阿伏兎から労を込めて



お ここに居るって事はあんたは①を選んだわけか

じゃあ 解答といこうかね


「ほら作ってきましたよ 満足ですかお姫様」

「ホントだ ホントだ」


ケラケラ笑いながら受け取るこの人
お姫様の否定しないからね

この上なく厄介だァ


嬉しそうにしている団長の皿には炒飯が入ってる

特製🐰阿伏兎のミラクル炒飯🐰

このネーミングセンスは団長のモノだからほっといてくれ


「これこれ ミラクル炒飯 なに入ってるか全然わかんないのになんか美味しいやつ」


因みに 米十合は使った 山盛りだからな
中華鍋ブン回して 汗だく 腱鞘炎になるってんだ


「はいはい お望みの炒飯でしょ」


もうぐったりだ
俺は横になるぞ 

で 炒飯
具材はそのときどきで違うが
今回は 食べるヤツにはちょっと見せられない感じの グロテスクなもんが入ってる
わざとじゃない この星の食材は変なもんばっかで苦労したんだ
まあ 味はいいはずだ

ちなみに俺は炒飯しか作れない
前に気まぐれで作ったら気に入られちまった

有り難迷惑だ チクショー


「阿伏兎」


もさもさ食ってた団長がにじりよってくる


「今度は何ですか お姫様」


・・・と
ありゃりゃ
仰向けの俺に抱き付いてきたよ

どーゆーつもりだ?
しかも胸に顔をこすりつけてくる

あー なんだろうな
懐かんでくれェ 怖いから 


「お前が居てくれて助かる 感謝してるよ ありがとう」

「おーい団長 どうしちゃったんだ 悪いモンでも入れちまったかな 死ぬのか俺は」


なにがなにやら 不気味だが
俺は団長の頭を撫でてあげました 

とさ


って事で これはハズレだァ

そんな訳ないだろが
こんな事アレが云えば 天変地異 この星割れるぞ
そんな期待ハナからしてないさ

残念ハズレな君はそのまま6ページへ行ってくれェ


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