FEH創作支援会話ロンクー&アーダン「剛よく柔を断つ」
支援C
アーダン:おい、そこの剣士のあんた!ちょっと待ってくれねぇか
ロンクー:お前はアーマーナイトのアーダン・・・。
俺に何の用だ。
アーダン:あんたに俺の修行に付き合って欲しいんだ。
ロンクー:・・・話くらいは聞こう。
アーダン:ああ、悪いな。
あんた、この軍でも飛びぬけて速い剣士なんだよな?
ロンクー:剣士とはそういうものだからな。
俺ぐらいの奴など探せばいくらでもいるだろう。
アーダン:それがあんたくらいしか頼めなさそうなんだよ。
ロンクー:何?
アーダン:いや、早い話が素早い剣士に稽古を付けてもらいたいんだが、
話かけてもいなくなっちまう奴に、
なにやら危なっかしい男、
それから小さい女の子もなんだかこっちから稽古してくれとは言い辛いし
王族の方に稽古に付き合ってくれと言うのもな・・・。
ロンクー:・・・なるほど。それで俺が残ったというわけか。
アーダン:勿論、付き合ってくれたら礼くらい出すぜ。
ロンクー:いや、いい。訓練の相手になれというのだろう?
なら戦いが俺にとっての報酬だ。
アーダン:あ、あんた・・・クールに見えてけっこう男らしいんだな!
ロンクー:・・・そうか?剣士なら誰でも同じようなものだと思うが・・・。
アーダン:じゃあ明日の空いた時間にでも頼むぜ。
ロンクー:わかった。俺のほうはいつでもかまわない。準備が出来たら俺の元に来い。
アーダン:ありがとうよ、ロンクー。あんたに相談して正解だったぜ。
ロンクー:・・・フッ、男らしい、か。
支援B
アーダン:ぬうっ・・・
ぐっ!
ロンクー:勝負あったな。
アーダン:く、くそっ、もう一回だ!
ロンクー:やめておけ。それ以上は体に関わる。
次の出撃が何時かもわからん。無理をするな。
アーダン:無理をしてでも、強くならなきゃならねぇんだ!
ロンクー:!
そういえば・・・特訓の理由を聞いていなかったな。
休憩がてら話してくれないか?
アーダン:そ、それはそうだったな・・・。
ふぅ、よいしょっと・・・。
俺はな、シグルド様の部下なんだ。
ロンクー:ああ・・・シアルフィ家の騎士だな。
アーダン:だが・・・俺ははっきり言ってシグルド様の部下としては落ちこぼれよ。
進軍は遅い、重い鎧は生半可な攻撃じゃびくともしないが、魔法なんて受ければひとたまりもない。
騎士団に連続で攻撃を受け続ければいつかはやられちまうし、
素早い剣士には俺の剣術なんぞ丸太を振り回しているようなものだろう。
当たらなければ意味がない。
ロンクー:俺にはそこまで酷い戦士とは思えなかったが・・・。
お前の剣は確かに強烈だし、頑丈に出来ているのもわかる。
力任せの剣といえばそうだが、その剣術は相当の訓練を重ねてきたものだ。
そもそもの話をすれば、重騎士が素早さで劣るのは当然だろう。
アーダン:だがそのままじゃいけないんだ。
俺は薄々気付いていた・・・。俺がシグルド様の軍でも能力的に劣っていたのはな。
それでもシグルド様は俺のことを頼りにしてくれていたし、
俺も俺なりにその信頼に応えようと必死に努力してきた。
ロンクー:なるほどな。それで剣士に対応できる動きの特訓をしにきたというわけか。
アーダン:それもあるがよ・・・。
俺達シグルド様の軍はな、負けちまったんだ。
ロンクー:・・・そうだな。そう聞いている。
アーダン:無念という他ないぜ。
軍の仲間達はごく僅かの女達を逃がして、ヴェルトマーの魔法隊の連続攻撃で一気に壊滅。
シグルド様も不意打ちで・・・。
固い、強い、おそい。俺の騎士仲間が言ったことだ。
おそいってのは気にいらねぇってあの時は言ったもんだが・・・
もう固いも強いもなんの意味もねぇ。
主君を護りきれなかったこの身を誇れるわけがねぇ。
だから俺は今度こそ、シグルド様を護ってやれるよう、
せめてうまいこと戦えるようになりてぇんだ!
ロンクー:・・・アーダン。
俺は正直なところ、お前を軽く見ていた。その事を謝りたい。
すまなかった。
アーダン:いいんだよ、事実だしな。
ロンクー:話を聞いて、お前の闘志は確かに伝わった。
これからは俺も本気で相手をしよう。
ついてこれるな?
