空中スタジアム
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「わーーっ!キミ、強そう!」
カービィは目を輝かせ、無邪気な様子でボスパックンを見ている。
『………二人の事は、気にしないのか』
「え? 二人は強いから簡単に出られるよ」
『魔法が使えないと話していたぞ』
ゼルダ姫の言葉を聞いていた🌸がそう伝えると、カービィは悩んでいる様子だったが、傍から見れば何を考えているか分からない表情をしている。
「じゃあ、ボクらでやっつけた方が早いね!」
🌸は、次にどの言葉を出そうか迷った。それはカービィと、どこか会話が噛み合っていない様に思えたのだ。
『また共闘という訳か』
「うん、よろしく! じゃあ行っくよーーっ!!」
カービィはホバリング能力を使い、ボスパックンが持っている籠の上へと移動した。
「ティンクルスター!」
カービィは自身の手足を縮めてか。両手両足を使って回転攻撃を仕掛け、籠に直撃した。
籠に重力が持っていかれ、ボスパックンの体が揺れた。攻撃を仕掛けようともう片方に持っている籠が揺れると、偶然近くに居た🌸の腹部に直撃した。
『ぐ……、っ!』
呻きながら受身が取れず、🌸はスタジアムの場外へと飛ばされそうになる。
「カービィのすいこみ〜〜〜っ!!」
技名を叫ぶと、カービィは特技のすいこみを披露した。風が出現した事に🌸は無表情ながら、内心は驚いていた。
『何だ、この風は……っ』
🌸は訳も分からないまま、カービィの口の中へ入っていき、飲み込まれていく。🌸の技をコピーしようとしたが、スカを飲み込んだ時と同じ音を出して、🌸は開放された。
「あれ? コピー出来ないや」
『……お前、何をした』
「すいこみだよ! ファイターすいこむと、同じ能力が使えるようになるんだよ! でも、キミの能力は何でか使えないみたい」
『それは、残念だったな』
🌸の言葉を聞き、カービィはキョトンとしてから「えへへっ」と笑顔を浮かべる。
『これは、お前へのお返しだ』
ボスパックンに向けて言い放つと、🌸は素早い動きで攻撃を回避し、手に持っていた籠に蹴りを入れた。
『カービィ。後はお前が決めろ』
「えー? とどめ刺さなくていいの?」
『ファイターのお前が刺した方が、都合が良いだろう』
「あんまり気にしてないけど、ぼくがとどめ刺しちゃおっ!」
ニッコリと笑顔を浮かべるカービィは、ボスパックンが持っている籠の内、一発の攻撃を加えれば破壊されるであろう方を選んだ。
「ハンマー!」
コピー能力を披露し、思いきりハンマーを籠にめがけて振り下ろした。見事に直撃し、籠が壊れたのと連動して、ボスパックンの動きが止まった。
籠が破壊されると、ピーチ姫が先に解放された。
「ワクワクしたねーピーチ姫っ」
「お姫様気分は、久しぶりでしたわ」
囚われの身になっていた筈のピーチ姫は、今の出来事に対して怯えた様子は一切見せず、慣れた様子である。
そんな中、スタジアムにある人物が乱入してきた。
「オレだよ! ワリオだよ!!」
同じくファイターであるワリオだったが、手には紫色の線が入った禍々しい銃を構えている。
『誰だ』
「スタジアムに、何の御用なのでしょうか」
「遊びに来たのかなー?」
ワリオは三人の言葉を気にする事もなく、スタジアムを見渡した。
「さぁて、"ダークキャノン砲"の餌食第1号はだーれーに、しーよーうーかーな………」
"ダークキャノン砲"を構えたが、動く事が可能で逃げられる恐れがある事から、前方に立ち尽くしている三人を目標 から外した。
「うぅっ………、ワリオ?」
同じく籠から解放されたゼルダ姫もワリオがお訪れていた事に気がつく。しかし、身動きが取れずにいた所をワリオに気が付かれた。
「ガーハッハッハッ! ワリオ様に感謝しな、ゼルダ姫! お前に"ダークキャノン砲"の威力を一番に味合わせてやるぜぇ〜〜〜!!」
下品な笑いを披露し、"ダークキャノン砲"を構えた。エネルギーが満タンになると、銃口から黒色の矢印の銃が飛びててきた。
為す術もなく、ゼルダ姫の胸を貫き、体が光り輝く。光が収まった頃には、ゼルダ姫はフィギィアに戻されていた。
三人は訳が分からず、カービィですら言葉を失っている。ワリオは目的が達成したと分かると、ゼルダ姫のフィギィアを担ぐ。
「ガーハッハッハッ! あばよぉ!」
そう言い残し、ワリオはスタジアムから姿を消していく。
スタジアムに残されたのはファイターの二人と🌸、爆発寸前の"亜空間爆弾"のみである。カービィは曇っている空を見上げ、大きく息を吸い始めた。
「………、ワープスター!!」
カービィの叫び声に反応する形で、ワープスターがスタジアムに振り落ちてきた。
「これに乗って、脱出するのですね」
『そろそろ爆発するぞ』
三人が乗り込んだ事を確認すると、ワープスターが上昇していく。スタジアムから離れたと同時に、"亜空間爆弾"が作動した。
爆発を起こした場所には、紫色の亜空間が出来上がる。"空中スタジアム"が設置されていた空間が切り取られた形と化していた。
・
◆現在の同行
・🌸、カービィ、ピーチ姫:空中スタジアムを脱出
・マリオ:雲海に吹き飛ばされ、ピットと合流
・ワリオ:ゼルダ姫をフィギュア化し、強奪
・???:空中スタジアムに"亜空間爆弾"を設置する様にエインシャント卿に指示を送る。
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「わーーっ!キミ、強そう!」
