スーパーマリオ64編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
.
『テレサちゃんは、この城に住み着いてんの?』
「いつも庭にある"ホラーランド"の籠の中に居るけど、たまにこうやって出てきて、彷徨 いてるんだ。この辺の事も知ってるよ」
テレサの案内を受ける二人はリフトに乗り、下へ降りていくと地底湖に到着した。洞窟の為に中は非常に薄暗く、湖の色も澱 んで見えてしまう。
「この中に、ぼくの友達が居るんだ………お〜〜い、ドッシ〜〜〜ッ!」
湖に向かって何かを呼びかけると______水面 が揺れだし、青色の首長竜が姿を現した。迫力満点であったが、首長竜は二人に怯えきった様子を見せる。
「すみません。ずっとこの湖に住んでて、人を見たのは初めてなもので………」
「ね、悪いヤツじゃないでしょ」
『確かにね。そうだ、ドッシーちゃん。"緑のスイッチ"って知ってる?』
テレサの顔を見てから、🌸はドッシーに"緑のスイッチ"の場所について聞く。
「知りませんね……"グリーン"のスイッチなら、ありますけど」
「じゃあ違うな」
『他の所を探そっか……、……って』
ドッシーの言葉を聞き流した二人であったが、違和感の正体に気づくと直ぐ様、走って引き返してきた。
「それだよそれっ!」
『そこまで案内してよっ!』
「いいですよ。この湖は、わたしの庭みたいなものです。任せて下さい」
ドッシーの背中にマリオと🌸が順番に乗っていくが、テレサだけは乗らずに申し訳なさそうな表情をした。
「🌸ちゃん、ボクはここまでにするよ。この先は強い敵も居るから、ボクが居ても勝てっこないし……」
『そっか……でも、ここまで案内してくれてありがとね』
「へ、へへっ……🌸ちゃんにお礼を言われて、ボクは幸せ者だぁ〜、このまま成仏しちゃいそ〜」
『ホントに体が消えちゃってるよー!』
礼を言われた事で体が消えかかっていたテレサに対し、🌸がツッコミを入れた。テレサと別れた二人は、"緑のスイッチ"のある場所までドッシーに案内してもらう事となった。
しばらくクルージングを楽しんでいるとドッシーの動きが止まり、🌸は顔をあげた。
『着いたかな?』
二人の方を振り向いたドッシーであったが、両目からは涙を零して困りきっている様子を見せた。
「迷ってしまいました〜」
「どこが庭じゃーーっ!」
その後もドッシーは何度も道を間違えては、マリオと🌸は障害物に当たり、敵に遭遇していないにも関わらずダメージを負っていた。
「さぁ、着いた着いた……快適な地底湖クルージングだったでしょ?」
目的地に到着し、先程の事を一切気にする様子もなく笑顔を浮かべたドッシーであったが、対称的に二人は顳 かみにシワを寄せ、苛立っていた。
「いい加減にしろーーっ!」
『少しは道を覚えなさーーい!』
クルージング中に受けた仕打ちの事で、ドッシーに怒声を浴びせた。そのおかげか、二人の苛立ちは収まっていく。
「その扉を入った先にスイッチがありますよ」
「サンキュー」
『ドッシーちゃん、ここまでありがとね』
怒りが収まった二人はドッシーに一言礼を言い、扉を開けていく。そこは"メタルスイッチ"のたき"と呼ばれる場所であり、最奥から流れ出ている滝の前に緑色のスイッチが設置されていた。
「あった!"緑のスイッチ"だっ!」
『あれが夢に出てきたの?』
「あぁ、あれを押せば、"メタルマリオ"になれる!」
滝を目指す為、岩場をジャンプして飛び越えていく途中で、ムーチョの群れが二人の前に姿を見せた。
「スイッチは押させないぞ!」
「ムーチョ!お前らも夢の通りって訳か!」
『何が何だか、よく分からないよ』
夢の内容を一切知らない🌸は汗を垂らしたが、お構い無しにムーチョの口から弾が連射されて、ダメージを受けていく。二人は攻撃を避けながら先を進んでいき、滝の前に到着するとマリオは"緑のスイッチ"を踏んだ。
『緑のブロックが出てきたよ!』
