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夢小説設定
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「半兵衛さん。最後のあれは何だったのですか?」
「最後のあれとは何のことだい。」
「ほら、急に誰かに話しかけるように喋っていたじゃないですか。吃驚しましたよ、面白過ぎて。」
「君のその顔には負けるよ。」
「今日も半兵衛さんの蛇剣の呻きが絶好調で私の心は傷だらけです。それより誰に話しかけていたんですか?」
「視聴者だよ。」
「 視 聴 者 。 」
「当然じゃないか。何を驚いているんだい。」
「そんなメタ発言されたら驚きますよ。え、視聴者に言ってたんですか?もう一度、言ってもらっていいですか?」
「お別れの時間が来たようだ。次回もまた見てくれたまえ。」
「それはまあいいんですけど、その後にも何か言ってましたよね。」
「ああ、そして、君達も豊臣に跪くがいいと言ったね。」
「視聴者様になんてことを!言わなくていいでしょそんなこと!言ったとしても絶対に逆の方が良かったですよ!半兵衛さんともあろう人が飴と鞭の使い方があまりにもお粗末ですよ!」
「何を言っているんだい名前。これは視聴者に向けて言ったことではないんだよ。」
「え、違うんですか?じゃあ、一体誰に?」
「下僕だよ。」
「 下 僕 。 」
「下僕という名の視聴者だよ。」
「視聴者じゃないですか!半兵衛さんの蛇剣の呻きが無差別に誰かを傷つけまくってる!」
「それにこういう台詞は特定の層に需要があるのだよ。」
「私の知らない世界。」
「名前は次回を見なくても僕に跪くだけでいいよ。」
「それ私だけシンプルに下僕じゃないですか!」
次回予告
MANA3/241025