短編
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アニメ版 善法寺伊作×夢主
新学期早々、学園内の桜の花弁 を集めいる伊作を手伝う話(SS擬き)。
・
新学期が到来した忍術学園は、桜花爛漫 を迎えていた。
空も晴れ模様であり、新学期当日まで花散らしに遭う事もなく、学園内の桜木はどれも桃色一色に包まれている。
(……ん?)
桜木の隧道 を歩いていた、六年ろ組の名無し○○は、歩く先の土に違和感を覚えてから、見覚えのある深緑の忍装束を捉える。
総髪にして纏められた茶髪を見て、誰であるか等、一目瞭然だ。○○がその人物の名を呼ぶと、○○の声が聞こえた方向へと振り返った。
「やぁ、○○じゃないか」
『新学期早々、何してるんだ』
○○の視線の先に居たのは、六年は組の善法寺伊作だ。桜木の下で屈み、花吹雪として舞った桜の花弁 を集めている最中である。
「桜の花弁 を集めていた所だよ。これだけあれば、保健委員長としては万々歳だ」
ふーん……、そう相槌をした○○だが、その場から去る事もなく、花弁を拾う伊作の姿を見て、何を思ったのか、再び声を掛けた。
『なぁ、花弁 は、まだ集めるのか?』
「えっ?……そうだね。枚数が多ければ多い程、保健委員会としては有難いさ」
伊作からの返答を聞き、○○は伊作から離れた位置にある桜木の下に行き、その場に屈んだ。
『手伝うよ』
「良いのかい?」
『うん。下級生達もそうだけど、自分の為に利用出来るなら、あった方が良いから』
下級生をダシにしつつ、あくまで、自分が一日でも生き延びる為にと、自身の利益を目的としている事を素直に告げた○○。
その発言に対して、伊作は軽蔑の目を向ける事はしない。
『桜の花弁 には、咳止め、喘息を和らる、他には解毒作用の効果がある』
「そうそう。○○に何かあった時、花弁 があった方が便利だと思うだろ?」
『そりゃあね』
伊作からすらば、○○が自分の手伝いをするメリットは無い。桜の花弁にそのような効果があると教えたのは、紛れもなく伊作本人だ。
『桜の和菓子でも、出来りゃあ食べるのにな。まぁ今は無いから、その内、出来上がるのを期待するしかない』
○○の興味は、桜の花弁 集めから、桜をモチーフとした和菓子が開発されないかという事へ向けられていた。
桜餅、桜の花の塩漬けは、後の江戸時代が発祥と言われる為、○○の生きているこの時代にはまだ存在しない食べ物である。
「そしたら僕は、この先の桜木の下に落ちている桜を拾いに行くよ」
そう言って、伊作はその場から立ち上がる。
○○から離れた場所にある桜木を目指して、歩き出していくと、○○はある事を思い出す。
『そう言えば、この先に四年い組の綾部喜八郎の掘った蛸壺 が_____、』
伊作を発見した直前、喜八郎の掘った蛸壺 を見つけた____、そう伝えたかった○○だったが、時すでに遅し。
悲鳴が上がった直後、地面の崩れる音が聞こえ、立派な蛸壺 が出来上がっていたのだ。
『もう落ちてたか』
○○は伊作の不運体質が発動しようが、驚く様子は一切見せず、涼しい顔をして、そう言ったのだ。
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アニメ版 善法寺伊作×夢主
新学期早々、学園内の桜の
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新学期が到来した忍術学園は、
空も晴れ模様であり、新学期当日まで花散らしに遭う事もなく、学園内の桜木はどれも桃色一色に包まれている。
(……ん?)
桜木の
総髪にして纏められた茶髪を見て、誰であるか等、一目瞭然だ。○○がその人物の名を呼ぶと、○○の声が聞こえた方向へと振り返った。
「やぁ、○○じゃないか」
『新学期早々、何してるんだ』
○○の視線の先に居たのは、六年は組の善法寺伊作だ。桜木の下で屈み、花吹雪として舞った桜の
「桜の
ふーん……、そう相槌をした○○だが、その場から去る事もなく、花弁を拾う伊作の姿を見て、何を思ったのか、再び声を掛けた。
『なぁ、
「えっ?……そうだね。枚数が多ければ多い程、保健委員会としては有難いさ」
伊作からの返答を聞き、○○は伊作から離れた位置にある桜木の下に行き、その場に屈んだ。
『手伝うよ』
「良いのかい?」
『うん。下級生達もそうだけど、自分の為に利用出来るなら、あった方が良いから』
下級生をダシにしつつ、あくまで、自分が一日でも生き延びる為にと、自身の利益を目的としている事を素直に告げた○○。
その発言に対して、伊作は軽蔑の目を向ける事はしない。
『桜の
「そうそう。○○に何かあった時、
『そりゃあね』
伊作からすらば、○○が自分の手伝いをするメリットは無い。桜の花弁にそのような効果があると教えたのは、紛れもなく伊作本人だ。
『桜の和菓子でも、出来りゃあ食べるのにな。まぁ今は無いから、その内、出来上がるのを期待するしかない』
○○の興味は、桜の
桜餅、桜の花の塩漬けは、後の江戸時代が発祥と言われる為、○○の生きているこの時代にはまだ存在しない食べ物である。
「そしたら僕は、この先の桜木の下に落ちている桜を拾いに行くよ」
そう言って、伊作はその場から立ち上がる。
○○から離れた場所にある桜木を目指して、歩き出していくと、○○はある事を思い出す。
『そう言えば、この先に四年い組の綾部喜八郎の掘った
伊作を発見した直前、喜八郎の掘った
悲鳴が上がった直後、地面の崩れる音が聞こえ、立派な
『もう落ちてたか』
○○は伊作の不運体質が発動しようが、驚く様子は一切見せず、涼しい顔をして、そう言ったのだ。
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