食満留三郎
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食満先輩の性格からして、いくら敵でも女に手を上げるのは躊躇するタイプだろう。だから相手が千代だと加減はする。もちろん千代もそこを読んで、食満先輩を希望したのであろう。別に七松先輩が加減をしていない訳ではないが、あの人の加減は加減になっていないだけである。本人が加減したつもりになっているだけに性質悪い。そして、七松先輩と食満先輩の違いはもう一つある。七松先輩は後輩相手に出来ているかどうかは置いといて、一応加減はする。けれどこの人は忍たまの五年相手に加減をする気はないだろう。現に今も凄く楽しそうに殺気を放ってくる。
「うわー、八左ヱ門も大変だな」
のほほーんとした声の方向に視線を向けると、そこには兵助。どうやら三郎と一緒に見学に来たのであろう。二人は立花先輩から凄い目で睨まれている。
「ギャラリーが増えたみたいだな」
確かに今いるのは俺達のグループを除いた五、六年生全員だ。
「まぁ、とっとと始めようぜ」
軽い調子の言葉と同時に一気に間合いを詰める食満先輩。俺は横に飛び退き、先ほどいた位置に向かって微塵を振り下ろす。
「―――そっちじゃねぇよ」
上から聞こえる声と同時に迫る鉄双節棍。
「うわー、八左ヱ門も大変だな」
のほほーんとした声の方向に視線を向けると、そこには兵助。どうやら三郎と一緒に見学に来たのであろう。二人は立花先輩から凄い目で睨まれている。
「ギャラリーが増えたみたいだな」
確かに今いるのは俺達のグループを除いた五、六年生全員だ。
「まぁ、とっとと始めようぜ」
軽い調子の言葉と同時に一気に間合いを詰める食満先輩。俺は横に飛び退き、先ほどいた位置に向かって微塵を振り下ろす。
「―――そっちじゃねぇよ」
上から聞こえる声と同時に迫る鉄双節棍。