元JKの記憶喪失空っぽ夢主は、忍たま達に囲まれて生き延びたい
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齢十から十五の少年少女たちが集うのは、人里離れた山深くにぽつんと佇む、古びた瓦屋根の忍術学園。ここには、学園として定番の七不思議があり、その内の一つを紹介しよう。
この学園には、名無し○○という女性が在籍している。在籍しているとは言え、忍たまでも、くのたまと生徒ではない。十五は超え、元服済みであるのだが、教員という扱いでもない。事務員と聞かれたら、それなりに事務の仕事に関与している為、職業を聞かれたら、"忍術学園の事務員"と答えられる実績は持ち合わせている。
何故、名無し○○の話を出したかと言えば、彼女の存在が七不思議の一つとして、存在しているからだ。彼女がいつから忍術学園に在籍しているかは、下級生達は存じ上げない。強いていえば、現六年生が入学した一年前から既に在籍していたらしく、今年の春に卒業したばかりの卒業生の方が余程、詳しい情報を持ち合わせているだろうと、現六年生は語るに違いない。
その他に、彼女の容姿は現六年生が一年生だった時から、一切の衰えを見せていない。精神年齢は他者同様に加算されているものの、姿そのものは、髪の毛が伸びる以外に変わらない。不老不死の一種ではないかと囁かれており、極めつけは、"すまあとほん"と呼ばれる白色のはんぺんを携帯している事だ。彼女のみに使用出来る代物で、他者が触れても何も起こらない。そう、名無し○○という女の素性には、今も数多の謎が纏わりついている。
(そして、その独白を話しているのも、わたし本人なんだけどね)
更にはこの七不思議の詳細について今、初めて知った情報も含まれている。どうして、つらつらと述べているかと言えば、目の前にいる一年は組所属のお馴染み三人組と居合わせているからだ。
「わたし達、学園長先生の突然の思いつきに巻き込まれてしまいまして……」
「学園内に掲示する学級新聞の、どデカいネタになる情報を探って欲しいと言われまして……」
「その情報がとっても良かったら、学園長先生からご褒美を頂けると、お約束しているんです!」
一年は組の猪名寺乱太郎くん、摂津のきり丸くん、福富しんべヱくんが順々に発言し、学級新聞のどデカいネタとして、わたしに声を掛けてきたという。
『もしかしたら、簡単に情報を渡さないかもしれないのに、きみ達はわざわざ、わたしに聞きに来たのかな?』
「実は、先輩方に色々、聞き込みをして回りましたが……」
「どの情報が本当で嘘なのか、ぼく達にはいまいちピンと来なくて……」
「だからこうして、○○さんご本人にお話を伺おうと思ってぼく達、○○さんの所に足を運んだんです!」
またしても、同じ順番で話し出した三人を見て、誰から何を聞いたのかと誘導尋問すれば、あっさりと答えてくれた。
【名無し○○さんの事? うーん…、委員会の副顧問で関わりはあるけれど、僕にもよく分からないんだ。ごめん、乱太郎、きり丸、しんベヱ】
【えぇ? 学級委員長 委員会の名無し○○さんについて? 学園長先生に負けない位、予算会議で甘味物の計上に熱を燃やしている事……位かな?】
一年は組の黒木庄左ヱ門くん、一年い組の今福彦四郎くんの証言。
【事務員の名無し○○さんの事? そういえば、○○さんが所持されているはんぺんは、文字を読み上げる事が出来る……って、中在家先輩が話していたけれど……どこまで本当なのか、実は分からないんだ】
【いつもはんぺんを携帯していらっしゃる、名無し○○さん? 過去には、善法寺伊作保健委員会 委員長の薬草取りにご同行して、追いかけてきた猪をはんぺんを用いて、追い払ったと聞いた事があるけど……はんぺんって、猪の弱点か何かなのか?】
二年い組の能勢九作くん、川西左近くんの証言。
【名無し○○さんの事? 三年ろ組の神崎左門と次屋三之助が、方向音痴を発揮して学園外に走り出そうとした所を力づくで捕まえてくれて、助かったんだよ。ただの事務員さんじゃないよなぁ、あれは】
【名無し○○さんについて? あぁ、どうしよう…○○さんについて聞かれるなんて予習、まだしてなかったなぁ……】
三年ろ組の富松作兵衛くん、三年は組の浦風藤内くんの証言。
【学年一、教科も実技も成績ナンバーワンこと、この平滝夜叉丸の知らぬ事など存在しない!……、事務員の名無し○○さんの事だと? 勿論、月夜さんの情報も知り尽くしている! 知りたいか? そうだな…、○○さんはこの学園に在籍してから、外見の衰えを見せていない! そう、まるで不老不死と例えられるかの様に! この平滝夜叉丸、流石の不老不死とまではいかないものの日々、自分の美しさに磨きがーーーー】
