東雲 歩
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BBQシナリオを読んで… ※2/14追記
食堂。久しぶりの1人ランチ。
控えめなうどんにキノコをトッピングして、
歩さん飯なーんて考えながら、麺をずるずる。
(最近スマホのストレージ、整理してなかったな)
ふと、思い出してスマホの写真を見返す。
公安学校に入ってからの写真がずらりと並ぶ。
(あっ、これ、BBQで撮った…)
桃山「はわわわ………」
?「ちょもったら、何ニヤニヤしてるの?」
写真をみながら悶絶していると、頭上から声がかかった。
トレイを持った鳴子が立っている。
桃山「あっ!鳴子、お疲れ様。ちょっと写真を見返してたら、いろいろ出てきてさ」
佐々木「へぇー。どれどれ、見せてよ!」
桃山「これとか…」
ちょうど開いていた、班長たちの写真を見せる。
そこには、飲み比べをして爆笑する難波さんと津軽さん、隣に、険しい顔の石神さんと照れる後藤さん。もう一枚には、いつもと変わらない様子の加賀さんと眠たげな表情で寄り添う歩さんと笑顔の颯馬さん。
(歩夢さんの 加賀しゃん… が忘れられん!!!)
佐々木「ちょっ懐かしすぎ!!班長たち、みんな良い表情してるね。笑顔の後藤さんと颯馬さん、かっこよすぎー!」
鳴子と、いろんな写真を見返して、あれも良かったこれも良かったと談話していると…
加賀「テメェらは、いつも騒がしいな」
東雲「なにはしゃいでいるの?」
向かいの席に、加賀さんと歩さんが座った。
佐々木「お疲れさまです。いま、ちょものスマホで、BBQの写真を見てたんですよ〜」
桃山「お疲れさまです。…良かったら、見ますか?」
加賀「見せろ」
桃山「あっ」
見せろの言葉と同時に、スマホが奪われる。
加賀さんの横から、スマホを覗き込んでいる歩さん。
どんどん顔が険しくなっている…。
(あっ、スマホ受け取ってなんか操作してる)
加賀「やれ」
東雲「はーい。……」
桃山「東雲さん、なんか…してます?」」
東雲「ん?別に?…はい、スマホ」
桃山「………」
手元に戻ってきたスマホを見ると、明らかに写真が足りない。
(あーーー!!!!歩さんのほろ酔い萌え萌え写真が消えてる…!!!!)
急いでクラウドを開くも、バックアップも消えていた。
佐々木「ちょも?どうかした?」
桃山「う、ううん!なんでも…」
しょんぼりとして歩さんを見ると、
チラッと目が合い、すぐに視線を外された。
(な、なんで……なんで消したんですか歩さん…!!!)
じりじりと歩さんに、視線で詰め寄るも無視され、鳴子が他愛もない話を2人に振る。
そんな会話を横目で見ているうちに、ランチが終わってしまった。
加賀「食ったら行くぞ」
東雲「はい。じゃあね、鳴子ちゃん、ちょもちゃん」
佐々木「お疲れさまです!」
桃山「おつかれさまです…」
佐々木「うちらもそろそろ戻ろっか」
桃山「うん、じゃあまたね、鳴子」
鳴子と別れて、公安課のフロアに戻る。
戻りながら、歩さんの写真を思い返す。
(幼児口調の歩さんも堪らなかったのに、メモリアルだったのに…うう…)
津軽「ウサ、前を見て歩こうね」
桃山「!!」
俯きがちで歩いていたため、
気づいたら、津軽さんにぶつかる寸前だった。
津軽「それとも、俺の胸に飛び込みたかった?」
桃山「………」
(この気持ちを晴らせるなら…それもアリかもしれない…)
ボンっと津軽さんの胸に、頭を寄せてみた。
頭をすりすりしながら見上げると、
びっくりした津軽さんの顔が一瞬見え、
すぐに無表情な顔に変わる。
津軽「……(コホン)」
(あっ…怒らせてしまったかも…)
さっと津軽さんから離れて、謝罪する、
桃山「すみません、調子に乗りました。お詫びしてお詫び申し上げます」
津軽「逆にお詫びできてないし…。ウサ、俺以外にそんなことしてないよね?」
桃山「え?はい、お詫びしてお詫びしたのは、津軽さんだけです!」
津軽「いや、そっちじゃなくて…」
桃山「?」
津軽「……まっいいや。部屋、戻るとこ?」
桃山「はい、そうです」
津軽「一緒に戻ろっか」
津軽さんと一緒に公安課に戻ってきた。
戻って早々、津軽さんに仕事を追加される。
津軽「はいこれ、ウサかわいいから追加ね」
百瀬「……(嘲笑)」
隣にいる百瀬さんが、嘲笑っている…。
桃山「うっ……」
津軽「まだ欲しいって?」
桃山「言っでまぜん…」
泣く泣く書類を受け取り、デスクワークに励んだ。
やっと仕事を終えるとーーー
桃山「もう21時…!」
(…いや、まだ21時って喜ぶべき?)
