短編
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アニメ版 中在家長次×夢主
乱きりしんと、○○が長次手作りの団子を食べる話。
アルバイトシリーズ【六年生の団子屋さんの段】後日談設定。
・
午後の実技授業を終えた一年は組の乱太郎、きり丸、しんベヱの三人は、一年は組の教室で休みを取っていた。
「きりちゃん、どうしたの?」
そんな中、乱太郎は机に突っ伏しているきり丸に声を掛けた。
本日受講した座学・実技授業共に、心ここにあらずといった様子が見受けられたので、乱太郎は気になったのである。
「ここん所、中在家先輩が落ち込んでいる様な気がして」
きり丸の口から、意外な人物の名前を出されると、乱太郎としんベヱが同時に「えっ?」と、言葉を発した。
「きり丸が入ってる図書委員会の委員長、中在家長次先輩が落ち込んでるの?」
「僕には、いつもと同じ表情にしか見えないけど……」
乱太郎としんベヱの脳内には、常に無表情でムッとした表情を見せる、長次の姿が浮かんでいたのだ。
「潮江先輩と中在家先輩と七松先輩に、団子屋のアルバイトをお願いした日から、ずっと」
先日、きり丸は長次の他に、六年生の潮江文次郎、七松小平太と共に団子屋のアルバイトとして、店番を頼まれたのだ。
その日を境に、学園内で見かけた時や委員会活動で一緒になった時、長次が落ち込んでいる様を見えると、きり丸は察知していた。
「同じ六年ろ組の、七松小平太先輩と名無し ○○先輩なら、何か知ってそうな気もするんだよなぁ……」
きり丸は、長次と同じ組に属する小平太と○○の名前を出した。
六年生は野外実習で学園を留守にする事も珍しくなく、委員会の異なる二人と顔を合わせる機会は、決して多くないのだ。
そんな中、しんベヱの大きな腹の音が、一年は組の教室内に響いた。
「お腹が空いちゃって、つい……」
「まぁもしかしたら、もう悩みが解決してるかもしれないし」
きり丸は後ろで腕を組み、これ以上は考える必要は無いのかもしれないと、長次の事を気にしない様な素振りを見せた。
「僕、食堂のおばちゃんから、おにぎりを貰いに行こうっと!」
「じゃあ、私も」
「俺も俺も。行こうぜ」
乱太郎、きり丸、しんベヱの三人は、食堂を目指して、一年は組の教室を後にしていく。
◇
運動場を周り、三人は食堂の外玄関までに到着した。扉を開けて、廊下を歩いていく。
食堂の入口まで歩いていくと、机に置かれた"ある物"を真っ先に発見したしんベヱが、感嘆の声を上げる。
「あー! お団子だー!!」
そこには、桃色・白・緑色の三色で彩られた三色団子があり、皿に乗せて机に置かれていた。
円形は綺麗に整えられており、それがより団子の美味しさを引き立たせていた。
『乱太郎、きり丸にしんベヱじゃないか』
声が聞こえると、乱太郎、きり丸、しんベヱの視線が、○○に向けられた。そこには長次の姿もあり、割烹着を着ていた。
「中在家先輩! 名無し先輩! こんにちは!!」
『はい、こんにちは』
○○が三人に向けて、挨拶を返す。
長次は右手の手のひらを見せる形で、○○同様に、三人に挨拶を返した。
「これ全部、中在家先輩が作ったんですか?」
三色団子を見ながら、大量の涎を垂らすしんベヱが長次に問いかける。
「食堂が空いている時間を聞き、使わせて貰っていた所だ」
『俺が長次に、団子を食べたいとお願いしたんだよ』
「えぇ? お願い?」
○○の発言が気になったのか、乱太郎、きり丸、しんベヱの頭上に、ハテナマークの擬音符が浮かぶ。
『文次郎、小平太、長次の三人がきり丸のアルバイトを手伝いに行った日があったろ?』
「団子屋の店番ですよね」
『長次が珍しく落ち込んでいたから、小平太に聞いたんだ。そしたら、店に来た侍に団子と皿を一緒に投げつけられたんだって言われてさ』
○○は、目の前に置かれた皿に乗せられている一串の団子を手に取った。
『長次の作る団子は、こんなに美味しいのに。それを堪能しないで、その侍は勿体無い事したな』
眉を下げて、○○は見知らぬ侍を勝手に哀れんだ。
乱太郎、きり丸、しんベヱは、長次の作る団子を褒める○○に釘付けである。
