推し続けていく所存です!【長編】
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※NLに偏っておりますので、主人公は基本的に女性です。
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園内を一通り歩き回り、ひと休みがてら飲食店へ入りテーブルにマップを広げる。
佐「とりあえずぐるっと回ったけど、1日じゃ回りきれないし行きたいところを絞ろうと思いまぁす!……が、その前に飲み物なんか買ってくるから、ちょっとマップ見ててー」
「はーい」
テーブルの上のマップとにらめっこしていると、トントンと肩を叩かれる。振り向くと…誰?ってくらい知らない男の人だったので無視を決め込んだ。
『ちょ、無視しないで?1人ディズニー?一緒にまわらない?』
「……生憎ですが、人を待ってるんで...」
『えー?こんな可愛い子ひとりで待たせるなんて、ろくな奴じゃないと思うんだけどー??』
「はぁ...?」
誰彼構わず声かけるような奴に、推しをろくな奴呼ばわりされ、カチンときて言い返そうとした瞬間、その男にパシャーっと氷が入った水が降り注いだ。
『うっわ!冷てえ!!!?誰だ!?』
男はキョロキョロ周りを見渡すが、怪訝な眼差しを他の客から向けられているだけだった。
『あの、お客様...店内での放水行為は他のお客様のご迷惑になりますので、退店願います。』
『いや、違うって……どっかから勝手に水が……』
『ご冗談を……水が勝手に降ってくるなんてそんな事は有り得ませんので……退店していただけない場合は、迷惑行為として強制退園となりますが……??』
くそっ……とビシャビシャになったまま男は店外へ出ていった。
「…何がしたかったんだろ、あの人……外で水遊びすればいいのに……」
佐「ぷっ……なまえ、最高すぎ……」
いつの間にか飲み物と軽食を持って来た佐久間が、陸の横に立って笑っていた。
佐「お昼前でちょっと混んでてさー...時間かかっちった。アイスティーで良かった?」
「あ、はい。……ん?何で私の好きな飲み物わかったんです?」
佐「フッフッフー……愛のチカラ...かな?」
「ほえー……」
あまり疑いもしないなまえの【推しってスゲェ】の眼差しに耐えきれなくなった佐久間は、頭を少しかいて答えた。
佐「昨日一緒に飲み物買いに行った時、何気に覚えてただけだって……」
「そんな一瞬の事覚えるとか、やっぱ凄いですって。」
佐「あんま褒められると照れるわぁ~」
飲み物と一緒に買ってきたポテトフライを食べ、照れ隠しをする佐久間。
佐「あ、うま!」
「あ、私も食べる!」
佐「ホイ、どうぞー」
目の前に差し出された佐久間が持っているポテトフライ1本。
なまえは迷うことなく、直接パクッと食べた。
特に意図して渡したわけでは無かったが……まさか直接自分の手から食べるとは思っていなかった佐久間は、一瞬目を見開いたあと思わず目を逸らした。
「んーうまっ!!...揚げたてのポテトって、何でこんなに美味しいんですかねー……発明した人天才すぎですわ……」
佐「なまえってさ……それ狙ってやってる?」
「ん?狙撃は別に得意ではないですが?」
佐「いや、こっちの話……もっと食べる?」
「食べます!」
佐「はい、じゃぁ...あーん……」
「あー……ッ...!!?あ、あばばはわっ……!!!え!?あ……まてまてまて…無理…しんどい!あーんはしんどい!」
佐「……マジ?さっき気付いてなかったの……?」
「さっ...き……?」
なまえがさっきの自分の行動を思い出して叫ぶまであと5秒