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後藤さんの誕生日をみんなで祝いたい
都内、某所。個室の居酒屋。
公安課からそう遠くない距離の場所で、
今日、後藤さんの誕生日会が行われる。
(勢いで言ったものの、)
(まさか、本当に叶うなんて…)
黒澤さんから、事前に渡された
座席表をみながら、席についた。
------------------------------------
入り口
瀬戸内 黒澤 後藤 石神 難波
大石 津軽 桃山 東雲 加賀
------------------------------------
石神班だけではなく、難波さんをはじめ、
加賀班と津軽班も集まることになっている。
(なんか、私服のイケメンに囲まれるって、)
(緊張するな…)
(てか、後藤さんが真ん中はいいとして、)
(なんで私も…)
色々思う気持ちはありつつ、
黒澤さんたちと会話しながら、
津軽さんと後藤さんを待つ。
黒澤「いっぱいお肉食べましょう!」
瀬戸内「神と一緒にご飯が食べれるなんて神すぎる…ぶつぶつ…」
大石「……(スマホぽちぽち)」
石神「………(スマホぽちぽち)」
加賀「………(喫煙中)」
難波「腹減ったなぁ、ちょも最近ちゃんと食べてるか?」
東雲「………」
桃山「えっ!私ですか?ええ、まぁいつもどおり食べてますけど…」
難波「お前はもうちょっと、あれだな。そのー…歩、代わりに言ってやれ」
東雲「何をですか?」
難波「あれだよ。そのー、食べたほうがいいって」
桃山「………」
(胸か!?胸のこと言いたいのか!?)
東雲「自分で言えばいいじゃないですか」
難波「お前、そうやって上司に冷たくするもんじゃないぞ。なぁ、加賀?」
加賀「はい、そうっすね」
(テキトーに返してる…)
加賀「あぁ?駄犬が見てんじゃねぇ」
桃山「ええ、見るのもダメですか…」
ちょうどその時、個室の扉が開いて、
津軽さんが中に入ってきた。
黒澤「お疲れ様です。まさか津軽さんも来ていただけるとなんて〜。ほんとビックリです!後藤さんも驚き喜びますよ」
津軽「お待たせ。今日は俺のためにみんなありがと〜」
石神「誰がお前のために…」
加賀「冗談は寝て言え」
難波「おいおい、主役はお前じゃないぞ」
瀬戸内「エース降臨待ち…」
大石「お疲れ様です」
東雲「お疲れさまでーす」
(じょ、情報量が多い…!!!)
津軽「で、ウサは何くれるの?」
桃山「お疲れ様です。いや、津軽さんは誕生日じゃないですよね」
津軽「俺だって、10月は誕生日だったけど…」
桃山「えっ、津軽さん10月生まれなんですか?」
津軽「蠍座のイケメンだねぇ」
桃山「蠍座なんですね」
津軽「イケメンってところは?」
桃山「……」
東雲「一緒だね。キミと」
桃山「ですね。…って、東雲さん、…私の誕生日覚えててくれてるんですか!?」
東雲「たまたま目に入っただけ。…ジーンとするな」
桃山「!ジーンとしてたのバレてる…」
津軽「ウサとおそろだね」
桃山「ええと、おそろっていうか、星座が同じなだけですけど」
そこからは冬生まれが多いとかなんとか。
とにかくこの人数がいたら、話もすすむし、
まだ後藤さんがきてないのに、お酒もすすむ…。
そろそろ後藤さんが到着するということで、
黒澤さんから、クラッカーを手渡される。
津軽「ここのヒモ、引けば良いの?」
黒澤「ええ。エースが来たらお願いします★」
津軽「エースだって、ウサ。残念だったね」
桃山「どういう意味ですか」
加賀「テメェは駄犬だろ」
桃山「な!!に、人間ではあります!」
石神「キャンキャンうるさいな…」
桃山「………」
難波「お前ら、ちょもに厳しいな」
東雲「タヌキですからね」
瀬戸内「ヤマタヌ先輩は、どっちかっていうとポンですね」
大石「タヌキ先輩なんだから、当然だろ」
黒澤「じゃあみなさん、いいですか?」
黒澤さんが全体に話しかける。
いよいよか!そう思ってーーー
黒澤「せーのっ!て…」
桃山「後藤さん!おめでーー」
黒澤「ちょもちゃん、まだです!!!せーのっていったら、ですよ!!」
黒澤さんが、笑いながら言った。
部屋の中で、どっと笑いが起きる。
桃山「!!すみません…先走りました…」
