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夢小説設定
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「半兵衛さん、片倉さんに言っていたじゃないですか。山賊のように落ちぶれた卑劣極まりないクソ野郎な真似をしてでも豊臣に来てほしいとかどうか。」
「誰がクソ野郎だって?」
「待って下さい半兵衛さん。あくまでクソ野郎なのは山賊であって、あなたのことをクソ野郎呼ばわりするはずがないじゃないですか。だから関節剣に手をかけようとするのはやめてくれませんか?」
「少々言い回しに違和感があったものだからね。」
「…で、その片倉さんに対して言った台詞が半兵衛さんのファン、つまりは支持者の方には大絶賛みたいでしたよ。」
「何に称賛されているのか、わかりかねるね。」
「まあ、やり方はさておき、好きな人にあんな風に言われるのは支持している側としては嬉しいものだと思いますよ。」
「…それは君も同じなのかい?」
「え、そうですね。好感や憧れを抱く対象の方にそんな風に言われるとドキドキするかもしれません。」
「なるほどね。ところで名前。」
「なんですか。」
「君は僕と過ごしている時、不服そうな表情をすることが多く見えるけども。」
「半兵衛さんが楽しみにとっておいた私の甘味を強奪したり、仕事を手伝ってほしいと頼んできたかと思ったらどこからともなく出て来た縄で体を縛ったり、何の脈絡もなく平手打ちされたら、私でなくとも大抵の人は不服そうな顔をするとは思いますけどね。」
「勘違いしないでくれたまえ。僕のこの行動は君の嗜好を知るためでもあるんだよ。」
「それはつまりどういうことですか?」
「それほどに君を欲しているということなんだけどな。」
「あ、私、半兵衛さんのファンじゃないんで。後、改めて思うと山賊云々以前に半兵衛さんがクソ野郎なんですよねあいたあああああ!!7話で片倉さんにやるしばき方!5話も早い!めっちゃ痛い!」
「僕が欲しいと思った時点で君は僕のものなのだよ。ありがたく思いたまえ。」
「山賊の上位互換!別の意味でドキドキしてきた!」
あなたが求めるもの
MANA3/241031