カービィは目を輝かせ、無邪気な様子でボスパックンを見ている。
『………二人の事は、気にしないのか』
「え? 二人は強いから簡単に出られるよ」
『魔法が使えないと話していたぞ』
ゼルダ姫の言葉を聞いていた🌸がそう伝えると、カービィは悩んでいる様子だったが、傍から見れば何を考えているか分からない表情をしている。
「じゃあ、ボクらでやっつけた方が早いね!」
🌸は、次にどの言葉を出そうか迷った。それはカービィと、どこか会話が噛み合っていない様に思えたのだ。
『また共闘という訳か』
「うん、よろしく! じゃあ行っくよーーっ!!」
カービィはホバリング能力を使い、ボスパックンが持っている籠の上へと移動した。
「ティンクルスター!」
カービィは自身の手足を縮めてか。両手両足を使って回転攻撃を仕掛け、籠に直撃した。
籠に重力が持っていかれ、ボスパックンの体が揺れた。攻撃を仕掛けようともう片方に持っている籠が揺れると、偶然近くに居た🌸の腹部に直撃した。
『ぐ……、っ!』
呻きながら受身が取れず、🌸はスタジアムの場外へと飛ばされそうになる。
「カービィのすいこみ〜〜〜っ!!」
技名を叫ぶと、カービィは特技のすいこみを披露した。風が出現した事に🌸は無表情ながら、内心は驚いていた。
『何だ、この風は……っ』
🌸は訳も分からないまま、カービィの口の中へ入っていき、飲み込まれていく。🌸の技をコピーしようとしたが、スカを飲み込んだ時と同じ音を出して、🌸は開放された。
「あれ? コピー出来ないや」
『……お前、何をした』
「すいこみだよ! ファイターすいこむと、同じ能力が使えるようになるんだよ! でも、キミの能力は何でか使えないみたい」
『それは、残念だったな』
🌸の言葉を聞き、カービィはキョトンとしてから「えへへっ」と笑顔を浮かべる。
『これは、お前へのお返しだ』
ボスパックンに向けて言い放つと、🌸は素早い動きで攻撃を回避し、手に持っていた籠に蹴りを入れた。
『カービィ。後はお前が決めろ』
「えー? とどめ刺さなくていいの?」
『ファイターのお前が刺した方が、都合が良いだろう』
「あんまり気にしてないけど、ぼくがとどめ刺しちゃおっ!」
ニッコリと笑顔を浮かべるカービィは、ボスパックンが持っている籠の内、一発の攻撃を加えれば破壊されるであろう方を選んだ。
「ハンマー!」
コピー能力を披露し、思いきりハンマーを籠にめがけて振り下ろした。見事に直撃し、籠が壊れたのと連動して、ボスパックンの動きが止まった。
籠が破壊されると、ピーチ姫が先に解放された。
「ワクワクしたねーピーチ姫っ」
「お姫様気分は、久しぶりでしたわ」
囚われの身になっていた筈のピーチ姫は、今の出来事に対して怯えた様子は一切見せず、慣れた様子である。
そんな中、スタジアムにある人物が乱入してきた。
「オレだよ! ワリオだよ!!」
同じくファイターであるワリオだったが、手には紫色の線が入った禍々しい銃を構えている。
『誰だ』
「スタジアムに、何の御用なのでしょうか」
「遊びに来たのかなー?」
ワリオは三人の言葉を気にする事もなく、スタジアムを見渡した。
「さぁて、"ダークキャノン砲"の餌食第1号はだーれーに、しーよーうーかーな………」
"ダークキャノン砲"を構えたが、動く事が可能で逃げられる恐れがある事から、前方に立ち尽くしている三人を
「うぅっ………、ワリオ?」
同じく籠から解放されたゼルダ姫もワリオがお訪れていた事に気がつく。しかし、身動きが取れずにいた所をワリオに気が付かれた。
「ガーハッハッハッ! ワリオ様に感謝しな、ゼルダ姫! お前に"ダークキャノン砲"の威力を一番に味合わせてやるぜぇ〜〜〜!!」
下品な笑いを披露し、"ダークキャノン砲"を構えた。エネルギーが満タンになると、銃口から黒色の矢印の銃が飛びててきた。
為す術もなく、ゼルダ姫の胸を貫き、体が光り輝く。光が収まった頃には、ゼルダ姫はフィギィアに戻されていた。
三人は訳が分からず、カービィですら言葉を失っている。ワリオは目的が達成したと分かると、ゼルダ姫のフィギィアを担ぐ。
「ガーハッハッハッ! あばよぉ!」
そう言い残し、ワリオはスタジアムから姿を消していく。
スタジアムに残されたのはファイターの二人と🌸、爆発寸前の"亜空間爆弾"のみである。カービィは曇っている空を見上げ、大きく息を吸い始めた。
「………、ワープスター!!」
カービィの叫び声に反応する形で、ワープスターがスタジアムに振り落ちてきた。
「これに乗って、脱出するのですね」
『そろそろ爆発するぞ』
三人が乗り込んだ事を確認すると、ワープスターが上昇していく。スタジアムから離れたと同時に、"亜空間爆弾"が作動した。
爆発を起こした場所には、紫色の亜空間が出来上がる。"空中スタジアム"が設置されていた空間が切り取られた形と化していた。
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◆現在の同行
・🌸、カービィ、ピーチ姫:空中スタジアムを脱出
・マリオ:雲海に吹き飛ばされ、ピットと合流
・ワリオ:ゼルダ姫をフィギュア化し、強奪
・???:空中スタジアムに"亜空間爆弾"を設置する様にエインシャント卿に指示を送る。
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