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夢小説設定
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「半兵衛さんの様な人でも、半兵衛さんだからこそ、もしもの事があったら、秀吉さんだって悲しいと思います。」
「何だい僕の様な人とは。泣かすよ。君も知っているはずだ。僕一人を失っただけで哀悼する程脆弱な人間に僕は全力を尽くしたりなどはしない。」
「…でも…私は、悲しいです…。」
「…君が憂いた所で僕は嬉しくもないし、君にとってもそれは非生産的なものでしかない。」
「………。」
「僕は死んだりはしないよ。名前、君が心配をする必要は何もない。だから君はいつも通りへらへらと馬鹿みたいに笑っていればそれで良いんだよ。」
「誰もへらへら馬鹿みたいに笑ってなんかいませんよ!もう半兵衛さんなんてどうなっても知りませんからね!!!!」
「げっほおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!」
「どぅえええええええええ!?!?!?!?!?!?!?」
「…はあ…はあ…名前、…君がそんな事言うから……僕の繊細な心が、傷付いてしまったじゃないか…。」
「いやいや!いやいやいやいや!!何言ってるんですか!!何でそんな非生産的な嘘を吐くんですか?いつもの発作でしょう!?いつもの発作が絶妙なタイミングで起こっただけでしょう!?繊細な心どころか心すら持ってない人が何を言ってるんですか!てか血を吐いてるのに何でそんな悠長な事言ってるんですか!」
「ほら、責任を取ってよ…。」
「ちょ、やめっ止めろ!離せ!離さんかい!!ぎゃああああああ!!!!血が付いた手を近付けてくんなあ!」
「はい、舌を出して舐めて。大丈夫、美味しいから。」
「美味しい訳あるか!!!!阿呆か!!!!消滅しろ!!!!消滅してしまえ!!!!お前の様な奴を失っても誰も悲しまないから気兼ねなく消滅してくれ!!!!」
君が泣くくらいなら僕は生きるよ
―――――
似た様な落ちの話がある。
MANA3*111007