第2章 初めての任務

アクアラウスに到着し、佐吉は都市の衛兵に詳細を話した。
衛兵A「貴方達がアカデミー調査隊ですね!ようこそ、アクアラウスへ!」
衛兵B「市長トレドは都市の中央にありますトレドの館で仕事をしています!これから自分が案内しますので実働部隊皆様、私について来てくださいっ!」
佐吉「では、実働部隊以外は一時解散し、可能なら異変など情報を集めてくれ!」
「了解!」
9番隊は一時解散し情報収集を始め、佐吉達はトレドの館に招かれることになった。

―トレドの館 市長室
コンコンッ
トレド「開いてるよ、さあさ入って。」
市長室には高身長の糸目な男が座っていた。
トレド「ようこそお越し下さった、私がアクアラウス市長、トレド・メルカトールや。よろしう。」
とても訛りのある喋りでこう続けた。
トレド「ああ、この喋りある町で気に入って以来ずっと続けているんや。聞き取りにくいこともあるかもしれへんけど、堪忍な。」
トレド「じゃあ、立ち話も何ですから、ささ、皆さんこちらに座って…」
トレド「それじゃ、本題に入りましょか。我が都市の異変について…」
佐吉「よろしく、お願いします。」
トレドはこの都市で起こった事を順序立てて説明した。

*―アクアラウスには魔石と呼ばれる石が多く取れるアクアラウス洞窟があり採掘事業を進めていた。その当時はスライムの出没はあるものの、対処できるものだった。
しかし、ある日を境にスライムの数が激化、それこそネズミ算の如く増え続け採掘作業は中止することになった。更に間が悪く盗賊たちが多くなり衛兵でも対処できなくなった。盗賊団はどういう訳かスライムとの共生が出来ているらしく洞窟の中でアジトを作っているという…*

トレド「簡潔に話すとそんな感じや。このままやと貿易にも影響が出て流通が悪くなる…そうなればグラン世界の経済は大打撃や。佐吉はん、頼まれてくれるかな?」
ルーウィス(トレド…温和そうだが、何か腹の先が読めない人だ…)
ウィーサ(何か隠してそうな感じ…ちょっと怖いかも?)
佐吉「ええ…もとより異変解決が我々の仕事です。異変解決後は我々調査団と復興支援を行います。」
トレド「おお!感謝するわ~♪忠助はんが言ってたわーぷ装置?の地点、場所確保しといてあるからそこに建ててもらうわ。」
佐吉「では、異変解決のため、我々全力で任務に当たらせて頂きます。」
トレド「よっしゃ、よろしく頼むで~!あ、そや、皆さん食事まだやろ?」
フィスト「ええ、まだですが…」
トレド「なら、私のおすすめな店があるんやけど…教えたげるわ♪」
3/13ページ
スキ