【えぇ? 事務員の名無し○○さん? さぁ…、僕が入学した時から、見た目が変わらないかな……ねぇ、もう穴掘りに行っても良い?】
【名無し○○さん、か……、六年い組の潮江文次郎会計委員会 委員長は昔、○○さんと忍術について勉学に励んでいたとお噂は聞いているが……、しかし何と言っても、忍術学園のアイドルを名乗るこの私から見れば、○○さんの衰え知らずの容姿が気になるじゃないか!……、何ぃ!? 私の答えが滝夜叉丸と全く同じだとぉ!?】
四年い組の平滝夜叉丸くん、綾部喜八郎くん、四年ろ組の田村三木ヱ門の証言。
【学級委員長 委員会の副顧問を務めていらっしゃる、名無し○○さん? 実は、俺達もあまり詳しい事はご存知ないんだぁ。俺達よりも、六年生の先輩方の方がよく知っていると思うから、先輩方を当たってみると良いよ】
【あぁ、名無し○○さんか。学園長先生のお墨付きという噂はお聞きしてはいるけど、流石の私も完全に把握している訳じゃない。六年生の先輩方と関わりがあって、もし会えるのなら卒業生の方々も面識はあったそうだ。しかし、学園長先生の突然の思いつきに巻き込まれて……】
五年い組の尾浜勘右衛門くん、五年ろ組の鉢屋三郎の証言。
【なに? 名無し○○さんの事について、知っている事があれば教えて欲しい?……、ちょっと待て、仮にも忍者を目指しているとあろう者が、その余りにも単純な聞き込みの仕方で、俺がそう易々と情報を明け渡すと思うか! お前達、今から聞き込みの仕方について、俺が指南してーーー】
【……私達が入学する前から、学園に在籍してらっしゃる。そして、他の六年生の面々も昔から関わりがある】
【名無し○○さんの事? 俺達、六年生が一年の時、忍たまに紛れて授業に飛び入り参加なさっていたなぁ。今思えば、あれは学園長先生直々に許可を下ろしていらしてたそうだ。後は、常に携帯しているはんぺん、あれはお前達が触れても、何も起こらない。それだけは覚えておけ】
六年い組の潮江文次郎くん、六年ろ組の中在家長次くん、六年は組の食満留三郎くんの証言。
【乱太郎くん、きり丸くん、しんベヱ様、○○さんの事をお聞きしたいのでしゅか? そうでしゅねぇ…、わたしが忍術学園に入学する前から、お世話になっている御方でしゅ。お爺ちゃんから御紹介されて、わたしのお話し相手にもなって下さったんでしゅよ】
くの一教室に通う、おシゲちゃんの証言。
はっきり言って、一回で咀嚼するにはあまりにも濃すぎる回答が連発しており、即座に答えられない。そして、これを一言一句、間違えずに話してくれた三人の努力を褒めたい。
「○○さん! 先輩方のどの話が真実で……」
「どの話が嘘なのか……」
「ぼく達に、教えて下さい!」
三人は学級新聞に載せるどデカいネタを求め、前のめりの姿勢となって、わたしに詰め寄る。詰め寄っている自覚は三人は皆無だろうが、わたしからしてみれば、詰め寄られている様なものなので、そう表現しておこう。
『……、………分かった。三人共』
わたしが微かに息を吸い、ゆっくりと口を開くと、目の前の三人の喉が一斉にごくりと動いた。空気は一瞬で張り詰め、静けさが訪れる。
『わたしの、年齢についてだけどね……』
「○○さんの御年齢……」
『実は……、………』
「実は………?」
『百八歳なの』
声に含んだ溜めと語尾のやわらかさが妙にリアルだったのか、三人は目を剥き、しばし呆然としたのちーーー、始めは目を丸くさせた三人も、次第に大きな口を開けて、その場で絶叫した。
「○○さんの、ごごご、御年齢が……百八歳〜〜!?」
「どの先輩方も、おっしゃられていない新事実だ……!」
「こ、これを学級新聞に載せたら、ぼく達……学園長先生からのご褒美が……!?」
『まぁ、嘘だけどね』
笑みを取り繕って言い放つと、三人は見事にバランスを崩し、仰向けに地面へと転げ落ちた。ぱふっという音と共に土埃が舞い上がり、けほけほと咳き込む。
(そういえば……わたしがこの学園に降り立った、あの冬の日の朝。雪が静かに、しんしんと降っていたらしい……)
現六年生が、入学する一年前の冬の日。倒れていたわたしの元にヘムヘムが現れ、学園長先生に保護された、あの時の事。
『ごめん、ごめん。じゃあ次は、本当の事を教えるから』
わたしは、学園長先生の突然の思いつきで、忍術学園に拾われたんだよーーー、そう微笑んでみせたわたしに、三人はまたもや、ぽかんと口を開ける。
