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一章


此処に来てどのくらい経ったのか
未だに頼りのないものである

私はただ、ただ、、彼の人を、、、、
彼の人にもう一度だけ逢いたいだけなのに


彼等と会ったのは金木犀の香りのする何年も前の秋の頃
懐かしくて哀しくて2人で語った満月の夜を思い出し月を眺めていたあの晩

とても貴方に似ている人に会いました

懐かしい金木犀の香りに包まれながら


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