アーダン:おうとも!俺は今度こそやってやるぜ!
それにな、いつか勝ちたい相手がいるんだ。
その剣士はな、はっきり言ってあんたよりつよいぜ。
ロンクー:それは言ってくれる。次の戦いを楽しみにしておけよ。
支援A
ロンクー:せあっ!
アーダン:ふっ!
ぬぅん!
ロンクー:甘い!
アーダン:うぬっ まだまだぁ!
ロンクー:よし、今日のところはここまででいいだろう。
まさか一本取られるとはな。
剛よく柔を断つ・・・中々執念深いやつだ。
アーダン:おうさ。あんたが素早くなる一方なんでもうこっちも必死だぜ。
ロンクー:休憩としよう。
今日は握り飯を持ってきた。
食事まで時間もあるし食っていかないか。
アーダン:そいつはありがたい!さっそくいただくぜ。
しかし俺が言うのもなんだが、あんたもよく俺なんかの相手をしてくれるな。
ロンクー:俺は剣士だからな。誰よりも強くありたい。それだけを考えて剣を振るっている。
お前との戦いも思ったより手応えがある。
だからこうして相手をしているだけだ。
アーダン:なるほどな。そうしてみると剣士ってのも面白いもんだな。
俺が剣を振るうのはシアルフィ家の剣術によるものなんだが、
あんたとやりあってるのは楽しいぜ、ロンクー。
ロンクー:そうか・・・。
・・・そういえば。
アーダン:なんだ?
ロンクー:俺達の軍もな、一度敗れたらしい。
俺の記憶にはないが、そうなる未来があったのだという。
未来の俺達の軍の子供達によると、聖王クロムは仲間の裏切りによって倒れ、
その仲間は邪竜の化身として覚醒・・・。信じがたい話だったが、クロムは信じた。
そして未来を変えたんだ。
仲間を信じ続けることで開ける道もあるのだと、自分で証明した。
アーダン:そうなのか・・・。クロム王子はなんだか勇ましい兄ちゃんだと思ったが
結構そっちの軍も中々に苦労してたんだな。
ロンクー:そういう意味で俺達は似ているかもしれないな。
俺がクロムの軍に加わったのは所詮剣の修行の為。
だが、何故かあの男が放っておけなくてな。
俺もシグルド公子に会ったことはあるが、
アーダンが彼についていくのもわかる。お互いいい主をもったな。
アーダン:ああ!これから俺はもっと強くなるぜ。
そしてシグルド様を護れるほど強くなったら、あんたへの礼も込めて
クロム王子も護ってやるよ!
ロンクー:フッ・・・俺はクロムの騎士ではないが、
その心がけはいい。
その信念はきっとお前を強くするだろう。
期待しているぞ、アーダン。
支援S
ロンクー:!
アーダン:ぬうっ!?
ロンクー:・・・これでようやく俺の勝ち越しだな。
アーダン:ああ・・・ここ暫くは俺も勝てるようになってきたんだがなぁ。
ロンクー:いや、それは実力がついた結果だろう。
実際、ここ最近のお前に追いつかれてきたものだから・・・俺も正直、焦っていたよ。
アーダン:そ、そうなのか?あんたはいつも冷静だからわからなかったぜ。
・・・そうだ。今まで黙ってたが、俺の力の支えになってるものがあるんだ。
この腕輪を見てくれ。
ロンクー:・・・?これは・・・魔法の腕輪、か?
アーダン:どうにもそうらしいんだ。
ある日浜辺でボヤいてたら拾ったものなんだが・・・
これのおかげで俺はあんたに追いつけてたというのはあるんだろうなァ・・・。
ロンクー:・・・そうは思わん。弱気になるな、アーダン。
アーダン:ロンクー?
ロンクー:お前の剣は強烈だ。しかもその腕輪とやらで追撃までしてのける。
しかし、それが物のおかげだから何だ?それは恥に感じるほどの事か?
シグルド公子への忠義心を思い出せ。
剣の試合の話ではない。俺達は本物の戦場で戦うことだけを考えていくだけで精一杯だ。
何故なら・・・俺達は一度敗戦を味わった身なのだからな。
アーダン:・・・そうだな、その通りだ。
もしもの話だがな、俺は稽古の相手をしてもらう為にこの腕輪を渡そうと思ってたんだ。
この腕輪を活かせる奴は他にも沢山居るだろうしな。
ロンクー:そうだったのか・・・。
だが、それは暫くやめておけ。
アーダン:ああ、そうするよ。じゃあまた明日な、ロンクー!