『いや、団子だけじゃない。長次は手先が器用だから、ボーロを作るのも得意。それも絶品』
桃色の団子を頬張ると、甘味物が好物の○○の頬は、一瞬にして赤く染まる。
美味しいと、長次の作った団子への評価が零れる。
そんな中、きり丸は長次が険しい顔をして、○○を見ていた事に気がつく。次に乱太郎、しんベヱも気づいたものの、慌て出す。
「中在家先輩、怒ってるのかなぁ?」
「名無し先輩が、あんなに中在家先輩の作る菓子が美味しいって、言ってたのに?」
しんベヱと乱太郎が、長次と○○から背を向ける形で、コソコソ話をする。
ただ一人、長次の険しい顔を見るきり丸は、何かを思い出すと、「あぁ」と声をあげた。
「あれ、中在家先輩が嬉しい時に見せる顔だ。前に、七松先輩がそう言ってたっけ」
長次は他の忍たまと違い、感情表現の仕方が独特である。
怒りを感じた時には、不気味な笑いと共に笑みを見せる。対して、喜びを感じた時には、常の無表情がより険しくなるのだ。
「という事は……中在家先輩、名無し先輩がお侍さんの代わりに、団子を美味しいって言ってくれたのが嬉しいんだね」
「うん。きっとそうだよ」
団子を頬張る○○と、それを見る長次の二人を眺めて、乱太郎としんベヱは笑みを見せた。
『三人も、いつまでもそこに突っ立ってないでさ。良かったら、一緒に団子食べるか?』
「えぇ? 良いんですかぁ?」
団子を食べてご満悦な○○は、食堂の入口前に立ったままの三人に声を掛けた。
一番に反応したしんベヱの問いかけに、長次が頷いた。
「じゃあ、遠慮なく」
「いただきまーす!」
団子の置かれた机には、○○・乱太郎・きり丸・しんベヱの四人が集っていた。
長次はただ、四人が団子を頬張る様子を眺めては時折、険しい表情を見せる。
「もそ…小平太は店を尋ねた侍に、団子150皿分の特製ジャンボ団子を出した」
「え゙っ?! 150皿分のジャンボ団子!?……そ、そんな大きな団子を作る七松先輩って……」
「美味しそう〜〜!!」
長次が唐突に、アルバイトの日の出来事を話し出す。それを聞いた乱太郎、しんベヱは異なる反応を見せた。
「もそ…文次郎は、ドクダミ、蝮の燻製、井守の黒焼き……滋養強壮剤入り栄養満点の特製団子だ」
「何か急に食欲が……」
夢中で団子を頬張るしんベヱの隣では、文次郎の特製団子の材料を知った途端、乱太郎の顔色がどことなく、青くなっていた。
「そのお侍さんも悪い人じゃないとは思うけど、もし、店に来てくれたのが☆☆先輩だったらって思うと……」
団子を一口食べてから、きり丸は○○を見た。
きり丸にそう言われた○○だったが、脳内には、得意武器を構える文次郎と小平太が映された。
——ギンギーン!
——いけいけどんどーん!
鍛練と称して、団子を頬張る自分に勝負を仕掛けようと、あれこれ画策する文次郎、小平太の相手など、○○の興味をそそらないのだから。
『行かないかな』
はっきりとそう言ったのだが、思考を読み取れる筈のない乱太郎、きり丸、しんベヱは、食堂に流れていた心地の良い雰囲気が壊れたと同時に「ありゃ?」と口を揃えたのである。
—————————————
◆名無し ○○
素直に感想を言える。
仙蔵の買ってくる菓子、長次手作りの菓子、おばちゃん特製の菓子が好き(しかし、潮江・七松・食満・善法寺からの菓子は受け取らない)。
アルバイト組が留守を任された団子屋には、行きたくない派。
◆中在家 長次
自分の手作り菓子を素直に褒め称えてくれるのは、満更ではない。その為、○○に菓子を提供する頻度は高い。
◆乱きりしん
長次手作りの三色団子を食べ、頬が蕩けそうになった。
・
おまけ
「中在家先輩の作ったお団子、美味しかったー!」
「でも、あんなに沢山食べちゃったから、今日の夕飯食べられるかなぁ……」
「まぁ、何とかな………ん?」
「どうしたの? きり丸」
「何か、ここに誰がが破いた跡が出来てる」
「ほんとだぁ。あれ?何か声が聞こえてくる」
「潮江先輩……七松先輩……名無し先輩の声だ。よく見れば、どこかに繋がってるみたい」
◇○○が、団子屋に行ってしまった世界線の話→絶対行きたくない団子屋(アルバイト組)
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アニメ版 中在家長次×夢主