気付いたら、百瀬さんや周りの同僚は帰っているようだ。津軽さんの姿だけみえる。
津軽「おつかれ。今日はもうあがっていいよ」
桃山「はい、分かりました。お先にしつれいします」
津軽「……そこは、一緒に帰りますかとか聞くところじゃん?」
桃山「……一緒に帰ります?」
津軽「ごめんね。俺今日は家に帰らないから…」
(どこに帰るのってツッコミはやめとこ…)
桃山「そうですか、残念です。それではお先に…」
津軽「いやいや、そこは彼女ですか?とか、嫉妬するところでしょ」
桃山「いや、しませんし…。津軽さんのプライベートにあれこれ口出す権利ありませんし…」
津軽「俺は、ウサのプライベートに入り込みたいよ?」
桃山「またまた…。津軽さん、そんなこと言ってると、ほんとに彼女さんに怒られますよ」
津軽「えっ。彼女いないけど」
桃山「えっ」
(いや、いないんかい…!)
津軽「今日帰らないのは事実だけど、ウサを裏切るようなことはしないから、安心してね」
よしよしと津軽さんの机にある小さなウサギの人形をなでなでしている。
(いや、それ私じゃないし!)
桃山「はぁ…、それでは、帰ります」
津軽「ん。また明日ね」
ひらひらと津軽さんに手を振られ、
退庁して駅に向かう。
(彼女いないからねとか、そのくせウサギの人形撫でるとか、なんなんだ…)
津軽さんに心乱されながらも、ふぅと息をついてLIDEを開く。
珍しく歩さんから連絡が来ていた。
(あああ歩さんから…!!!なんだろう…)
今度は歩さんに心乱されながら、
恐る恐るメッセージを開いてみる。
『ブラックタイガー』
(………食べたいってことだよね?)
電車のホームで、電話をかけ、連絡を取る。
(あ、歩さん家に行ってもいいなんて…!やった…!)
(流石にお泊まりはできないけど、最近ゆっくり話せてなかったから嬉しい…!!!)
料理の材料は、すでに購入済みとの話だったので、そのまま家に向かった。
歩さん家について、エビを焦がしーーー
食事を終えて、まったりする。
桃山「今日も、焦げましたね…」
東雲「ブラックタイガーとしては、まぁいいんじゃない」
歩さんに、ニヤッと笑われる。
(ううう…でも歩さんの笑顔みれたからいいか…)
東雲「……怖」
桃山「怖くないです!…あ!そういえば歩さん、聞きたいことあったんですけど」
東雲「?」
桃山「今日のお昼に、鳴子と加賀さんとお話ししたじゃないですか。そのとき、スマホで何かしました…?」
東雲「ああ…」
歩さんは、ふっと顔を逸らした。
桃山「………しましたね?」
東雲「別に。キミが変なことしないように」
桃山「へ、へんなことってなんですか!幼児口調の歩さんを思い出して愛でたり妄想したりしたかったんですよ!!」
東雲「怖……」
歩さんに、呟きながら距離を取られる。
桃山「ちょ、ほんとに引かないでください!どんな歩さんでも好きですから」
東雲「……」
距離を縮めて、ピッタリくっついてみる。
怖いと言いながらも、離れずにくっつかせてくれるらしい。
(こういうところが、可愛いんだよなぁ…)
くっつきながら、笑みが溢れると、
歩さんからぐいっと押されて距離を取られた。
桃山「あっ幸せ空間が!」
東雲「調子に乗り過ぎ」
桃山「そんな!!まだまだ足りないです!」
負けじとガシッとハグしようとするも、避けられ地面に衝突する。
桃山「うう…」
東雲「まぁ、そんな写真なくても…」
桃山「えっ?」
東雲「………」
桃山「な、なんか嬉しいこと言ってくれました!?聞こえなかったのでもう一回!!!」
東雲「うるさい」
桃山「そんな〜…。歩さーーーん!!!」
歩さんといちゃらぶする夜、更けていく。
食堂。久しぶりの1人ランチ。
控えめなうどんにキノコをトッピングして、
歩さん飯なーんて考えながら、麺をずるずる。
(最近スマホのストレージ、整理してなかったな)
ふと、思い出してスマホの写真を見返す。
公安学校に入ってからの写真がずらりと並ぶ。
(あっ、これ、BBQで撮った…)
桃山「はわわわ………」
?「ちょもったら、何ニヤニヤしてるの?」
写真をみながら悶絶していると、頭上から声がかかった。
トレイを持った鳴子が立っている。
桃山「あっ!鳴子、お疲れ様。ちょっと写真を見返してたら、いろいろ出てきてさ」
佐々木「へぇー。どれどれ、見せてよ!」
桃山「これとか…」
ちょうど開いていた、班長たちの写真を見せる。
そこには、飲み比べをして爆笑する難波さんと津軽さん、隣に、険しい顔の石神さんと照れる後藤さん。もう一枚には、いつもと変わらない様子の加賀さんと眠たげな表情で寄り添う歩さんと笑顔の颯馬さん。
(歩夢さんの 加賀しゃん… が忘れられん!!!)
