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夢小説設定
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「それにしましても長曾我部方の技術力には目を見張るものが御座います。この富嶽、文字通りその集大成―」
「いつまでも富嶽などと呼ぶでないわ。この要塞は既に我が毛利のものぞ。」
「では、何と?」
「決まっておるであろう。これは毛利の要塞だと言った。」
「…日輪、で御座いますか?」
「他に何があると申すのだ。」
「とか言ってましたけど、どうなんですか実際!」
「と、申されますと?」
「だって日輪ですよ日輪!日輪って!日輪ってあなた!!!!」
「元就様は何よりも日輪を崇拝なされている故。この要塞にそう名付けるのも頷けるものかと。」
「いやいや、そうだとしてもですよ!?そうだとしてもですよ!?日輪って!!何て言うんですか、センス?そう、感性ってものが乏しい!いや、寧ろ乏しいどころか壊滅的、いいえ、最早あれは死んでる!美的感覚が死んでますよ!名前を付ける感性ってものが元就さんにはないんですよねぇ!労しい位に感性に見放されてる!初めて会った時から思ってたんですよ!何でこの人頭にオクラ乗っけているんだろうって!」
「名前殿。」
「何ですか、…………あ゛…。」
「………。」
「こんにちは毛利さん!今日も素敵ですね!」
「………。」
「痛゛っ!痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!!!!徐に手首を掴んで捻り上げないで!痛い痛い痛い!!!!」
「………。」
「うっわ、何も言ってくれない辺り相当怒ってらっしゃる!い゛だだだだだだだだ!!!!!!すみません、すみませんでしたー!!!!!!」
エレクトリカルパレード
MANA3*111015