第1章
夢小説設定
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以前紫陽花が泊まりにきた時、試合で怪我をしてしまったため遊びに行くことは出来なかった。
腕も治りかけ、もうすぐでテニスに復帰できる時、母さんから紫陽花の両親が帰ってきたことを聞いた。
挨拶も兼ねて神奈川に行くように母さんに言われ、サプライズで学校終わりに行くことに。
紫陽花とは生まれた時から兄妹のように育った。
妹の様で、僕の後を必死に付いてくる姿が可愛くて、大好きだった。
僕にとって紫陽花は世界でたった一人のお姫様。
でも、叔父さんから聞いたーーー・・・
紫陽花は家を継ぐことが殆ど決まっていて、子孫を残す必要がある。
その場合30歳までに恋愛結婚をしないと両親が決めた相手と結婚し子孫を残すのだと。
そして、その恋愛結婚では原則従兄弟とは結婚が反対される。
理由は簡単ーーーー・・・血が濃くなるから。
そして、外戚の力が強くなるから。
でも、30歳を超えてお互い独身であれば従兄弟でも結婚はできる。
僕にとって紫陽花は大事なお姫様。
できることなら僕を選んで欲しい。でも、きっとそれはない。
紫陽花にとって僕は心の拠り所で、家のことも柵も全て理解しそばに居てくれる
兄のような存在ーーー・・・
だから、僕もその存在に徹している。
きっと紫陽花は忘れているだろう。5歳の頃の約束をーーー・・・
泣き噦る紫陽花を抱きしめて、「私を愛してくれる人なんてきっと居ない・・・」と言っていた君に
周「じゃあ、30歳になってもお嫁さんになれなかったら、僕のお嫁さんになってくれる?」
「周ちゃんが旦那さん?・・・うん!!周ちゃん大好き!!」
そんな思いに更けていたいた時、目的の駅に着いた。
真っ直ぐ立海大付属に向かう。道中紫陽花に連絡を入れる。
“立海の校門前で待っているよ。今日はお泊まりするから、一緒に帰ろう?”
校門の前が見えた頃電話が鳴る。紫陽花からだったーーー・・・
「周ちゃん!?どういうこと??もう居るの??」
周「あぁ、今着いたよ^^」
「!!わかった、今行くね。」
電話が切れ夕焼けを見ていた。僕だけが制服が違うからか、ジロジロ見られていたけど
早く紫陽花に会いたいーーー・・・それだけが頭を占めた。
校舎の方を見ると、珍しく眼鏡をかけて髪を高い位置にポニーテールにした紫陽花が見えた
そして、その奥に幸村が追いかけていた。
紫陽花の顔を見ると苦しそうに悲しそうな表情。
電話での様子もおかしかった。幸村が原因の可能性がある・・・一瞬でそう思ったが
紫陽花が気づくまで言わない。
いつもの笑顔を見せ腕を広げると紫陽花は安心したような表情を見せた。
そして、僕の首に腕を回し、紫陽花は全身の体重を僕に預ける。
紫陽花の全てを受け止め紫陽花を抱きしめ、いつもの挨拶、、
チークキスの後に紫陽花の右手の甲にキスを落とす。
嬉しそうな笑顔。安心したような表情に僕も一安心した。
幸村を見ると目を見開き、驚いていたようだけどすぐ眉間に皺を寄せて
僕に対して憎悪を向けてきた。
怖いなぁwそんなに睨まないでよ。つい口角が上がってしまうのを我慢した
紫陽花も気づいたのか僕の胸元の服をぎゅっとしたのに気づいた。
紫陽花の手に僕の手を重ね安心させ紫陽花の耳元で囁く
「幸村がいるけど、嫌だったら僕を見て」
紫陽花は小さく肩が跳ねたが、真っ直ぐ、潤んだ瞳で僕を見た。
わかったよ。お姫様。僕が逃がしてあげるーー・・・
重ねてた手を引き紫陽花を誘導する
周「前できなかったデートに行こうか^^」
僕の言葉に安心したのか、笑顔で大きく頷く紫陽花。
僕は幸村にニヤリと笑顔を向けた
君に紫陽花は渡せないよ。
僕の意図に気づいたのかもっと殺気を放つ幸村。
そんなの無視して僕は紫陽花と街に向かって出かけた。
街に出かけ、カラオケやゲームセンター、カフェで過ごしても紫陽花は時々浮かない顔をしていた。
カフェでケーキを頬張る紫陽花に声をかける
周「何かあったのかい?」
「なんでもないよ?」
誤魔化す紫陽花に目を真っ直ぐ見て改めて聴く
周「僕を誤魔化すなんて紫陽花らしくない。
いつもの紫陽花じゃないことぐらいわかるよ。何があったの?」
紫陽花はフォークを置き、紅茶を一口飲んで僕を見た
「あのね、私に怒る資格はないのに、腹が立つの。
ある人にね、1週間ゲームで鬼ごっこをして捕まったら付き合って恋人になって欲しいって言われたけど、、
先輩にその人が女子生徒と・・・その、ディープキスしている写真を見せられたの。
そしたらずっとイライラして、ムカムカして、その人の顔を見ると
その写真のことを思い出しちゃって・・・
付き合っているわけじゃないし、過去のことなのに・・・
私に怒る資格はないのに・・・遊ばれてるみたいで。」
周「なるほどね。それは紫陽花は怒っていいと思うよ。
紫陽花に対してゲームで付き合おうとすること自体本気で好きならしない。
それに、紫陽花は人を見る目は確かだ。どうするべきかよく考えて
答えを出せばいい。僕は紫陽花のこと応援しているし、泣きたくなったら
僕の胸ぐらい貸してあげるよ^^」
僕の言葉に何かホッとしたのかいつもの紫陽花の表情になった。
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