佐々木「ちょっ懐かしすぎ!!班長たち、みんな良い表情してるね。笑顔の後藤さんと颯馬さん、かっこよすぎー!」
鳴子と、いろんな写真を見返して、あれも良かったこれも良かったと談話していると…
加賀「テメェらは、いつも騒がしいな」
東雲「なにはしゃいでいるの?」
向かいの席に、加賀さんと歩さんが座った。
佐々木「お疲れさまです。いま、ちょものスマホで、BBQの写真を見てたんですよ〜」
桃山「お疲れさまです。…良かったら、見ますか?」
加賀「見せろ」
桃山「あっ」
見せろの言葉と同時に、スマホが奪われる。
加賀さんの横から、スマホを覗き込んでいる歩さん。
どんどん顔が険しくなっている…。
(あっ、スマホ受け取ってなんか操作してる)
加賀「やれ」
東雲「はーい。……」
桃山「東雲さん、なんか…してます?」」
東雲「ん?別に?…はい、スマホ」
桃山「………」
手元に戻ってきたスマホを見ると、明らかに写真が足りない。
(あーーー!!!!歩さんのほろ酔い萌え萌え写真が消えてる…!!!!)
急いでクラウドを開くも、バックアップも消えていた。
佐々木「ちょも?どうかした?」
桃山「う、ううん!なんでも…」
しょんぼりとして歩さんを見ると、
チラッと目が合い、すぐに視線を外された。
(な、なんで……なんで消したんですか歩さん…!!!)
じりじりと歩さんに、視線で詰め寄るも無視され、鳴子が他愛もない話を2人に振る。
そんな会話を横目で見ているうちに、ランチが終わってしまった。
加賀「食ったら行くぞ」
東雲「はい。じゃあね、鳴子ちゃん、ちょもちゃん」
佐々木「お疲れさまです!」
桃山「おつかれさまです…」
佐々木「うちらもそろそろ戻ろっか」
桃山「うん、じゃあまたね、鳴子」
鳴子と別れて、公安課のフロアに戻る。
戻りながら、歩さんの写真を思い返す。
(幼児口調の歩さんも堪らなかったのに、メモリアルだったのに…うう…)
津軽「ウサ、前を見て歩こうね」
桃山「!!」
俯きがちで歩いていたため、
気づいたら、津軽さんにぶつかる寸前だった。
津軽「それとも、俺の胸に飛び込みたかった?」
桃山「………」
(この気持ちを晴らせるなら…それもアリかもしれない…)
ボンっと津軽さんの胸に、頭を寄せてみた。
頭をすりすりしながら見上げると、
びっくりした津軽さんの顔が一瞬見え、
すぐに無表情な顔に変わる。
津軽「……(コホン)」
(あっ…怒らせてしまったかも…)
さっと津軽さんから離れて、謝罪する、
桃山「すみません、調子に乗りました。お詫びしてお詫び申し上げます」
津軽「逆にお詫びできてないし…。ウサ、俺以外にそんなことしてないよね?」
桃山「え?はい、お詫びしてお詫びしたのは、津軽さんだけです!」
津軽「いや、そっちじゃなくて…」
桃山「?」
津軽「……まっいいや。部屋、戻るとこ?」
桃山「はい、そうです」
津軽「一緒に戻ろっか」
津軽さんと一緒に公安課に戻ってきた。
戻って早々、津軽さんに仕事を追加される。
津軽「はいこれ、ウサかわいいから追加ね」
百瀬「……(嘲笑)」
隣にいる百瀬さんが、嘲笑っている…。
桃山「うっ……」
津軽「まだ欲しいって?」
桃山「言っでまぜん…」
泣く泣く書類を受け取り、デスクワークに励んだ。
やっと仕事を終えるとーーー
桃山「もう21時…!」
(…いや、まだ21時って喜ぶべき?)
