食満留三郎
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「おっ、俺の相方は千代か!」
手に持った紙をヒラヒラさせるのは八だった。
「いやぁ、今回の組み分けは新しいね。雷蔵と勘右衛門、三郎と兵助、あたしと八。これは初めてじゃない?」
「確かに、ちょっと面白そうだな。でもよ、俺達の相手があひるさん組だってよ」
紙に書かれたあひるの絵を見て、笑いながら八は言った。
「それって絶対食満先輩のチームだよね。多分伊作先輩とセット……は組かな?」
「まぁ、他のメンバーに比べたらやり易いんじゃね?」
八の言葉にあたしは頷く。別には組のメンバーを馬鹿している訳では無く、食満先輩も伊作先輩も忍びとして尊敬している。けれど対戦相手と考える場合、い組ろ組と比べれば当たりと言われるだろう。
「よしっ、お前ら全員くじを引き終わったな!」
木下先生の声にあたし達はおしゃべりを中断する。
「それではもう一度説明するぞ!今作った二人組で協力し合い、六年生から絵巻物を奪うのだ。もちろん相手も二人組、そのどちらが絵巻物を持っておるかは分からん」
「質問です。その絵巻物に書かれている絵は何か意味があるのでしょうか?」
「うむ、良い質問だな。その絵は一年生達がその二人組のどちらか一方をイメージして描き上げた絵だ。捨てるのも勿体無くて、再利用という訳だな。まぁ、そこから相手を予想する事も授業の一環だと思ってくれ」
雷蔵の質問に木下先生が答える。
「相手は上級生、絵巻物がお前達の手に入った時点で勝敗は決まる。時間は夜半まで。以上質問が無いのであれば、解散!」
手に持った紙をヒラヒラさせるのは八だった。
「いやぁ、今回の組み分けは新しいね。雷蔵と勘右衛門、三郎と兵助、あたしと八。これは初めてじゃない?」
「確かに、ちょっと面白そうだな。でもよ、俺達の相手があひるさん組だってよ」
紙に書かれたあひるの絵を見て、笑いながら八は言った。
「それって絶対食満先輩のチームだよね。多分伊作先輩とセット……は組かな?」
「まぁ、他のメンバーに比べたらやり易いんじゃね?」
八の言葉にあたしは頷く。別には組のメンバーを馬鹿している訳では無く、食満先輩も伊作先輩も忍びとして尊敬している。けれど対戦相手と考える場合、い組ろ組と比べれば当たりと言われるだろう。
「よしっ、お前ら全員くじを引き終わったな!」
木下先生の声にあたし達はおしゃべりを中断する。
「それではもう一度説明するぞ!今作った二人組で協力し合い、六年生から絵巻物を奪うのだ。もちろん相手も二人組、そのどちらが絵巻物を持っておるかは分からん」
「質問です。その絵巻物に書かれている絵は何か意味があるのでしょうか?」
「うむ、良い質問だな。その絵は一年生達がその二人組のどちらか一方をイメージして描き上げた絵だ。捨てるのも勿体無くて、再利用という訳だな。まぁ、そこから相手を予想する事も授業の一環だと思ってくれ」
雷蔵の質問に木下先生が答える。
「相手は上級生、絵巻物がお前達の手に入った時点で勝敗は決まる。時間は夜半まで。以上質問が無いのであれば、解散!」