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今日の晩御飯にオクラが入ってた。
小皿に地味に添えられていた地味なオクラを私は凝視した。「お前、何でここに来ちまったんだよ!」とゆう思いを込め凝視した。
「何をしている。早く食べろ」
「…あ…はい…」
ああ!元就さんがオクラの入った小皿に手を伸ばした!
どうするんですかそれ!?どうするんですかそれぇ?!?!
ああぁあぁぁぁあ!!!!!!!!
やっっぱり食べちゃったぁぁああ!!!!
ああ…
私は見てしまった。
オクラがオクラを食べる光景を。
まさしく
「共食い」
「貴様、そんな事を考えておったのか」
「え!?あ?!?!」
「死ね」
夕餉の場が一気にグロテスクな戦場になった。
それ以上にオクラの共食いはグロテスクだった。自然の摂理に反したグロテスクさだった。
私は心の中で謝罪した。
助ける事が出来なくてごめんね…オクラ。
無力な私を許して下さい。
私の声が元就さんの血となり肉となるオクラに届いたかは定かではない。
MANA3*0909