婆娑羅Among Us
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「今回の三成君のキルでアリバイがないのが政宗君と名前だけど、最初の元親君の時に政宗君は白証明がされている上に役職持ちだ。」
「ちょっと待って下さい半兵衛さん。まるで私が犯人だと言っているように聞こえるのですが。」
「おや、それは悪かったね。君がインポスターだよ、名前。」
「最初の謝罪は何だったの竹中の旦那。」
「僕の説明が彼女の頭では理解できていないと思ったものでね。率直に君が人殺しだと言ってあげたのだよ。」
「半兵衛さんの言い方が映画やドラマに出て来る悪徳刑事の尋問並みに悪過ぎる。」
「いや、待て。九分九厘、名前がインポスターなのは間違いないが、まだシェリフの可能性があるのではないのか。」
「それ何のフォローにもなってないよ、毛利の旦那。」
「シェリフは僕だよ。さあ、他に何か反論はあるのかな?」
「ちょっと待って下さい!本当に違うんです!私じゃないですよ!これで私を吊ったらクルーが負けちゃいますよ!」
「諦めてパッションに移るのが早くない?」
「投票締め切りまであと1分ほどあるからそのまま続けたまえ。勝機が生まれるかもしれないよ。」
「一生のお願いですから!本当に信じてください!」
「そなた、今のその一生のお願いとやら今日だけで5度目になるぞ。」
「一生のお願いなんていくつあってもいいですからね。」
「いくつあってもいい一生のお願いのせいで一つしかない信用が失われつつあることに気付いて、名前ちゃん。」
「OK!そこまでだ。黙って聞いてればお前ら寄ってたかって女一人を虐めて恥ずかしくないのか。」
「政宗…。」
「俺が確白でも名前は限りなく黒に近いグレーってだけで確黒じゃない。お前らの中でこの状況に便乗しているインポスターが居るかもしれないだろう。ここはスキップをして、次に俺は名前と行動して、それで俺が殺されたら、その時に名前を吊ればいいんじゃないのか。」
「私としてはその提案は凄くありがたいんだけど、政宗が喋り出し始めたら他の三人が投票したんだよね。」
「Hey!お前らどこに入れやがった!」
「それは言えるわけないだろう、政宗君。」
「何を慌てているのだ。貴様は白なのだから何も案ずる必要はなかろうに。」
「安心してよ旦那!俺は面白くなる方に入れたよ!」
「面白くなる方ってなんだ猿飛!おい!全員俺に入れてるじゃねえかよ!ふざけんな!」
「政宗。君の犠牲は無駄にはしないよ。」
「誰のせいでこんなことになったと思っているんだい?」
「え?私のせいなんですか?」
「当然だろう。君はこの先、政宗君を殺した罪悪感に苛まれて生きていくんだよ。」
「政宗を殺したのは民意だと言うのに私一人に背負わされるものがあまりにも重過ぎる。」
「それから次の議論で君のこと吊るからそのつもりで。」
「そして、無慈悲。」
MANA3/241001
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