乱きりしんと、○○が長次手作りの団子を食べる話。
アルバイトシリーズ【六年生の団子屋さんの段】後日談設定。
・
午後の実技授業を終えた一年は組の乱太郎、きり丸、しんベヱの三人は、一年は組の教室で休みを取っていた。
「きりちゃん、どうしたの?」
そんな中、乱太郎は机に突っ伏しているきり丸に声を掛けた。
本日受講した座学・実技授業共に、心ここにあらずといった様子が見受けられたので、乱太郎は気になったのである。
「ここん所、中在家先輩が落ち込んでいる様な気がして」
きり丸の口から、意外な人物の名前を出されると、乱太郎としんベヱが同時に「えっ?」と、言葉を発した。
「きり丸が入ってる図書委員会の委員長、中在家長次先輩が落ち込んでるの?」
「僕には、いつもと同じ表情にしか見えないけど……」
乱太郎としんベヱの脳内には、常に無表情でムッとした表情を見せる、長次の姿が浮かんでいたのだ。
「潮江先輩と中在家先輩と七松先輩に、団子屋のアルバイトをお願いした日から、ずっと」
先日、きり丸は長次の他に、六年生の潮江文次郎、七松小平太と共に団子屋のアルバイトとして、店番を頼まれたのだ。
その日を境に、学園内で見かけた時や委員会活動で一緒になった時、長次が落ち込んでいる様を見えると、きり丸は察知していた。
「同じ六年ろ組の、七松小平太先輩と名無し ○○先輩なら、何か知ってそうな気もするんだよなぁ……」
きり丸は、長次と同じ組に属する小平太と○○の名前を出した。
六年生は野外実習で学園を留守にする事も珍しくなく、委員会の異なる二人と顔を合わせる機会は、決して多くないのだ。
そんな中、しんベヱの大きな腹の音が、一年は組の教室内に響いた。
「お腹が空いちゃって、つい……」
「まぁもしかしたら、もう悩みが解決してるかもしれないし」
きり丸は後ろで腕を組み、これ以上は考える必要は無いのかもしれないと、長次の事を気にしない様な素振りを見せた。
「僕、食堂のおばちゃんから、おにぎりを貰いに行こうっと!」
「じゃあ、私も」
「俺も俺も。行こうぜ」
乱太郎、きり丸、しんベヱの三人は、食堂を目指して、一年は組の教室を後にしていく。
◇
運動場を周り、三人は食堂の外玄関までに到着した。扉を開けて、廊下を歩いていく。
食堂の入口まで歩いていくと、机に置かれた"ある物"を真っ先に発見したしんベヱが、感嘆の声を上げる。
「あー! お団子だー!!」
そこには、桃色・白・緑色の三色で彩られた三色団子があり、皿に乗せて机に置かれていた。
円形は綺麗に整えられており、それがより団子の美味しさを引き立たせていた。
『乱太郎、きり丸にしんベヱじゃないか』
声が聞こえると、乱太郎、きり丸、しんベヱの視線が、○○に向けられた。そこには長次の姿もあり、割烹着を着ていた。
「中在家先輩! 名無し先輩! こんにちは!!」
『はい、こんにちは』
○○が三人に向けて、挨拶を返す。
長次は右手の手のひらを見せる形で、○○同様に、三人に挨拶を返した。
「これ全部、中在家先輩が作ったんですか?」
三色団子を見ながら、大量の涎を垂らすしんベヱが長次に問いかける。
「食堂が空いている時間を聞き、使わせて貰っていた所だ」
『俺が長次に、団子を食べたいとお願いしたんだよ』
「えぇ? お願い?」
○○の発言が気になったのか、乱太郎、きり丸、しんベヱの頭上に、ハテナマークの擬音符が浮かぶ。
『文次郎、小平太、長次の三人がきり丸のアルバイトを手伝いに行った日があったろ?』
「団子屋の店番ですよね」
『長次が珍しく落ち込んでいたから、小平太に聞いたんだ。そしたら、店に来た侍に団子と皿を一緒に投げつけられたんだって言われてさ』
○○は、目の前に置かれた皿に乗せられている一串の団子を手に取った。
『長次の作る団子は、こんなに美味しいのに。それを堪能しないで、その侍は勿体無い事したな』
眉を下げて、○○は見知らぬ侍を勝手に哀れんだ。
乱太郎、きり丸、しんベヱは、長次の作る団子を褒める○○に釘付けである。
『いや、団子だけじゃない。長次は手先が器用だから、ボーロを作るのも得意。それも絶品』
桃色の団子を頬張ると、甘味物が好物の○○の頬は、一瞬にして赤く染まる。
