第1章
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
SHRが終わり掃除の後
昼休みに呼び出された中庭の花壇に向かう
そこにはお昼休みに声をかけた男子生徒が立っていて
熱でもあるのか顔が赤く少し心配になる
「あの、私に何か?」
?「あ!!あの!俺、その・・・紫陽花さんに一目惚れしてっ、図書室で話すたびもっと好きになって!!
その、大好きです!!!俺と付き合ってください!!!!」
急な告白に驚いた。そして思い出す。彼はよく図書室にいて少し会話したことがある男の子だということ。
なんでだろ。胸が高まらない。驚いたけど・・・それだけ。
「ごめんなさい。貴方とは付き合えません。
私は貴方のこと全然知らないし・・・ただの同じ学校の男子生徒としか思えない。
貴方の気持ちに応えられず、ごめんなさい。」
頭を下げて正直に応えた。
頭を上げて彼を見ると絶望したように、ポロポロと涙を流していて困ってしまった
?「い、いいえ・・・俺の気持ちを聞いてくれてありがとうございます。
時間を作ってくれてありがとう」
そう言って彼は走って中庭から去っていった。
彼が見えなくなって近くのベンチに腰掛け、空を見上げた
初めてあんな風に告白されたなぁ・・・
でも、ときめくも嬉しいもなかった・・・ちゃんとした告白をしなかった幸村君の方が
あんなに嬉しくてときめいたんだろうかーーー?
もしかして、私って面食い?いや、でも初めはなんとも思わなかった・・・
精「やぁ、紫陽花」
突然視界に幸村君が現れて驚いた
「っっ!!!!ビックリした〜〜〜〜!!」
精「告白されたんだろ?」
「聞いてたの?」
精「そんな悪趣味は持ち合わせてない。今来たところだよ。」
「そう・・・まぁ、驚いたけどね。人生で初めて告白された。
なんか、漫画とかドラマみたいにときめくかと思ったけど・・・現実は違うんだなぁって」
精「そうかい?本当に好きな人ができた時は世界が輝くんだよ。
そのうち分かるさ。」
「そういうもんなの?今でも輝いてるけど・・・
それよりなんで幸村君彼が告白するって知ってたの?」
精「目を見れば嫌でもわかる。・・・・俺と同じ恋焦がれている目をしていたから。」
「?」
恋焦がれている目とは?幸村君と彼では違う気がするが・・・
首を傾げてわからないといった態度を出すと、幸村君の目が変わったのがわかった
精「本当はゆっくり距離を縮めていきたいんだけど。うかうかしてられない様だし。
紫陽花は人の好意に鈍感みたいだし。
困ったなぁ、少し強引に進めるね?」
幸村君はそういうと立ち上がり座っている私の前にたち背もたれに手を添え
私は逃げるタイミングを見失ってしまい、顔の左右に幸村君の腕。
が顔を見上げれば幸村君との距離が近くて目を見開く
精「紫陽花。よく聞いて。
俺はね、初めて会った時、俺たちに靡かない少し珍しい子と思っていたんだ。
でも、紫陽花を知れば知るほど、目が離せなくなって、
普通の男の子として接してくれることが嬉しくてこの関係を壊したくなかった。
でも、君が不二と居るとこを見てどうしようも無いぐらい嫉妬して、
俺もその瞳で見て欲しくて、、紫陽花を好きになっている自分がいると
認めてしまったら、この気持ちから逃げることなんてできなくて。
大きくなるんだ。俺でも驚いているんだ、こんなに独占欲があることを
紫陽花が教えてくれた。」
幸村君の目が一度閉じられそして、その目に私を写す
精「1週間。ゲームをしよう。」
「?ゲーム?」
精「1週間、俺は紫陽花にアプローチし続ける。
そして、放課後の10分間鬼ごっこをしよう。」
「鬼ごっこ・・・?」
精「そう。もし俺に捕まったら、付き合って俺の恋人になってほしい。
でも、俺も男だ1日1回だけ“ストップ”を使っていいよ。
その時は1分間その場で留まってあげる。」
幸村君の目をまっすぐ見つめて私は答える
「・・・わかった。いいよ。」
精「じゃあ、明日からね。
紫陽花絶対捕まえるから。」
幸村君はテニスで見せた王者の風格を見せて中庭を出て行った。
私は、美雪が待っているだろう図書室に向かうと、柳君が廊下で誰かと電話していた
私にすまないと合図を見せて、笑顔で手を振り図書室に入る
美雪が勉強をしていた。
「お待たせ、美雪。」
美「あ紫陽花!ねぇ、ここわかる〜?」
どうやら数学で苦戦してるようだ。
内容を見て解答のヒントと方程式を伝える。
すると理解したのかパァと明るい表情を見せる美雪
すると、柳君と先ほどまで一緒だった幸村君が図書室のドアを開けた
顔が赤くなるのがわかり咄嗟に見られないように反対側に顔背ける
美「・・・さて、紫陽花帰ろうか^^」
「あ、うん!荷物ありがとうね💦」
荷物を持ち柳君と幸村君の横を通り過ぎようと思ったら
精「俺たちも帰るんだ。一緒に行こうか」
拒否権のない言葉。
先ほどまで、あんな告白をしてきて平然としてるなんて、、意識している私がバカみたい。
そう思いながら幸村君を無視して美雪の手を引いて早歩きで下駄箱に向かう。
美「紫陽花?どうしたの??」
「・・・なんでもない。」
美「嘘。もしかして精市に告白された?」
「!!!なっ、なんで分かるの!?」
美「私、精市と幼馴染だよ?見てればわかる。精市にとって紫陽花が特別な事ぐらい」
「・・・さっき、ちょっと・・・」
そう言いながら幸村君に言われたこと。ゲームの話。
そうすると美雪は驚いた後、ふふふと楽しげに笑う
美「精市らしくなくて、精市らしいね。今回はよっぽど自信がないみたいw
でも、紫陽花お願い。その気持ちとちゃんと向き合ってあげてね。」
「1週間あるし、頑張ってみる・・・」
私たちはいつもの十字路で別れてそれぞれの帰路についた
→