難波「ちょもらしいな、ははっ」
瀬戸内「ヤマタヌ先輩、ドンマイ」
大石「先輩、次があります」
石神「桃山、落ち着け」
加賀「駄犬が、待てもできねーのか」
東雲「ぷっ…」
津軽「ウサ、初めてなんだよね。俺がしっかりエスコートしてあげるよ」
桃山「なんで津軽さんだけ彼氏面してくるんですか…」
黒沢「あっ!!後藤さんがきます。みなさん静かに〜〜〜扉が開いたら、クラッカー引いてくださいね」
今度こそ、クラッカーを引く準備をする。
ゆっくりとノックが4回。
そして、扉が開きーーーーー
後藤「お疲れさまで…」
黒澤/桃山「後藤さん!!!お誕生日おめでとうございます!!!」
瀬戸内「神の誕生尊いです。感謝感激雨嵐です。神…うぅ…」
大石「お疲れ様です。おめでとうございます」
石神「後藤、おめでとう」
難波「またエースに近づいたな、おめでとう」
加賀「………食え」
東雲「おめでとうございまーす」
津軽「誠二くん、おめでと〜。あれ、このクラッカー引っ張っても出ないんだけど、ねぇねぇ」
後藤「……えっと、その、ありがとうございます。お疲れ様です」
照れくさそうに笑う後藤さんと、
笑いながら、各々で話し始める面々。
(こんな誕生日なら、)
(みんなのこと、)
(毎年お祝いしたくなっちゃう)
ニコニコと嬉しい気持ちで溢れ、
周りの様子を見回す。
津軽さんの表情が、一瞬曇ったような、
そんなふうに見えた。
(津軽さん……?気のせいかな…)
桃山「津軽さん?」
津軽「…ん?イケメンってやっと気づいた?」
津軽さんに見つめ返されて、
いつもの飄々とした笑顔を向けられる。
桃山「いや、そうじゃなく…」
東雲「はい、食べれば。キミも」
黒澤「津軽さんも、食べてくださいね〜」
運ばれてくる料理が、黒澤さんと東雲さんに、手際よく取り分けられて、配られる。
桃山「はっ!!すみません、ありがとうございます。いただきます…」
津軽「歩くん、女子力たかーい」
東雲「別に。社会人として普通ですよ」
黒澤「俺も、女子力高いですよ!津軽さん!」
津軽「ウサはこれからだもんね」
桃山「いまだって高いです!温存中なんです。…あっこれめちゃくちゃ美味しいです!」
東雲「花より団子…」
桃山「んぐ!なんか言いました?」
東雲「ん?何か聞こえた?」
津軽「はい、ウサ。あーん」
桃山「いや!なんで津軽さんが女子みたいになるんですか!あーんしないです、後藤さんにしてあげてください」
津軽「えー。俺からだよ?瀬戸内なら喜んで食べるよ?」
瀬戸内「まぁ食えって言われたら食べますけど…。後藤さんからなら喜んでいただきます!」
津軽「……」
桃山「残念でしたね」
津軽「ちょも」
桃山「!?」
不意に、津軽さんが名前を呼びながら、
顔に手を添えて、親指を口にかけてきた。
(な、なんだこの格好…!!)
恥ずかしくて赤面していると、
津軽さんがニヤッと笑い、
親指の力を強めてきた。
否応にも口が空いてしまい、
そのまま、スプーンを突っ込まれる。
津軽「はい、あーん。…しちゃったね?」
桃山「〜〜〜!!!」
津軽さんが楽しそうにニコニコしている。
津軽さんの手を追いやって、
口をもぐもぐさせながら抗議した。
後藤「桃山…、遊ばれてるな」
黒澤「後藤さん!俺にも!俺にもー!」
後藤「いや、俺はやってないぞ」
石神「何が良いんだか…」
津軽「秀樹くんはムッツリだからね」
石神「…お前に言われたくない」
難波「ちょも、嫌なことは嫌って言わないと、なんちゃらハラスメントもあるからな」
東雲「津軽さんは大体、セクハラですね」
加賀「躾だろ」
津軽「そうそう、躾だから。セーフ!」
桃山「アウトです!!」
津軽「美味しかった?」
桃山「え?まぁ、はい…美味しかったですけど…」
津軽「歩くん、これも美味しいよ」
東雲「へー。そうですか。…あっほんとだ。美味しい」
桃山「っていうか、普通の食事して、美味しいとかいう津軽さんやっぱりおかしいです!」
津軽「いやいや、俺の味覚はふつーだよ?ウサやモモが尖ってるね」
石神「それはないな」
後藤「それは…」
黒澤「ある意味はそうかもしれないですね」
東雲「趣向はそれぞれですね」
津軽「えっみんな冷…。歩くんだけ優しい…」
わいわい、がやがやと。夜は更けていく。
後藤さん、誕生日おめでとう!
