FEH創作支援会話ディミトリ(伝承英雄)&スカビオサ「悪夢の行方」
支援C
スカビオサ:・・・。
ここで、悪夢に魘されている人間・・・いえ、英雄がいる・・・。
でもこれは一体・・・?
・・・。
あっ!
ディミトリ:・・・。
スカビオサ:貴方は・・・ディミトリ。
ここで何を・・・?
ディミトリ:・・・。
スカビオサ:・・・無視された?
違う、これは・・・
これが、誰かの夢・・・なのね。
・・・!
ディミトリ:うおっ!?
スカビオサ:きゃっ!?
ディミトリ:だ、大丈夫か?
君は・・・たしかスカビオサ。すまない、怪我はないか?
スカビオサ:・・・首・・・。
ディミトリ:首?
スカビオサ:貴方を先程見かけたわ。
誰の者の悪夢かはわからないけど、
貴方の首がもげ落ちるのを見たわ。
ディミトリ:首・・・。
それは、もしかしたら俺の悪夢かも知れない。
嫌なものを見せてしまったな・・・。
スカビオサ:馬鹿な事言わないで。今貴方は起きてるじゃない。
それとも、寝ながら歩いてたとでもいうの?
ディミトリ:・・・昔の古傷でな、幻覚が見えるんだ。
その俺はかつての俺とよく似ている・・・。
スカビオサ:首がもげ落ちたの?
ディミトリ:いや・・・、俺自身ではないが・・・、
妄執に囚われ、ある女性の命を狙い続けたことがある。
スカビオサ:・・・貴方の幻覚が私にも視えたとは考えづらいわね・・・。
ここにいるフレイヤ様なら何かわかるかしら。
もしかしたら、その悪夢、その女性のものかもしれない。
確認してみるわ。
ディミトリ:すまない・・・。ただの幻覚ならいいが、
俺の分身か、異界の俺であったのなら、その女性に危害を加える可能性は十分にある。
かつては敵対していたが、今は仲間だ。
騒ぎになる前に解決できればいいが・・・。
支援B
スカビオサ:フレイヤ様でも分からないことはある・・・か。
ただ、一英雄の夢などに興味がないだけかもしれないけれど。
まぁ、彼の言う通りただの幻覚という可能性もあるし、
私が気にすることでも・・・。
!
誰・・・?
ディミトリ:・・・。
スカビオサ:ディ、ディミトリ!貴方・・・そんなになるまで・・・
敵襲なの!?
ディミトリ:エーデルガルト・・・
スカビオサ:え?
ディミトリ:エーデルガルトはどこだ・・・
必ず・・・必ず・・・
スカビオサ:・・・消えた・・・?
なんだったの・・・?
消えたという事は、現実の者ではないようだけど・・・。
ディミトリ:スカビオサ。
スカビオサ:ディミトリ?ディミトリ・・・よね?
ディミトリ:む。その反応・・・まさか、また俺が現れたのか?
スカビオサ:ええ。全身に槍を受けていたから、思わず敵襲にあったのかと・・・
ディミトリ:全身に槍?
・・・それは・・・俺にも記憶にないな・・・。
やはり・・・このまま他の俺の存在を放置するのは危険だ。
誰かに危害を加える前に解決しなくては・・・。
スカビオサ:たしかに・・・スヴァルトアルフの異変が目に見えてなくなったとはいえ、
その残りかすがないとは限らないわ。
ディミトリ:それこそフレイヤ殿の力で何かわからないのか?
スカビオサ:・・・ここのフレイヤ様は・・・
いえ、ここのフレイヤ様も、変わらず、フロージ様の事だけ考えているわ。
貴方のことなんて雑草並みに考えている筈・・・。
ディミトリ:そ、そうか。俺達で何とかするしかないな・・・。
すまないが、協力してくれないか?
スカビオサ:謝らないで。今は仲間なのだから、特務機関に何か実害が起きる前に解決を図りましょう・・・。
そういえば。
さっきのディミトリは、エーデルガルトと言っていたわ。
エーデルガルトとは、ここにいる彼女のことで違いないのよね?
ディミトリ:・・・そうなんだが、そうでもないというか・・・。
ややこしい問題だな。これは・・・。
ともかく、何でも聞いてくれ。悪夢の気配を感知できる君が頼りだ。
支援A
スカビオサ:・・・謎が残ったわね。
ディミトリ:ああ・・・。
あの首が落ちた俺はエーデルガルトの見ていた悪夢の俺だった。
それについては彼女に感づかれる前に始末できたが・・・。
スカビオサ:(それを力ずくで倒した貴方も恐ろしいと思うのだけど・・・)
ディミトリ:しかし、槍を全身に受けた俺とは一体・・・?
