食満留三郎
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「――――ああぁっ、どこにいるんだよ、食満先輩はっ!!」
歩き疲れた八は廊下の縁に腰を降ろす。
「いやぁ、確かにターゲットが見付からないと話にならないよね……」
あたしもつられてその場に座り込む。これじゃぁ、絵巻物を奪う奪わない以前の問題だ。けれど時が止まる訳でも無く、残り時間も最早一刻程である。
「おいおい、お前ら何やってんだよ」
『三郎!?』
突然の声にあたし達は驚く。そこにいたのは三郎と兵助。そして兵助の手には絵巻物が握られていた。
「お前らこそもう絵巻物を手に入れやがって……どうだった?」
「私を誰だと思ってるんだ、余裕だよ」
涼しい顔で言う三郎に、あたしと八は言葉が詰まる。なにせこちらはまだターゲットすら見つけられていないのだ。
「そっちの標的は誰なの??」
「は組の二人だよ。」
兵助の問いにあたしは答えるが、二人とも眉を潜めた。
「ん、どうかしたのか?」
変な反応をした二人に、今度は八が問い返す。
「いや、私達の標的が立花先輩と―――」
三郎の答えに、隣では兵助が絵巻物を開く。でかでかと描かれたトイレットペーパーに、あたし達はポカンとする。
「善法寺先輩だったんだよ」
歩き疲れた八は廊下の縁に腰を降ろす。
「いやぁ、確かにターゲットが見付からないと話にならないよね……」
あたしもつられてその場に座り込む。これじゃぁ、絵巻物を奪う奪わない以前の問題だ。けれど時が止まる訳でも無く、残り時間も最早一刻程である。
「おいおい、お前ら何やってんだよ」
『三郎!?』
突然の声にあたし達は驚く。そこにいたのは三郎と兵助。そして兵助の手には絵巻物が握られていた。
「お前らこそもう絵巻物を手に入れやがって……どうだった?」
「私を誰だと思ってるんだ、余裕だよ」
涼しい顔で言う三郎に、あたしと八は言葉が詰まる。なにせこちらはまだターゲットすら見つけられていないのだ。
「そっちの標的は誰なの??」
「は組の二人だよ。」
兵助の問いにあたしは答えるが、二人とも眉を潜めた。
「ん、どうかしたのか?」
変な反応をした二人に、今度は八が問い返す。
「いや、私達の標的が立花先輩と―――」
三郎の答えに、隣では兵助が絵巻物を開く。でかでかと描かれたトイレットペーパーに、あたし達はポカンとする。
「善法寺先輩だったんだよ」