今日も相手してくれてありがとよ。
ロンクー:ああ。
フェリアにも重騎士は居たが・・・
あそこまで根性のある奴はいなかったな。
フッ、腕輪ついでに不思議な奴だ・・・。
アーダン:おい、そこの剣士のあんた!ちょっと待ってくれねぇか
ロンクー:お前はアーマーナイトのアーダン・・・。
俺に何の用だ。
アーダン:あんたに俺の修行に付き合って欲しいんだ。
ロンクー:・・・話くらいは聞こう。
アーダン:ああ、悪いな。
あんた、この軍でも飛びぬけて速い剣士なんだよな?
ロンクー:剣士とはそういうものだからな。
俺ぐらいの奴など探せばいくらでもいるだろう。
アーダン:それがあんたくらいしか頼めなさそうなんだよ。
ロンクー:何?
アーダン:いや、早い話が素早い剣士に稽古を付けてもらいたいんだが、
話かけてもいなくなっちまう奴に、
なにやら危なっかしい男、
それから小さい女の子もなんだかこっちから稽古してくれとは言い辛いし
王族の方に稽古に付き合ってくれと言うのもな・・・。
ロンクー:・・・なるほど。それで俺が残ったというわけか。
アーダン:勿論、付き合ってくれたら礼くらい出すぜ。
ロンクー:いや、いい。訓練の相手になれというのだろう?
なら戦いが俺にとっての報酬だ。
アーダン:あ、あんた・・・クールに見えてけっこう男らしいんだな!
ロンクー:・・・そうか?剣士なら誰でも同じようなものだと思うが・・・。
アーダン:じゃあ明日の空いた時間にでも頼むぜ。
ロンクー:わかった。俺のほうはいつでもかまわない。準備が出来たら俺の元に来い。
アーダン:ありがとうよ、ロンクー。あんたに相談して正解だったぜ。
ロンクー:・・・フッ、男らしい、か。
支援B
アーダン:ぬうっ・・・
ぐっ!
ロンクー:勝負あったな。
アーダン:く、くそっ、もう一回だ!
ロンクー:やめておけ。それ以上は体に関わる。
次の出撃が何時かもわからん。無理をするな。
アーダン:無理をしてでも、強くならなきゃならねぇんだ!
ロンクー:!
そういえば・・・特訓の理由を聞いていなかったな。
休憩がてら話してくれないか?
アーダン:そ、それはそうだったな・・・。
ふぅ、よいしょっと・・・。
俺はな、シグルド様の部下なんだ。
ロンクー:ああ・・・シアルフィ家の騎士だな。
アーダン:だが・・・俺ははっきり言ってシグルド様の部下としては落ちこぼれよ。
進軍は遅い、重い鎧は生半可な攻撃じゃびくともしないが、魔法なんて受ければひとたまりもない。
騎士団に連続で攻撃を受け続ければいつかはやられちまうし、
素早い剣士には俺の剣術なんぞ丸太を振り回しているようなものだろう。
当たらなければ意味がない。
ロンクー:俺にはそこまで酷い戦士とは思えなかったが・・・。
お前の剣は確かに強烈だし、頑丈に出来ているのもわかる。
力任せの剣といえばそうだが、その剣術は相当の訓練を重ねてきたものだ。
そもそもの話をすれば、重騎士が素早さで劣るのは当然だろう。
アーダン:だがそのままじゃいけないんだ。
俺は薄々気付いていた・・・。俺がシグルド様の軍でも能力的に劣っていたのはな。
それでもシグルド様は俺のことを頼りにしてくれていたし、
俺も俺なりにその信頼に応えようと必死に努力してきた。
ロンクー:なるほどな。それで剣士に対応できる動きの特訓をしにきたというわけか。
アーダン:それもあるがよ・・・。
俺達シグルド様の軍はな、負けちまったんだ。
ロンクー:・・・そうだな。そう聞いている。
アーダン:無念という他ないぜ。
軍の仲間達はごく僅かの女達を逃がして、ヴェルトマーの魔法隊の連続攻撃で一気に壊滅。
シグルド様も不意打ちで・・・。
固い、強い、おそい。俺の騎士仲間が言ったことだ。
おそいってのは気にいらねぇってあの時は言ったもんだが・・・
もう固いも強いもなんの意味もねぇ。
主君を護りきれなかったこの身を誇れるわけがねぇ。
だから俺は今度こそ、シグルド様を護ってやれるよう、
せめてうまいこと戦えるようになりてぇんだ!
ロンクー:・・・アーダン。
俺は正直なところ、お前を軽く見ていた。その事を謝りたい。
すまなかった。
アーダン:いいんだよ、事実だしな。
ロンクー:話を聞いて、お前の闘志は確かに伝わった。
これからは俺も本気で相手をしよう。
ついてこれるな?
アーダン:おうとも!俺は今度こそやってやるぜ!