ここにいる先生は俺の知っている先生とも違うようだし、
手がかりがないな・・・
一体誰の知る俺なんだ?
スカビオサ:それにしても、召喚も不便なものね。
悪夢の英雄と普通の英雄の区別もできないなんて。
といっても、悪夢の行方なんてそんなものだけど。
現実と違いが判らないほどの夢なら、現実と大差ない・・・
人間たちからすればぞっとする話でしょうね。
ディミトリ:召喚・・・?
そういえば、まだエクラの元を訪ねてないな。
スカビオサ:そうね。
行ってみましょう。
・・・あ、ディミトリ、前に人影が・・・
ディミトリ:ん?
お前は・・・
支援S
スカビオサ:ふう。お騒がせな男ね。
ディミトリ:クロードの事は許してやってくれ。まさか、あいつが原因とは盲点だったが。
スカビオサ:別に、気にしていないわ。
ディミトリの悪夢騒ぎもこれで解決・・・。
ディミトリ:!
そこに居る者!誰だ!
ディミトリ?:・・・。
スカビオサ:・・・またディミトリなの?
ディミトリ:いや・・・ただの悪夢ではないようだ。俺にも視える。
ディミトリ?:・・・皆、先生・・・。
ディミトリ:!
お前は・・・まさか・・・
スカビオサ:・・・。
ディミトリ?:皆、先生・・・すまない・・・
スカビオサ:消えた・・・なんだったの?
ディミトリ:・・・きっと。先生に選ばれて。妄執をふりきり、立ち直って、
かつ、無念の死を遂げた俺・・・なのだろう。
スカビオサ:・・・。ここには死の国のヘルがいるわ。
きっと彼女の・・・
ディミトリ:いや・・・そうではないさ。
俺には判る。あれは・・・俺が敗れた、そのあり得たかもしれない可能性の一つなのだろう。
きっと・・・後悔のままに死んでいったのだろうな・・・。
スカビオサ:・・・。
実は、ピアニーの力を借りて、貴方に幸福な夢を見せようとしたの。
いつも、貴方は魘されていたから・・・。
それでも、貴方は幸福な夢を見る事はなかった。
・・・私は無力よ。仲間が苦しんでいるのに、自分ではどうすることもできない・・・。
ディミトリ:そんなことはない!
俺は・・・君の力がなければ今回の事も解決できなかったし、
今だって、幸運の元に生きている。
戦場で君に助けられたことだってあった!
君は、無力なんかじゃない!
スカビオサ:ディミトリ・・・。
スカビオサ:・・・。
ここで、悪夢に魘されている人間・・・いえ、英雄がいる・・・。
でもこれは一体・・・?
・・・。
あっ!
ディミトリ:・・・。
スカビオサ:貴方は・・・ディミトリ。
ここで何を・・・?
ディミトリ:・・・。
スカビオサ:・・・無視された?
違う、これは・・・
これが、誰かの夢・・・なのね。
・・・!
ディミトリ:うおっ!?
スカビオサ:きゃっ!?
ディミトリ:だ、大丈夫か?
君は・・・たしかスカビオサ。すまない、怪我はないか?
スカビオサ:・・・首・・・。
ディミトリ:首?
スカビオサ:貴方を先程見かけたわ。
誰の者の悪夢かはわからないけど、
貴方の首がもげ落ちるのを見たわ。
ディミトリ:首・・・。
それは、もしかしたら俺の悪夢かも知れない。
嫌なものを見せてしまったな・・・。
スカビオサ:馬鹿な事言わないで。今貴方は起きてるじゃない。
それとも、寝ながら歩いてたとでもいうの?
ディミトリ:・・・昔の古傷でな、幻覚が見えるんだ。
その俺はかつての俺とよく似ている・・・。
スカビオサ:首がもげ落ちたの?
ディミトリ:いや・・・、俺自身ではないが・・・、
妄執に囚われ、ある女性の命を狙い続けたことがある。
スカビオサ:・・・貴方の幻覚が私にも視えたとは考えづらいわね・・・。
ここにいるフレイヤ様なら何かわかるかしら。
もしかしたら、その悪夢、その女性のものかもしれない。
確認してみるわ。
ディミトリ:すまない・・・。ただの幻覚ならいいが、
俺の分身か、異界の俺であったのなら、その女性に危害を加える可能性は十分にある。
かつては敵対していたが、今は仲間だ。
騒ぎになる前に解決できればいいが・・・。
支援B
スカビオサ:フレイヤ様でも分からないことはある・・・か。
ただ、一英雄の夢などに興味がないだけかもしれないけれど。
まぁ、彼の言う通りただの幻覚という可能性もあるし、
私が気にすることでも・・・。
!
誰・・・?
ディミトリ:・・・。
スカビオサ:ディ、ディミトリ!貴方・・・そんなになるまで・・・
敵襲なの!?