🌸が指した場所には、緑のブロックが現れていた。マリオがブロックを壊すとメタルのぼうしが現れた。
「遂に無敵のヒーローになったぜ!!」
帽子を被った事で、メタルマリオへと変身を遂げた。夢の通りにムーチョの連射攻撃もビクともせず、マリオは笑みを崩す事はない。
「それなら特殊攻撃だ。めちゃこい海水攻撃!」
ムーチョは弾でなく、海水を吹き出した。もろに受けたマリオの鋼鉄の体が錆び始めていく。錆びた事でダメージを受け、マリオのパワーメーターが赤色に点滅していた。
「ヤバい!パワーメーターが……!」
「その体じゃ、自由に動けまい」
「マリオはおしまいだ。後は🌸だけだ」
ほぼ戦闘不能と化したマリオを放置し、ムーチョの群れは🌸を狙いに定めた。だがその時、何かが突進した事で洞窟の壁が壊され、瓦礫が崩れていく。
「あれっ、道を間違えちゃいました」
『ドッシーちゃん!』
🌸はムーチョの群れから逃げていき、ドッシーの背中の上に乗る形で避難した。
「良い所に来てくれたぜ!この体、何とかしてくれよぉ」
「それなら任せてください」
体が錆びたマリオを見たドッシーは口を開くと、マリオの体を噛み始めていく。
「……って、食うなよーーーっ!!」
「我慢して下さい。錆を落としてるんですよ」
ニコニコと笑顔を浮かべながら噛み続けたドッシーは、体の錆を落としきったと分かるとマリオを吐き出した。ドッシーに噛まれた事でマリオの体は変形していた。
『それじゃ、"メダル"マリオだね』
「🌸さん、マリオさんをムーチョ達に向けて投げて下さい」
『えぇ?いや……、めちゃくちゃ重いんだけど……っ』
「🌸、頑張れ!今はお前だけが頼りだ!」
頭上に持ち上げるのは無理だと判断し、🌸はフリスビーを持つような体勢になると、ムーチョの群れにめがけてマリオを投げ飛ばした。
『"メダルマリオアターーック"!!』
合体技とも言える攻撃は見事に命中し、ムーチョの群れは戦闘不能となった。
「無敵のヒーロー、"メタルマリオ"の誕生ってかぁ!」
「その無敵の体でピーチ姫を助け出して下さいね」
キノコ城へと戻る為、二人はリフトに乗って地上に戻ろうとした。だが一向に動く気配がなく、マリオは何事かと思った。
『重すぎて、リフトが上がらないんだよ〜!』
「しまらないヒーローですね……」
.
『テレサちゃんは、この城に住み着いてんの?』
「いつも庭にある"ホラーランド"の籠の中に居るけど、たまにこうやって出てきて、
テレサの案内を受ける二人はリフトに乗り、下へ降りていくと地底湖に到着した。洞窟の為に中は非常に薄暗く、湖の色も
「この中に、ぼくの友達が居るんだ………お〜〜い、ドッシ〜〜〜ッ!」
湖に向かって何かを呼びかけると______
「すみません。ずっとこの湖に住んでて、人を見たのは初めてなもので………」
「ね、悪いヤツじゃないでしょ」
『確かにね。そうだ、ドッシーちゃん。"緑のスイッチ"って知ってる?』
テレサの顔を見てから、🌸はドッシーに"緑のスイッチ"の場所について聞く。
「知りませんね……"グリーン"のスイッチなら、ありますけど」
「じゃあ違うな」
『他の所を探そっか……、……って』
ドッシーの言葉を聞き流した二人であったが、違和感の正体に気づくと直ぐ様、走って引き返してきた。
「それだよそれっ!」
『そこまで案内してよっ!』
「いいですよ。この湖は、わたしの庭みたいなものです。任せて下さい」
ドッシーの背中にマリオと🌸が順番に乗っていくが、テレサだけは乗らずに申し訳なさそうな表情をした。
「🌸ちゃん、ボクはここまでにするよ。この先は強い敵も居るから、ボクが居ても勝てっこないし……」
『そっか……でも、ここまで案内してくれてありがとね』
「へ、へへっ……🌸ちゃんにお礼を言われて、ボクは幸せ者だぁ〜、このまま成仏しちゃいそ〜」
『ホントに体が消えちゃってるよー!』
礼を言われた事で体が消えかかっていたテレサに対し、🌸がツッコミを入れた。テレサと別れた二人は、"緑のスイッチ"のある場所までドッシーに案内してもらう事となった。
