五条悟の想い人
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「ふわり……高専に来ねぇ?」
「!わ、…たしが?」
なぜかふわりの目が輝いた。俺がふわりと居たくて言ったのに。
「全て俺に任せろ。絶対合格させるから!」
実際全てと言う訳には行かなかった。
そう。夜蛾がいるからだ。
だが。
「すげぇな!ふわり!1発合格なんて!」
「あはは…私さぁ、高専に入るのが夢だったんだぁ」
「え?」
ふわりは、寂しそうな顔で話し始めた。……高専に入りたかった?なんでふわりは高専を知ってる?
「私の両親は…家族は自分の事だけしか考えない、財閥の娘を、能力を利用して自分達に利益を。でもお兄様は違った。私に何もかも教えてくれた。高専の事…能力、戦い方、知識…お兄様も両親に愛されなかった。だから私に同じ思いはさせまいと頑張って愛情を注いでくれた。」
「…」
「お兄様のおかげでここまでこれた…なのに…かけ落ちで殺された。駆けつけた時にはもう手遅れだよ。…幸せになって…欲しかった…お嫁…さ…杏さんにも幸せになって…ほし、かった…私は……家族を…許さないっ…呪術師になろうと頑張ったのは…その力を人の為に使ってやりなさいって兄の遺言状があったから…」
俺は馬鹿だ…ふわりがこんなにも辛いもの背負って高専に入ったのに…一緒に居たいからって理由でここに置こうとした…浮薄だった……
「辛かったな…」
ぽん…
涙目になっているふわりの頭をそっと撫でた。
どうすればいいか分からなかったから。悟の精一杯の慰めだった。
「……!」
ー辛いの辛いの飛んでいけー
ぽん…
頭に置かれた手の温かさが古い記憶を呼び覚ます。
お兄様……
「うっ…」
しばらく。
ふわりは泣いていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
「落ち着いたか?」
「うん」
「案内するわ」
「悟くん 」
「?」
「ありがとう…(にこ)」
ぼっっ!!!!//////
そして、次の日
ふわりの初登校になった。
「!わ、…たしが?」
なぜかふわりの目が輝いた。俺がふわりと居たくて言ったのに。
「全て俺に任せろ。絶対合格させるから!」
実際全てと言う訳には行かなかった。
そう。夜蛾がいるからだ。
だが。
「すげぇな!ふわり!1発合格なんて!」
「あはは…私さぁ、高専に入るのが夢だったんだぁ」
「え?」
ふわりは、寂しそうな顔で話し始めた。……高専に入りたかった?なんでふわりは高専を知ってる?
「私の両親は…家族は自分の事だけしか考えない、財閥の娘を、能力を利用して自分達に利益を。でもお兄様は違った。私に何もかも教えてくれた。高専の事…能力、戦い方、知識…お兄様も両親に愛されなかった。だから私に同じ思いはさせまいと頑張って愛情を注いでくれた。」
「…」
「お兄様のおかげでここまでこれた…なのに…かけ落ちで殺された。駆けつけた時にはもう手遅れだよ。…幸せになって…欲しかった…お嫁…さ…杏さんにも幸せになって…ほし、かった…私は……家族を…許さないっ…呪術師になろうと頑張ったのは…その力を人の為に使ってやりなさいって兄の遺言状があったから…」
俺は馬鹿だ…ふわりがこんなにも辛いもの背負って高専に入ったのに…一緒に居たいからって理由でここに置こうとした…浮薄だった……
「辛かったな…」
ぽん…
涙目になっているふわりの頭をそっと撫でた。
どうすればいいか分からなかったから。悟の精一杯の慰めだった。
「……!」
ー辛いの辛いの飛んでいけー
ぽん…
頭に置かれた手の温かさが古い記憶を呼び覚ます。
お兄様……
「うっ…」
しばらく。
ふわりは泣いていた。
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「落ち着いたか?」
「うん」
「案内するわ」
「悟くん 」
「?」
「ありがとう…(にこ)」
ぼっっ!!!!//////
そして、次の日
ふわりの初登校になった。
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