気付いたら、百瀬さんや周りの同僚は帰っているようだ。津軽さんの姿だけみえる。
津軽「おつかれ。今日はもうあがっていいよ」
桃山「はい、分かりました。お先にしつれいします」
津軽「……そこは、一緒に帰りますかとか聞くところじゃん?」
桃山「……一緒に帰ります?」
津軽「ごめんね。俺今日は家に帰らないから…」
(どこに帰るのってツッコミはやめとこ…)
桃山「そうですか、残念です。それではお先に…」
津軽「いやいや、そこは彼女ですか?とか、嫉妬するところでしょ」
桃山「いや、しませんし…。津軽さんのプライベートにあれこれ口出す権利ありませんし…」
津軽「俺は、ウサのプライベートに入り込みたいよ?」
桃山「またまた…。津軽さん、そんなこと言ってると、ほんとに彼女さんに怒られますよ」
津軽「えっ。彼女いないけど」
桃山「えっ」
(いや、いないんかい…!)
津軽「今日帰らないのは事実だけど、ウサを裏切るようなことはしないから、安心してね」
よしよしと津軽さんの机にある小さなウサギの人形をなでなでしている。
(いや、それ私じゃないし!)
桃山「はぁ…、それでは、帰ります」
津軽「ん。また明日ね」
ひらひらと津軽さんに手を振られ、
退庁して駅に向かう。
(彼女いないからねとか、そのくせウサギの人形撫でるとか、なんなんだ…)
津軽さんに心乱されながらも、ふぅと息をついてLIDEを開く。
珍しく歩さんから連絡が来ていた。
(あああ歩さんから…!!!なんだろう…)
今度は歩さんに心乱されながら、
恐る恐るメッセージを開いてみる。
『ブラックタイガー』
(………食べたいってことだよね?)
電車のホームで、電話をかけ、連絡を取る。
(あ、歩さん家に行ってもいいなんて…!やった…!)
(流石にお泊まりはできないけど、最近ゆっくり話せてなかったから嬉しい…!!!)
料理の材料は、すでに購入済みとの話だったので、そのまま家に向かった。
歩さん家について、エビを焦がしーーー
食事を終えて、まったりする。
桃山「今日も、焦げましたね…」
東雲「ブラックタイガーとしては、まぁいいんじゃない」
歩さんに、ニヤッと笑われる。
(ううう…でも歩さんの笑顔みれたからいいか…)
東雲「……怖」
桃山「怖くないです!…あ!そういえば歩さん、聞きたいことあったんですけど」
東雲「?」
桃山「今日のお昼に、鳴子と加賀さんとお話ししたじゃないですか。そのとき、スマホで何かしました…?」
東雲「ああ…」
歩さんは、ふっと顔を逸らした。
桃山「………しましたね?」
東雲「別に。キミが変なことしないように」
桃山「へ、へんなことってなんですか!幼児口調の歩さんを思い出して愛でたり妄想したりしたかったんですよ!!」
東雲「怖……」
歩さんに、呟きながら距離を取られる。
桃山「ちょ、ほんとに引かないでください!どんな歩さんでも好きですから」
東雲「……」
距離を縮めて、ピッタリくっついてみる。
怖いと言いながらも、離れずにくっつかせてくれるらしい。
(こういうところが、可愛いんだよなぁ…)
くっつきながら、笑みが溢れると、
歩さんからぐいっと押されて距離を取られた。
桃山「あっ幸せ空間が!」
東雲「調子に乗り過ぎ」
桃山「そんな!!まだまだ足りないです!」
負けじとガシッとハグしようとするも、避けられ地面に衝突する。
桃山「うう…」
東雲「まぁ、そんな写真なくても…」
桃山「えっ?」
東雲「………」
桃山「な、なんか嬉しいこと言ってくれました!?聞こえなかったのでもう一回!!!」
東雲「うるさい」
桃山「そんな〜…。歩さーーーん!!!」
歩さんといちゃらぶする夜、更けていく。