美味しいと、長次の作った団子への評価が零れる。
そんな中、きり丸は長次が険しい顔をして、○○を見ていた事に気がつく。次に乱太郎、しんベヱも気づいたものの、慌て出す。
「中在家先輩、怒ってるのかなぁ?」
「名無し先輩が、あんなに中在家先輩の作る菓子が美味しいって、言ってたのに?」
しんベヱと乱太郎が、長次と○○から背を向ける形で、コソコソ話をする。
ただ一人、長次の険しい顔を見るきり丸は、何かを思い出すと、「あぁ」と声をあげた。
「あれ、中在家先輩が嬉しい時に見せる顔だ。前に、七松先輩がそう言ってたっけ」
長次は他の忍たまと違い、感情表現の仕方が独特である。
怒りを感じた時には、不気味な笑いと共に笑みを見せる。対して、喜びを感じた時には、常の無表情がより険しくなるのだ。
「という事は……中在家先輩、名無し先輩がお侍さんの代わりに、団子を美味しいって言ってくれたのが嬉しいんだね」
「うん。きっとそうだよ」
団子を頬張る○○と、それを見る長次の二人を眺めて、乱太郎としんベヱは笑みを見せた。
『三人も、いつまでもそこに突っ立ってないでさ。良かったら、一緒に団子食べるか?』
「えぇ? 良いんですかぁ?」
団子を食べてご満悦な○○は、食堂の入口前に立ったままの三人に声を掛けた。
一番に反応したしんベヱの問いかけに、長次が頷いた。
「じゃあ、遠慮なく」
「いただきまーす!」
団子の置かれた机には、○○・乱太郎・きり丸・しんベヱの四人が集っていた。
長次はただ、四人が団子を頬張る様子を眺めては時折、険しい表情を見せる。
「もそ…小平太は店を尋ねた侍に、団子150皿分の特製ジャンボ団子を出した」
「え゙っ?! 150皿分のジャンボ団子!?……そ、そんな大きな団子を作る七松先輩って……」
「美味しそう〜〜!!」
長次が唐突に、アルバイトの日の出来事を話し出す。それを聞いた乱太郎、しんベヱは異なる反応を見せた。
「もそ…文次郎は、ドクダミ、蝮の燻製、井守の黒焼き……滋養強壮剤入り栄養満点の特製団子だ」
「何か急に食欲が……」
夢中で団子を頬張るしんベヱの隣では、文次郎の特製団子の材料を知った途端、乱太郎の顔色がどことなく、青くなっていた。
「そのお侍さんも悪い人じゃないとは思うけど、もし、店に来てくれたのが☆☆先輩だったらって思うと……」
団子を一口食べてから、きり丸は○○を見た。
きり丸にそう言われた○○だったが、脳内には、得意武器を構える文次郎と小平太が映された。
——ギンギーン!
——いけいけどんどーん!
鍛練と称して、団子を頬張る自分に勝負を仕掛けようと、あれこれ画策する文次郎、小平太の相手など、○○の興味をそそらないのだから。
『行かないかな』
はっきりとそう言ったのだが、思考を読み取れる筈のない乱太郎、きり丸、しんベヱは、食堂に流れていた心地の良い雰囲気が壊れたと同時に「ありゃ?」と口を揃えたのである。
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◆名無し ○○
素直に感想を言える。
仙蔵の買ってくる菓子、長次手作りの菓子、おばちゃん特製の菓子が好き(しかし、潮江・七松・食満・善法寺からの菓子は受け取らない)。
アルバイト組が留守を任された団子屋には、行きたくない派。
◆中在家 長次
自分の手作り菓子を素直に褒め称えてくれるのは、満更ではない。その為、○○に菓子を提供する頻度は高い。
◆乱きりしん
長次手作りの三色団子を食べ、頬が蕩けそうになった。
・
おまけ
「中在家先輩の作ったお団子、美味しかったー!」
「でも、あんなに沢山食べちゃったから、今日の夕飯食べられるかなぁ……」
「まぁ、何とかな………ん?」
「どうしたの? きり丸」
「何か、ここに誰がが破いた跡が出来てる」
「ほんとだぁ。あれ?何か声が聞こえてくる」
「潮江先輩……七松先輩……名無し先輩の声だ。よく見れば、どこかに繋がってるみたい」
◇○○が、団子屋に行ってしまった世界線の話→絶対行きたくない団子屋(アルバイト組)
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