それにな、いつか勝ちたい相手がいるんだ。
その剣士はな、はっきり言ってあんたよりつよいぜ。
ロンクー:それは言ってくれる。次の戦いを楽しみにしておけよ。
支援A
ロンクー:せあっ!
アーダン:ふっ!
ぬぅん!
ロンクー:甘い!
アーダン:うぬっ まだまだぁ!
ロンクー:よし、今日のところはここまででいいだろう。
まさか一本取られるとはな。
剛よく柔を断つ・・・中々執念深いやつだ。
アーダン:おうさ。あんたが素早くなる一方なんでもうこっちも必死だぜ。
ロンクー:休憩としよう。
今日は握り飯を持ってきた。
食事まで時間もあるし食っていかないか。
アーダン:そいつはありがたい!さっそくいただくぜ。
しかし俺が言うのもなんだが、あんたもよく俺なんかの相手をしてくれるな。
ロンクー:俺は剣士だからな。誰よりも強くありたい。それだけを考えて剣を振るっている。
お前との戦いも思ったより手応えがある。
だからこうして相手をしているだけだ。
アーダン:なるほどな。そうしてみると剣士ってのも面白いもんだな。
俺が剣を振るうのはシアルフィ家の剣術によるものなんだが、
あんたとやりあってるのは楽しいぜ、ロンクー。
ロンクー:そうか・・・。
・・・そういえば。
アーダン:なんだ?
ロンクー:俺達の軍もな、一度敗れたらしい。
俺の記憶にはないが、そうなる未来があったのだという。
未来の俺達の軍の子供達によると、聖王クロムは仲間の裏切りによって倒れ、
その仲間は邪竜の化身として覚醒・・・。信じがたい話だったが、クロムは信じた。
そして未来を変えたんだ。
仲間を信じ続けることで開ける道もあるのだと、自分で証明した。
アーダン:そうなのか・・・。クロム王子はなんだか勇ましい兄ちゃんだと思ったが
結構そっちの軍も中々に苦労してたんだな。
ロンクー:そういう意味で俺達は似ているかもしれないな。
俺がクロムの軍に加わったのは所詮剣の修行の為。
だが、何故かあの男が放っておけなくてな。
俺もシグルド公子に会ったことはあるが、
アーダンが彼についていくのもわかる。お互いいい主をもったな。
アーダン:ああ!これから俺はもっと強くなるぜ。
そしてシグルド様を護れるほど強くなったら、あんたへの礼も込めて
クロム王子も護ってやるよ!
ロンクー:フッ・・・俺はクロムの騎士ではないが、
その心がけはいい。
その信念はきっとお前を強くするだろう。
期待しているぞ、アーダン。
支援S
ロンクー:!
アーダン:ぬうっ!?
ロンクー:・・・これでようやく俺の勝ち越しだな。
アーダン:ああ・・・ここ暫くは俺も勝てるようになってきたんだがなぁ。
ロンクー:いや、それは実力がついた結果だろう。
実際、ここ最近のお前に追いつかれてきたものだから・・・俺も正直、焦っていたよ。
アーダン:そ、そうなのか?あんたはいつも冷静だからわからなかったぜ。
・・・そうだ。今まで黙ってたが、俺の力の支えになってるものがあるんだ。
この腕輪を見てくれ。
ロンクー:・・・?これは・・・魔法の腕輪、か?
アーダン:どうにもそうらしいんだ。
ある日浜辺でボヤいてたら拾ったものなんだが・・・
これのおかげで俺はあんたに追いつけてたというのはあるんだろうなァ・・・。
ロンクー:・・・そうは思わん。弱気になるな、アーダン。
アーダン:ロンクー?
ロンクー:お前の剣は強烈だ。しかもその腕輪とやらで追撃までしてのける。
しかし、それが物のおかげだから何だ?それは恥に感じるほどの事か?
シグルド公子への忠義心を思い出せ。
剣の試合の話ではない。俺達は本物の戦場で戦うことだけを考えていくだけで精一杯だ。
何故なら・・・俺達は一度敗戦を味わった身なのだからな。
アーダン:・・・そうだな、その通りだ。
もしもの話だがな、俺は稽古の相手をしてもらう為にこの腕輪を渡そうと思ってたんだ。
この腕輪を活かせる奴は他にも沢山居るだろうしな。
ロンクー:そうだったのか・・・。
だが、それは暫くやめておけ。
アーダン:ああ、そうするよ。じゃあまた明日な、ロンクー!
今日も相手してくれてありがとよ。
ロンクー:ああ。
フェリアにも重騎士は居たが・・・
あそこまで根性のある奴はいなかったな。
フッ、腕輪ついでに不思議な奴だ・・・。
1/1ページ