ディミトリ:エーデルガルト・・・
スカビオサ:え?
ディミトリ:エーデルガルトはどこだ・・・
必ず・・・必ず・・・
スカビオサ:・・・消えた・・・?
なんだったの・・・?
消えたという事は、現実の者ではないようだけど・・・。
ディミトリ:スカビオサ。
スカビオサ:ディミトリ?ディミトリ・・・よね?
ディミトリ:む。その反応・・・まさか、また俺が現れたのか?
スカビオサ:ええ。全身に槍を受けていたから、思わず敵襲にあったのかと・・・
ディミトリ:全身に槍?
・・・それは・・・俺にも記憶にないな・・・。
やはり・・・このまま他の俺の存在を放置するのは危険だ。
誰かに危害を加える前に解決しなくては・・・。
スカビオサ:たしかに・・・スヴァルトアルフの異変が目に見えてなくなったとはいえ、
その残りかすがないとは限らないわ。
ディミトリ:それこそフレイヤ殿の力で何かわからないのか?
スカビオサ:・・・ここのフレイヤ様は・・・
いえ、ここのフレイヤ様も、変わらず、フロージ様の事だけ考えているわ。
貴方のことなんて雑草並みに考えている筈・・・。
ディミトリ:そ、そうか。俺達で何とかするしかないな・・・。
すまないが、協力してくれないか?
スカビオサ:謝らないで。今は仲間なのだから、特務機関に何か実害が起きる前に解決を図りましょう・・・。
そういえば。
さっきのディミトリは、エーデルガルトと言っていたわ。
エーデルガルトとは、ここにいる彼女のことで違いないのよね?
ディミトリ:・・・そうなんだが、そうでもないというか・・・。
ややこしい問題だな。これは・・・。
ともかく、何でも聞いてくれ。悪夢の気配を感知できる君が頼りだ。
支援A
スカビオサ:・・・謎が残ったわね。
ディミトリ:ああ・・・。
あの首が落ちた俺はエーデルガルトの見ていた悪夢の俺だった。
それについては彼女に感づかれる前に始末できたが・・・。
スカビオサ:(それを力ずくで倒した貴方も恐ろしいと思うのだけど・・・)
ディミトリ:しかし、槍を全身に受けた俺とは一体・・・?
ここにいる先生は俺の知っている先生とも違うようだし、
手がかりがないな・・・
一体誰の知る俺なんだ?
スカビオサ:それにしても、召喚も不便なものね。
悪夢の英雄と普通の英雄の区別もできないなんて。
といっても、悪夢の行方なんてそんなものだけど。
現実と違いが判らないほどの夢なら、現実と大差ない・・・
人間たちからすればぞっとする話でしょうね。
ディミトリ:召喚・・・?
そういえば、まだエクラの元を訪ねてないな。
スカビオサ:そうね。
行ってみましょう。
・・・あ、ディミトリ、前に人影が・・・
ディミトリ:ん?
お前は・・・
支援S
スカビオサ:ふう。お騒がせな男ね。
ディミトリ:クロードの事は許してやってくれ。まさか、あいつが原因とは盲点だったが。
スカビオサ:別に、気にしていないわ。
ディミトリの悪夢騒ぎもこれで解決・・・。
ディミトリ:!
そこに居る者!誰だ!
ディミトリ?:・・・。
スカビオサ:・・・またディミトリなの?
ディミトリ:いや・・・ただの悪夢ではないようだ。俺にも視える。
ディミトリ?:・・・皆、先生・・・。
ディミトリ:!
お前は・・・まさか・・・
スカビオサ:・・・。
ディミトリ?:皆、先生・・・すまない・・・
スカビオサ:消えた・・・なんだったの?
ディミトリ:・・・きっと。先生に選ばれて。妄執をふりきり、立ち直って、
かつ、無念の死を遂げた俺・・・なのだろう。
スカビオサ:・・・。ここには死の国のヘルがいるわ。
きっと彼女の・・・
ディミトリ:いや・・・そうではないさ。
俺には判る。あれは・・・俺が敗れた、そのあり得たかもしれない可能性の一つなのだろう。
きっと・・・後悔のままに死んでいったのだろうな・・・。
スカビオサ:・・・。
実は、ピアニーの力を借りて、貴方に幸福な夢を見せようとしたの。
いつも、貴方は魘されていたから・・・。
それでも、貴方は幸福な夢を見る事はなかった。
・・・私は無力よ。仲間が苦しんでいるのに、自分ではどうすることもできない・・・。
ディミトリ:そんなことはない!
俺は・・・君の力がなければ今回の事も解決できなかったし、
今だって、幸運の元に生きている。
戦場で君に助けられたことだってあった!
君は、無力なんかじゃない!
スカビオサ:ディミトリ・・・。
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