※取り止めつかず強制終了
津軽さんも、みんなと囲みたかった。
颯馬さんは用事があって来れませんでした。
都内、某所。個室の居酒屋。
公安課からそう遠くない距離の場所で、
今日、後藤さんの誕生日会が行われる。
(勢いで言ったものの、)
(まさか、本当に叶うなんて…)
黒澤さんから、事前に渡された
座席表をみながら、席についた。
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入り口
瀬戸内 黒澤 後藤 石神 難波
大石 津軽 桃山 東雲 加賀
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石神班だけではなく、難波さんをはじめ、
加賀班と津軽班も集まることになっている。
(なんか、私服のイケメンに囲まれるって、)
(緊張するな…)
(てか、後藤さんが真ん中はいいとして、)
(なんで私も…)
色々思う気持ちはありつつ、
黒澤さんたちと会話しながら、
津軽さんと後藤さんを待つ。
黒澤「いっぱいお肉食べましょう!」
瀬戸内「神と一緒にご飯が食べれるなんて神すぎる…ぶつぶつ…」
大石「……(スマホぽちぽち)」
石神「………(スマホぽちぽち)」
加賀「………(喫煙中)」
難波「腹減ったなぁ、ちょも最近ちゃんと食べてるか?」
東雲「………」
桃山「えっ!私ですか?ええ、まぁいつもどおり食べてますけど…」
難波「お前はもうちょっと、あれだな。そのー…歩、代わりに言ってやれ」
東雲「何をですか?」
難波「あれだよ。そのー、食べたほうがいいって」
桃山「………」
(胸か!?胸のこと言いたいのか!?)
東雲「自分で言えばいいじゃないですか」
難波「お前、そうやって上司に冷たくするもんじゃないぞ。なぁ、加賀?」
加賀「はい、そうっすね」
(テキトーに返してる…)
加賀「あぁ?駄犬が見てんじゃねぇ」
桃山「ええ、見るのもダメですか…」
ちょうどその時、個室の扉が開いて、
津軽さんが中に入ってきた。
黒澤「お疲れ様です。まさか津軽さんも来ていただけるとなんて〜。ほんとビックリです!後藤さんも驚き喜びますよ」
津軽「お待たせ。今日は俺のためにみんなありがと〜」
石神「誰がお前のために…」
加賀「冗談は寝て言え」
難波「おいおい、主役はお前じゃないぞ」
瀬戸内「エース降臨待ち…」
大石「お疲れ様です」
東雲「お疲れさまでーす」
(じょ、情報量が多い…!!!)
津軽「で、ウサは何くれるの?」
桃山「お疲れ様です。いや、津軽さんは誕生日じゃないですよね」
津軽「俺だって、10月は誕生日だったけど…」
桃山「えっ、津軽さん10月生まれなんですか?」
津軽「蠍座のイケメンだねぇ」
桃山「蠍座なんですね」
津軽「イケメンってところは?」
桃山「……」
東雲「一緒だね。キミと」
桃山「ですね。…って、東雲さん、…私の誕生日覚えててくれてるんですか!?」
東雲「たまたま目に入っただけ。…ジーンとするな」
桃山「!ジーンとしてたのバレてる…」
津軽「ウサとおそろだね」
桃山「ええと、おそろっていうか、星座が同じなだけですけど」
そこからは冬生まれが多いとかなんとか。
とにかくこの人数がいたら、話もすすむし、
まだ後藤さんがきてないのに、お酒もすすむ…。
そろそろ後藤さんが到着するということで、
黒澤さんから、クラッカーを手渡される。
津軽「ここのヒモ、引けば良いの?」
黒澤「ええ。エースが来たらお願いします★」
津軽「エースだって、ウサ。残念だったね」
桃山「どういう意味ですか」
加賀「テメェは駄犬だろ」
桃山「な!!に、人間ではあります!」
石神「キャンキャンうるさいな…」
桃山「………」
難波「お前ら、ちょもに厳しいな」
東雲「タヌキですからね」
瀬戸内「ヤマタヌ先輩は、どっちかっていうとポンですね」
大石「タヌキ先輩なんだから、当然だろ」
黒澤「じゃあみなさん、いいですか?」
黒澤さんが全体に話しかける。
いよいよか!そう思ってーーー
黒澤「せーのっ!て…」
桃山「後藤さん!おめでーー」
黒澤「ちょもちゃん、まだです!!!せーのっていったら、ですよ!!」
黒澤さんが、笑いながら言った。
部屋の中で、どっと笑いが起きる。
桃山「!!すみません…先走りました…」
難波「ちょもらしいな、ははっ」
瀬戸内「ヤマタヌ先輩、ドンマイ」
