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「半兵衛さんっていい声してますよね。」
「突然、何だい名前。」
「いい声なのは知っていましたが、いつもその声で浴びせられる人生で一度聞くかどうかの次元の罵詈雑言に意識を持って行かれていたので。改めて、ふと思ったんです。」
「声に関しては誰かに言及された記憶はないし、罵詈雑言だなんて生まれてこの方一度も吐いたことはないよ。」
「嘘はよくないと思います。」
「いい声だとしても何か利点があるわけでもないからね。」
「そんなことはないですよ。それだけいい声をしているなら、耳元でたった一言囁くだけで女性は簡単に落ちるでしょ。」
「そう言う割りには君は落ちていないようだけど。」
「半兵衛さんが私に囁くのは異次元の暴言だからです。」
「暴言なんて吐いた覚えはないと言っているじゃないか。事実をそこまで歪曲できるのはある種の才能だね。まったく恐れ入るよ。」
「それですよそれ。それで自覚がないとしたら怖過ぎる。でも、まあ、半兵衛さん以外にも声のいい人が周りに群がってますからね。秀吉さんもそうですし、石田さんも大谷さんも。もしかして、皆さん、いい声に慣れてしまっているのでしょうか。」
「それで、名前は誰が一番いい声だと思うんだい?」
「左近さんですかね。」
「即答な上にそこは僕じゃないのはおかしいよね。」
「何もおかしくないです。左近さんの声はダイレクトなんですよ。心に直接届くようなそんな声なんです。」
「本当は僕の声が一番好きなんだろう?」
「ぎゃあッ!何ですか!いきなり吐息混じりに耳元で囁くのはやめてください!そして、近い!」
「おや?どうしてだい?君が怖がったり不快になるような暴言は何も吐いていないだろう?」
「いや、吐いてます!ある種、今これが一番問題のある暴言ですよ!」
「じゃあ、君が僕に落ちるまでこうやって囁き続けることにしようか。」
「やばい!半兵衛さんの変なスイッチが入ってしまった!何でそうなった!」
「ほら、言ってごらん。左近君より僕の方が好きだって。僕が一番気持ち良いって。」
「語弊しか招かん!気持ち良いってなんですか!」
「それを今から教えてあげるよ。」
「あ!いらん!いらんいらんいらんいらん!間に合ってます!」
「ああ、実は僕も君の声はとても心地のよい声だと思っているよ。」
「私なんて半兵衛さんと比べたらクソカスゴミゲロキモドブ声なんで、今すぐ認識を改めた方がいいですよ!」
「ふふ、それはそれで来るものがあるよね。」
「やだ!甘く柔らかな美声を持つ変態だった!怖い!助けて!」
「さあ、名前。君は一体どんな嬌声を奏でてくれるのかな?」
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