阿伏兎から労を込めて



はい どうも しばらく

作ってきましたよ ちゃんと
魚みてーな奴らに囲まれて異星の厨房で独り

包丁トントン

ボールをシャカシャカ

フライパンをブンブン

作りましたとも

お陰様で俺の手には皿がね あんだな
かー チクショー

廊下奥の突き当たり この部屋が俺等の客室だ ようこそ

ん?
わからない?
ああ 音声だけだもんなあ

まあ 地球の和室と大して変わらないんじゃないか


「団長作ってきましたよ ちゃんと」


これで満足か コノヤロー

って あらら・・・
おいおい ふざけるなよ


「ぐーぐー...Zzz」


いや Zzz...じゃないからね おい
足元に転がってんだが こりゃ蹴ってくれって事でいいよな?

ほんと 一発いくわ

どすっ


「ん・・・?あー阿伏兎か」

「いや あーじゃないよ あんた」


欠伸しながら起き上がるこの人
わかると思うが今寝てたからな
人に飯を作らせて おねむか

あー
グシグシグシグシ

そんなに目玉こすると取れちゃうぞー
ポロリと

いや むしろ取れちゃってくれ


「酷いな 優しく起こしてよ」

「これ以上の優しさはないと思う ホント」


ほんとに 優しいだろう?
こうやって寝起きに料理手渡してやってんだから 出来るなら頭からかけてやりたいね


「ほら作ってきましたよ 満足ですかお姫様」

「ホントだ ホントだ」


ケラケラ笑いながら受け取るこの人
お姫様の否定しないからね

この上なく厄介だァ

・・・と
突然だがここでクイズだ

今日は人生の内の選択なんて大層なモンじゃない 本当に只のクイズだよ
気楽に答えてくれりゃあいいさ

何?
そんな事よりめんどくさい?

まぁまぁ
そう急かないで
ゆっくり行こうじゃないの

さて
この団長 皿を手に喜んでるが俺は一体何を作ったか?


①ベタに炒飯→3ページ

②実はイタリアンにカルボナーラ→4ページ

③いやいや そこはお袋の味 ふりかけサラサラ→5ページ


選んだ番号へ飛んでくれェ

まぁそう嫌がらず


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