第1章
夢小説設定
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幸村君のことを見るとあの写真がフラッシュバックして意図的に逃げていた。
そんな中放課後ある教室で、幼馴染達がいる事に気づいた。
月宮家に仕える士族の幼馴染2人。
2年の近衛 恭弥と妹の椿。二人とも軽音部に所属していて、
軽音部の部屋があんまり目立たないため気づかなかった。
逃げ回っている時は軽音部室に匿ってもらっていた。
そして、軽音部に所属している他の生徒とも仲良くなった。
他の生徒が2名。1年の佐々木 凛くんと山田 聡太くん。
仲良くなった流れで私も軽音部に入部することにした。
学校祭で2度発表する事らしいだけだし、ゆる〜く活動しているのが良かった。
何より、幼馴染の恭弥と椿がいることがでかいのだが。
ストレス発散に皆に演奏してもらって私が歌う。この場所は心安らげる場所になった。
そして、幸村君のことを避けてから3日が過ぎた頃。
放課後軽音部で楽器を弄っていたら携帯の通知が。
周助からで“立海の校門前で待っているよ。今日はお泊まりするから、一緒に帰ろう?”のメッセージ
驚いてすぐに電話したら、もう着いたとのこと。
皆に急いで別れを告げて、眼鏡をかけ急いで校門に向かって走る。
そうしてもテニスコートを通ることになるが、気にしないで・・・・・・
なんて思っていたのに、遠くからでも目線は幸村君を見てしまっていた。
近づくにつれ、バレないで・・・なんて願っていたのに、、
美雪が大きな声で「紫陽花〜!またね〜!」なんていうから
走りながら手を振ったらすぐに幸村君に気づかれてしまった。
真っ直ぐ前に向き直ってスピードを少しあげる。
やばい。少し泣きそう。逃げてるのは私が悪い。
でも、どうしても幸村君に顔を向けることができない。酷いことを言っちゃいそう。
それに着信拒否しちゃったし・・・
そんなことを思っていたら校門に周助の姿が見えた。
それだけなのに安心している自分がいる。
怪我していたのに、癖で周助に思いっきり抱き付き挨拶していると
後ろから殺気。黒い大魔王の存在を感じた。
そして、周助も黒い何かを放っている。。。さすが、周助。
周助がすぐ耳元で囁く。その声が、あまり色っぽくて一瞬肩が跳ねる。
「幸村がいるけど、嫌だったら僕を見て」
あぁ、もしかしたら気づいているのかもしれない。脳裏にそんなことが過った
すぐにこの場所から居なくなりたくて、泣きそうな表情だったけれど、
真っ直ぐ周助を見つめる。
周助のおかげで逃げれて、街中へ。
カラオケをしていても、幸村君ならどんな歌を歌うんだろうか。どんな歌声をしているんだろうか。
ゲームセンターでは、幸村君このゲーム得意そうとか、そんなことが頭をよぎってしまい苦しくなる。。
カフェで好きなケーキと紅茶を注文していた時意を決したように周助が口を開く
周「何かあったのかい?」
「なんでもないよ?」
誤魔化そうとしたが、周助は目を開き真っ直ぐ見てきた。
周「僕を誤魔化すなんて紫陽花らしくない。
いつもの紫陽花じゃないことぐらいわかるよ。何があったの?」
フォークを置き、紅茶を一口飲んで、もう誤魔化せないな、と少し息を吐く
「あのね、私に怒る資格はないのに、腹が立つの。
ある人にね、1週間ゲームで鬼ごっこをして捕まったら付き合って恋人になって欲しいって言われたけど、、
先輩にその人が女子生徒と・・・その、ディープキスしている写真を見せられたの。
そしたらずっとイライラして、ムカムカして、その人の顔を見ると
その写真のことを思い出しちゃって・・・
付き合っているわけじゃないし、過去のことなのに・・・
私に怒る資格はないのに・・・遊ばれてるみたいで。」
言っていて悲しくなったし、周助に呆れられるかもしれない・・・
そう思っていた。
周「なるほどね。それは紫陽花は怒っていいと思うよ。
紫陽花に対してゲームで付き合おうとすること自体本気で好きならしない。
それに、紫陽花は人を見る目は確かだ。どうするべきかよく考えて
答えを出せばいい。僕は紫陽花のこと応援しているし、泣きたくなったら
僕の胸ぐらい貸してあげるよ^^」
昔と変わらない笑顔に安心と同時に、心強くなった。
周助が泊まりにきて、休日の後。
いつものように日常がやってきた。
けれど違うことは・・・幸村君が追いかけてくることも、探すこともなかった。
安心したと同時になぜか悲しくなった。
いや、これでいい。これで全部無かったことにできる。
朝変わらず美雪と話した。
美雪はマネージャーに復帰したこと、筋肉痛でやばいこと。
他愛のない日常の会話。でも、少し違ったのは時々テニス部がやってくること。
その中に幸村君はいなくて、ホッとしているけど、心に穴が空いたみたい。
美「紫陽花良かったね、精市が諦めたみたいで!」
「うん、1週間のゲームも終わったし、一安心かな〜w
他の誰かにアタックしてると思うよ^^」
私の嘘の笑顔を見分けられるのは幼馴染だけ。
ほら、美雪も気づいていない。
美「精市は誰かにアタックしたりしてるところ紫陽花意外で見たことないけどね〜」
「美雪が気づいていないだけだよ〜」
変わらない。ただ、この日常に幸村君が居ないだけ。
この気持ちに気づいたダメな気がする。
後戻りできない。そんな予感ーーー・・・
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