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「今更ですが何で私は命を狙われているんですか?」
「凄く今更だね。死活問題だと言うのに良く平然と生きているものだ。僕も偶に何故、君の様な人間を守っているのかと疑問に思うよ。」
「私も最近、守ると言う意味について疑問だらけです。」
「命を狙われている事についてだが、君が生きていると未来で重要な試験で消しゴムを忘れて困る人物が居る。」
「何それ地味ッ!!!!え!そんな事で!?!?そんな事で私は死なないといけないんですか!?!?」
「そんな事だって?君は試験を何だと思っているんだ!」
「あなたこそ私の命を何だと思ってるんですか!それにまるで私が死んだ方が良いと言わんばかりですね!どう言う事ですか!まあ、確かにそれは大変な事だとは思いますよ。だからと言って人命に関わるんですよ?その人には酷かもしれませんが私の命か試験か、どちらが大切かなんて考えるまでもないでしょう?」
「………。」
「考えないで下さい!」
「では君が死ななければ地球が滅びる。」
「ではって何ですかではって!!!!急に壮大になりましたけど!嘘なのか!!試験は嘘なのか!」
「兎に角、何があろうとも僕は君を守る。絶対にね。それがクライアントの命令だ。」
「クライアント?あなた、誰かに頼まれて私を守ってるんですか?」
「そんな事よりも名前。」
「それこそそんな事ではないと思うんですが!」
「君は僕の名前を呼んだ事がないのだけれども不便ではないのかい?」
「あれ?呼んだ事ありませんでしたっけ?」
「一度も。」
「そうでしたか。そんなつもりはなかったのですが……呼んだ方が良いですか?」
「そうしてもらうと僕としても有り難い。」
「そうですか。じゃあ、そうします。これからもよろしくお願いしますね!半兵衛さん!」
「ああ、よろしく。」
「べぶらあっ!!!!!!何故!」
「よろしくと言われたものだから。」
「私の知ってるよろしくと違う!」
(安心と信頼のアンドロイド。)
MANA3*131203