青春を謳歌せよ
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入学式が終わり、綺麗に舞い散る立派な桜の木の下に私は立っていた。今日から私はこの婆裟羅学園の生徒になったのだ。
何もかもが新しい。私の気持ちはとても新鮮で晴々していた。
さぁ、明日から始まる学校生活三年間。青春を謳歌しようではないか!
「おい、そこの貴様」
耳に入って来た呼び声が自分に向けられた気がして、私は聞こえて来た横へと顔を向ける。
そこには、ここの学校の制服を着た男の人が立って居た。とても綺麗な顔で、髪は微風にさらさらと靡いている。見た感じだと在校生だろう。と言う事は先輩だ。
「え、…わ、たしですか?」
「名前は何と言う」
「………苗字名前ですけど」
思い切り初対面だが、多分、学校の先輩だろうから取り敢えず答える。
「では苗字。我が世界征服部に入部するのだ」
「え、」
「…………」
「…………」
「…………」
「嫌です」
「何故だ!?」
青春を謳歌せよ
(自分は帰宅部を希望します)
MANA3*080420
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