大石「先輩、次があります」
石神「桃山、落ち着け」
加賀「駄犬が、待てもできねーのか」
東雲「ぷっ…」
津軽「ウサ、初めてなんだよね。俺がしっかりエスコートしてあげるよ」
桃山「なんで津軽さんだけ彼氏面してくるんですか…」
黒沢「あっ!!後藤さんがきます。みなさん静かに〜〜〜扉が開いたら、クラッカー引いてくださいね」
今度こそ、クラッカーを引く準備をする。
ゆっくりとノックが4回。
そして、扉が開きーーーーー
後藤「お疲れさまで…」
黒澤/桃山「後藤さん!!!お誕生日おめでとうございます!!!」
瀬戸内「神の誕生尊いです。感謝感激雨嵐です。神…うぅ…」
大石「お疲れ様です。おめでとうございます」
石神「後藤、おめでとう」
難波「またエースに近づいたな、おめでとう」
加賀「………食え」
東雲「おめでとうございまーす」
津軽「誠二くん、おめでと〜。あれ、このクラッカー引っ張っても出ないんだけど、ねぇねぇ」
後藤「……えっと、その、ありがとうございます。お疲れ様です」
照れくさそうに笑う後藤さんと、
笑いながら、各々で話し始める面々。
(こんな誕生日なら、)
(みんなのこと、)
(毎年お祝いしたくなっちゃう)
ニコニコと嬉しい気持ちで溢れ、
周りの様子を見回す。
津軽さんの表情が、一瞬曇ったような、
そんなふうに見えた。
(津軽さん……?気のせいかな…)
桃山「津軽さん?」
津軽「…ん?イケメンってやっと気づいた?」
津軽さんに見つめ返されて、
いつもの飄々とした笑顔を向けられる。
桃山「いや、そうじゃなく…」
東雲「はい、食べれば。キミも」
黒澤「津軽さんも、食べてくださいね〜」
運ばれてくる料理が、黒澤さんと東雲さんに、手際よく取り分けられて、配られる。
桃山「はっ!!すみません、ありがとうございます。いただきます…」
津軽「歩くん、女子力たかーい」
東雲「別に。社会人として普通ですよ」
黒澤「俺も、女子力高いですよ!津軽さん!」
津軽「ウサはこれからだもんね」
桃山「いまだって高いです!温存中なんです。…あっこれめちゃくちゃ美味しいです!」
東雲「花より団子…」
桃山「んぐ!なんか言いました?」
東雲「ん?何か聞こえた?」
津軽「はい、ウサ。あーん」
桃山「いや!なんで津軽さんが女子みたいになるんですか!あーんしないです、後藤さんにしてあげてください」
津軽「えー。俺からだよ?瀬戸内なら喜んで食べるよ?」
瀬戸内「まぁ食えって言われたら食べますけど…。後藤さんからなら喜んでいただきます!」
津軽「……」
桃山「残念でしたね」
津軽「ちょも」
桃山「!?」
不意に、津軽さんが名前を呼びながら、
顔に手を添えて、親指を口にかけてきた。
(な、なんだこの格好…!!)
恥ずかしくて赤面していると、
津軽さんがニヤッと笑い、
親指の力を強めてきた。
否応にも口が空いてしまい、
そのまま、スプーンを突っ込まれる。
津軽「はい、あーん。…しちゃったね?」
桃山「〜〜〜!!!」
津軽さんが楽しそうにニコニコしている。
津軽さんの手を追いやって、
口をもぐもぐさせながら抗議した。
後藤「桃山…、遊ばれてるな」
黒澤「後藤さん!俺にも!俺にもー!」
後藤「いや、俺はやってないぞ」
石神「何が良いんだか…」
津軽「秀樹くんはムッツリだからね」
石神「…お前に言われたくない」
難波「ちょも、嫌なことは嫌って言わないと、なんちゃらハラスメントもあるからな」
東雲「津軽さんは大体、セクハラですね」
加賀「躾だろ」
津軽「そうそう、躾だから。セーフ!」
桃山「アウトです!!」
津軽「美味しかった?」
桃山「え?まぁ、はい…美味しかったですけど…」
津軽「歩くん、これも美味しいよ」
東雲「へー。そうですか。…あっほんとだ。美味しい」
桃山「っていうか、普通の食事して、美味しいとかいう津軽さんやっぱりおかしいです!」
津軽「いやいや、俺の味覚はふつーだよ?ウサやモモが尖ってるね」
石神「それはないな」
後藤「それは…」
黒澤「ある意味はそうかもしれないですね」
東雲「趣向はそれぞれですね」
津軽「えっみんな冷…。歩くんだけ優しい…」
わいわい、がやがやと。夜は更けていく。
後藤さん、誕生日おめでとう!
※取り止めつかず強制終了
津軽さんも、みんなと囲みたかった。
颯馬さんは用事があって来れませんでした。