感情
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「どうだい、三成君。」
「残念ながら、やはりバグが発生してしまっている様です。早急にどうにかしなければ全機能が停止する可能性があります。」
「原因はわかるかい。」
「高度な人工知能はプログラムされなくても必然的に感情が芽生る可能性があります。半兵衛様に芽生えた感情が戦闘プログラムと競合して論理的エラーを起こしてるのかと。」
「………。」
「何かあったのですか?」
「…いや、修復する方法は?」
「感情のプログラムをインストールするか、あるいは一度、全機能をシャットダウンし、全ての記録、設定等を消去をして初期化する必要があります。」
「そうか。」
「いかがなさいますか。」
「そうだね…―」
「ただいまー。あれ、来てたんですか。」
「ふん。相変わらずの阿保面だな。その面を堂々と晒して生きている事に何も思わないのか。恥を知れ。」
「帰宅早々、この言われ様。それよりも、何かあったんですか?」
「バグを直す為に感情のプログラムを半兵衛様にインストールした。」
「バ、バグ!?大丈夫なんですか!」
「二度言わせるな!バグを直す為に感情のプログラムをインストールしたと言っているのだこの戯けが!!斬滅するぞ!」
「(感情のプログラムがインストールされたって事はもしかして少しは優しくなったりとか。いや、でも始終マジギレしてるアンドロイドも居るし。)」
「………。」
「あのお、もしもし?大丈夫ですか?」
「…名前。」
「あ、はい。何でぼべらッ!!!!」
「君の顔を見ていると苛々する。」
「何これ!いつもと変わんない!寧ろ理不尽さに磨きがかかっている!」
(アンドロイドに愛は必要か。)
MANA3*131125