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齢十から十五の少年少女たちが集うのは、人里離れた山深くにぽつんと佇む、古びた瓦屋根の忍術学園。ここには、学園として定番の七不思議があり、その内の一つを紹介しよう。
この学園には、名無し○○という女性が在籍している。在籍しているとは言え、忍たまでも、くのたまと生徒ではない。十五は超え、元服済みであるのだが、教員という扱いでもない。事務員と聞かれたら、それなりに事務の仕事に関与している為、職業を聞かれたら、"忍術学園の事務員"と答えられる実績は持ち合わせている。
何故、名無し○○の話を出したかと言えば、彼女の存在が七不思議の一つとして、存在しているからだ。彼女がいつから忍術学園に在籍しているかは、下級生達は存じ上げない。強いていえば、現六年生が入学した一年前から既に在籍していたらしく、今年の春に卒業したばかりの卒業生の方が余程、詳しい情報を持ち合わせているだろうと、現六年生は語るに違いない。
その他に、彼女の容姿は現六年生が一年生だった時から、一切の衰えを見せていない。精神年齢は他者同様に加算されているものの、姿そのものは、髪の毛が伸びる以外に変わらない。不老不死の一種ではないかと囁かれており、極めつけは、"すまあとほん"と呼ばれる白色のはんぺんを携帯している事だ。彼女のみに使用出来る代物で、他者が触れても何も起こらない。そう、名無し○○という女の素性には、今も数多の謎が纏わりついている。
(そして、その独白を話しているのも、わたし本人なんだけどね)
更にはこの七不思議の詳細について今、初めて知った情報も含まれている。どうして、つらつらと述べているかと言えば、目の前にいる一年は組所属のお馴染み三人組と居合わせているからだ。
「わたし達、学園長先生の突然の思いつきに巻き込まれてしまいまして……」
「学園内に掲示する学級新聞の、どデカいネタになる情報を探って欲しいと言われまして……」
「その情報がとっても良かったら、学園長先生からご褒美を頂けると、お約束しているんです!」
一年は組の猪名寺乱太郎くん、摂津のきり丸くん、福富しんべヱくんが順々に発言し、学級新聞のどデカいネタとして、わたしに声を掛けてきたという。
『もしかしたら、簡単に情報を渡さないかもしれないのに、きみ達はわざわざ、わたしに聞きに来たのかな?』
「実は、先輩方に色々、聞き込みをして回りましたが……」
「どの情報が本当で嘘なのか、ぼく達にはいまいちピンと来なくて……」
「だからこうして、○○さんご本人にお話を伺おうと思ってぼく達、○○さんの所に足を運んだんです!」
またしても、同じ順番で話し出した三人を見て、誰から何を聞いたのかと誘導尋問すれば、あっさりと答えてくれた。
【名無し○○さんの事? うーん…、委員会の副顧問で関わりはあるけれど、僕にもよく分からないんだ。ごめん、乱太郎、きり丸、しんベヱ】
【えぇ? 学級委員長 委員会の名無し○○さんについて? 学園長先生に負けない位、予算会議で甘味物の計上に熱を燃やしている事……位かな?】
一年は組の黒木庄左ヱ門くん、一年い組の今福彦四郎くんの証言。
【事務員の名無し○○さんの事? そういえば、○○さんが所持されているはんぺんは、文字を読み上げる事が出来る……って、中在家先輩が話していたけれど……どこまで本当なのか、実は分からないんだ】
【いつもはんぺんを携帯していらっしゃる、名無し○○さん? 過去には、善法寺伊作保健委員会 委員長の薬草取りにご同行して、追いかけてきた猪をはんぺんを用いて、追い払ったと聞いた事があるけど……はんぺんって、猪の弱点か何かなのか?】
二年い組の能勢九作くん、川西左近くんの証言。
【名無し○○さんの事? 三年ろ組の神崎左門と次屋三之助が、方向音痴を発揮して学園外に走り出そうとした所を力づくで捕まえてくれて、助かったんだよ。ただの事務員さんじゃないよなぁ、あれは】
【名無し○○さんについて? あぁ、どうしよう…○○さんについて聞かれるなんて予習、まだしてなかったなぁ……】
三年ろ組の富松作兵衛くん、三年は組の浦風藤内くんの証言。
【学年一、教科も実技も成績ナンバーワンこと、この平滝夜叉丸の知らぬ事など存在しない!……、事務員の名無し○○さんの事だと? 勿論、月夜さんの情報も知り尽くしている! 知りたいか? そうだな…、○○さんはこの学園に在籍してから、外見の衰えを見せていない! そう、まるで不老不死と例えられるかの様に! この平滝夜叉丸、流石の不老不死とまではいかないものの日々、自分の美しさに磨きがーーーー】
