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夢小説設定
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「これで日の本の西は盤石だ。」
「…土足?」
「薩摩に仔細不明の一軍があると聞く。豊臣の如何な侵略も阻み続けているとか。」
「すべては時間の問題だ。君が専守防衛の構えを解いて、僕達と力を合わせてくれることになったからにはね。」
「半兵衛さん、土足じゃないですか?」
「何をそんなに急いておる。」
「ん?」
「もしかして毛利さんの方も土足じゃないですか?」
「先達て川中島へ奇襲をかけたかと思えば、撤退した伊達を追って奥州へと赴き、軍師片倉小十郎を捕らえたのだとか。長く潜伏しておったわりに―」
「機が熟しつつあるということだよ。毛利軍は賢明だった。織田が滅ぶまで静観し、密かに精鋭を鍛えることに力を注いできた僕達豊臣の次にね。君は他ならぬこの時を待っていたんだろう?まずは君が手こずって来た長曾我部の要塞、富嶽を攻略しよう。瀬戸内の海を荒らす海賊集団を一掃するんだ。」
「え!二人とも土足じゃないですか!?土足で正座してませんか!?智将が揃いも揃って土足だなんてはしたない!床もお尻も汚れるじゃないですか!毛利さんに至ってはお尻が痛くないんですか!?」
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「あいたッ!いだだだだだだ!痛い痛い!痛いんですけども!」
「どうだい?これで僕達が土足かどうかわかるだろう?」
「踏む必要ない!踏む必要ない!」
「竹中。貴様、この女の躾が足りぬのではないのか。我が直々に仕込んでやってもよいぞ。」
「毛利さんは絶対に土足!めっちゃ痛い!めっちゃ背中が痛い!ヒールが食い込んどる!」
「その必要はないよ。彼女は僕でないと満足できない体だからね。」
「何の話!?ていうか半兵衛さん土足かどうかは別で踏み方と力加減が絶妙に痛い!流石過ぎる!流石過ぎて踏まれてる頭が剥げる!」
「見たまえ、この善がりようを。」
「誰が善がってるか!」
「とのことだ。やはり、我の手で調教せねばなるまい。」
「だとしても善がらないですけど!もう足退けてもらっていいですか!」
「「断る。」」
「何でそこは息ぴったり!?」
シュレーディンガーの智将
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土足で正座してるとは思えないですが、脱いでるようにも見えず。
MANA3/241022