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「こんな処に居ったか」
「元就さん…私…ちょっと考えてたんです」
「何をだ」
「形ある物、何時かは壊れるって言ますよね?私、その言葉が嫌いだったんです。仕方ないから諦めろって言われてるみたいで」
「…」
「大切な物が壊れて、そう簡単に仕方無いとか諦めるとか思える訳ないじゃないですか」
「そうだな」
「でも…今、気付いたんです。壊れてから、あーだ、こーだとか悔やんだりするんじゃなく、壊れてから、その後どうするかが大切なんだって事に」
「ふん。貴様にしては、まともな考えだったな」
「いえいえ…それ程でも無いで」
「だが。我の兜を破損した言い訳にはならぬ」
「…」
「貴様もここで我の手によって壊滅するが良い」
頑張って考えたのに。
MANA3*0919