何があったか言わねぇからな」
「……確かに」
「そうだよねぇ、一体何があったの?」
それに引き続き、潮江先輩、中在家先輩、伊作先輩が続々と姿を現した。けれどその中に食満先輩の姿は見えない。
「先輩方も昼食ですか。食満先輩の姿が見えませんが……」
「留三郎なら演習後の用具チェックを終わらせてから来るぞ」
兵助の言葉に七松先輩は答える。そして普段は一緒に昼食を取らない先輩達が、あたし達の直ぐ隣の席へと腰を掛ける。あっ、五年生達の表情が本当に嫌そうだ。
「だから、今のうちに聞いとかねぇとな。おい、望月、何をしたんだ?」
「食満先輩は何があったのか言わないんですか?」
潮江先輩の言葉にあたしは問い返す。
「そうなんだよね。何を言っても答えくれないんだよね」
「だから気になる。とっとと、答えろ、望月」
伊作先輩の言葉に立花先輩が続けるようにして話しをする。最早それは命令形だ。
「えー、嫌ですよ。食満先輩が言わない事をあたしが勝手に言ったら怒られるじゃないですか」