【えぇ? 事務員の名無し○○さん? さぁ…、僕が入学した時から、見た目が変わらないかな……ねぇ、もう穴掘りに行っても良い?】
【名無し○○さん、か……、六年い組の潮江文次郎会計委員会 委員長は昔、○○さんと忍術について勉学に励んでいたとお噂は聞いているが……、しかし何と言っても、忍術学園のアイドルを名乗るこの私から見れば、○○さんの衰え知らずの容姿が気になるじゃないか!……、何ぃ!? 私の答えが滝夜叉丸と全く同じだとぉ!?】
四年い組の平滝夜叉丸くん、綾部喜八郎くん、四年ろ組の田村三木ヱ門の証言。
【学級委員長 委員会の副顧問を務めていらっしゃる、名無し○○さん? 実は、俺達もあまり詳しい事はご存知ないんだぁ。俺達よりも、六年生の先輩方の方がよく知っていると思うから、先輩方を当たってみると良いよ】
【あぁ、名無し○○さんか。学園長先生のお墨付きという噂はお聞きしてはいるけど、流石の私も完全に把握している訳じゃない。六年生の先輩方と関わりがあって、もし会えるのなら卒業生の方々も面識はあったそうだ。しかし、学園長先生の突然の思いつきに巻き込まれて……】
五年い組の尾浜勘右衛門くん、五年ろ組の鉢屋三郎の証言。
【なに? 名無し○○さんの事について、知っている事があれば教えて欲しい?……、ちょっと待て、仮にも忍者を目指しているとあろう者が、その余りにも単純な聞き込みの仕方で、俺がそう易々と情報を明け渡すと思うか! お前達、今から聞き込みの仕方について、俺が指南してーーー】
【……私達が入学する前から、学園に在籍してらっしゃる。そして、他の六年生の面々も昔から関わりがある】
【名無し○○さんの事? 俺達、六年生が一年の時、忍たまに紛れて授業に飛び入り参加なさっていたなぁ。今思えば、あれは学園長先生直々に許可を下ろしていらしてたそうだ。後は、常に携帯しているはんぺん、あれはお前達が触れても、何も起こらない。それだけは覚えておけ】
六年い組の潮江文次郎くん、六年ろ組の中在家長次くん、六年は組の食満留三郎くんの証言。
【乱太郎くん、きり丸くん、しんベヱ様、○○さんの事をお聞きしたいのでしゅか? そうでしゅねぇ…、わたしが忍術学園に入学する前から、お世話になっている御方でしゅ。お爺ちゃんから御紹介されて、わたしのお話し相手にもなって下さったんでしゅよ】
くの一教室に通う、おシゲちゃんの証言。
はっきり言って、一回で咀嚼するにはあまりにも濃すぎる回答が連発しており、即座に答えられない。そして、これを一言一句、間違えずに話してくれた三人の努力を褒めたい。
「○○さん! 先輩方のどの話が真実で……」
「どの話が嘘なのか……」
「ぼく達に、教えて下さい!」
三人は学級新聞に載せるどデカいネタを求め、前のめりの姿勢となって、わたしに詰め寄る。詰め寄っている自覚は三人は皆無だろうが、わたしからしてみれば、詰め寄られている様なものなので、そう表現しておこう。
『……、………分かった。三人共』
わたしが微かに息を吸い、ゆっくりと口を開くと、目の前の三人の喉が一斉にごくりと動いた。空気は一瞬で張り詰め、静けさが訪れる。
『わたしの、年齢についてだけどね……』
「○○さんの御年齢……」
『実は……、………』
「実は………?」
『百八歳なの』
声に含んだ溜めと語尾のやわらかさが妙にリアルだったのか、三人は目を剥き、しばし呆然としたのちーーー、始めは目を丸くさせた三人も、次第に大きな口を開けて、その場で絶叫した。
「○○さんの、ごごご、御年齢が……百八歳〜〜!?」
「どの先輩方も、おっしゃられていない新事実だ……!」
「こ、これを学級新聞に載せたら、ぼく達……学園長先生からのご褒美が……!?」
『まぁ、嘘だけどね』
笑みを取り繕って言い放つと、三人は見事にバランスを崩し、仰向けに地面へと転げ落ちた。ぱふっという音と共に土埃が舞い上がり、けほけほと咳き込む。
(そういえば……わたしがこの学園に降り立った、あの冬の日の朝。雪が静かに、しんしんと降っていたらしい……)
現六年生が、入学する一年前の冬の日。倒れていたわたしの元にヘムヘムが現れ、学園長先生に保護された、あの時の事。
『ごめん、ごめん。じゃあ次は、本当の事を教えるから』
わたしは、学園長先生の突然の思いつきで、忍術学園に拾われたんだよーーー、そう微笑んでみせたわたしに、三人はまたもや、ぽかんと口を開ける。
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