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「世界を抉じ開けよ!」
「「「うおおおぉぉぉぉ!!!!!!!」」」
「ちょっ…高ッ!!高いんですけど!!」
「名前、あまり騒がないでくれないか。此処から突き落とすよ」
「殺人宣告!?いやだって私、こんな高い所に来たくなかったのに半兵衛さんが無理矢理―」
「ぐふぅぉっ!!」
「どぅぇぇ!?!?いきなり何の前触れもなく吐血?!はははははは半兵衛さん大丈夫ですか!?」
「…」
「は…半兵衛さん?」
「……手が…」
「はい?」
「手が汚れた」
「…」
「名前」
「ちょちょちょちょっ!!私の服で拭こうとしないで下さいよ!!近付かないで下さい!!近付くな!!」
「名前…僕の手を綺麗するのは君の役目だ」
「いやいやいやいや!!!!そんなん初めて聞きましたよ!!そんな役目なんて消え去れば良いですよ!」
「逃げないでよ」
「逃げますよ!!そりゃ逃げますよ!!」
ドンッ
「「あっ」」
「ぬあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………」
「うわあぁぁ!!!!秀吉さんがあぁぁ!!!!」
「人殺し」
「えぇ!!!!何でそんな素面なんですか!?てか半兵衛さんに言われたくない!!」
「名前も遂に人を殺めたか…」
「『遂に』ってそんな何時かは殺っちゃうみたいな言い方…あああああぁぁ!!!!手ぇ拭かないで下さいよ!!!!」
秀吉さんは生きてました。
MANA3*070315