しばらくクルージングを楽しんでいるとドッシーの動きが止まり、🌸は顔をあげた。
『着いたかな?』
二人の方を振り向いたドッシーであったが、両目からは涙を零して困りきっている様子を見せた。
「迷ってしまいました〜」
「どこが庭じゃーーっ!」
その後もドッシーは何度も道を間違えては、マリオと🌸は障害物に当たり、敵に遭遇していないにも関わらずダメージを負っていた。
「さぁ、着いた着いた……快適な地底湖クルージングだったでしょ?」
目的地に到着し、先程の事を一切気にする様子もなく笑顔を浮かべたドッシーであったが、対称的に二人は
「いい加減にしろーーっ!」
『少しは道を覚えなさーーい!』
クルージング中に受けた仕打ちの事で、ドッシーに怒声を浴びせた。そのおかげか、二人の苛立ちは収まっていく。
「その扉を入った先にスイッチがありますよ」
「サンキュー」
『ドッシーちゃん、ここまでありがとね』
怒りが収まった二人はドッシーに一言礼を言い、扉を開けていく。そこは"メタルスイッチ"のたき"と呼ばれる場所であり、最奥から流れ出ている滝の前に緑色のスイッチが設置されていた。
「あった!"緑のスイッチ"だっ!」
『あれが夢に出てきたの?』
「あぁ、あれを押せば、"メタルマリオ"になれる!」
滝を目指す為、岩場をジャンプして飛び越えていく途中で、ムーチョの群れが二人の前に姿を見せた。
「スイッチは押させないぞ!」
「ムーチョ!お前らも夢の通りって訳か!」
『何が何だか、よく分からないよ』
夢の内容を一切知らない🌸は汗を垂らしたが、お構い無しにムーチョの口から弾が連射されて、ダメージを受けていく。二人は攻撃を避けながら先を進んでいき、滝の前に到着するとマリオは"緑のスイッチ"を踏んだ。
『緑のブロックが出てきたよ!』
🌸が指した場所には、緑のブロックが現れていた。マリオがブロックを壊すとメタルのぼうしが現れた。
「遂に無敵のヒーローになったぜ!!」
帽子を被った事で、メタルマリオへと変身を遂げた。夢の通りにムーチョの連射攻撃もビクともせず、マリオは笑みを崩す事はない。
「それなら特殊攻撃だ。めちゃこい海水攻撃!」
ムーチョは弾でなく、海水を吹き出した。もろに受けたマリオの鋼鉄の体が錆び始めていく。錆びた事でダメージを受け、マリオのパワーメーターが赤色に点滅していた。
「ヤバい!パワーメーターが……!」
「その体じゃ、自由に動けまい」
「マリオはおしまいだ。後は🌸だけだ」
ほぼ戦闘不能と化したマリオを放置し、ムーチョの群れは🌸を狙いに定めた。だがその時、何かが突進した事で洞窟の壁が壊され、瓦礫が崩れていく。
「あれっ、道を間違えちゃいました」
『ドッシーちゃん!』
🌸はムーチョの群れから逃げていき、ドッシーの背中の上に乗る形で避難した。
「良い所に来てくれたぜ!この体、何とかしてくれよぉ」
「それなら任せてください」
体が錆びたマリオを見たドッシーは口を開くと、マリオの体を噛み始めていく。
「……って、食うなよーーーっ!!」
「我慢して下さい。錆を落としてるんですよ」
ニコニコと笑顔を浮かべながら噛み続けたドッシーは、体の錆を落としきったと分かるとマリオを吐き出した。ドッシーに噛まれた事でマリオの体は変形していた。
『それじゃ、"メダル"マリオだね』
「🌸さん、マリオさんをムーチョ達に向けて投げて下さい」
『えぇ?いや……、めちゃくちゃ重いんだけど……っ』
「🌸、頑張れ!今はお前だけが頼りだ!」
頭上に持ち上げるのは無理だと判断し、🌸はフリスビーを持つような体勢になると、ムーチョの群れにめがけてマリオを投げ飛ばした。
『"メダルマリオアターーック"!!』
合体技とも言える攻撃は見事に命中し、ムーチョの群れは戦闘不能となった。
「無敵のヒーロー、"メタルマリオ"の誕生ってかぁ!」
「その無敵の体でピーチ姫を助け出して下さいね」
キノコ城へと戻る為、二人はリフトに乗って地上に戻ろうとした。だが一向に動く気配がなく、マリオは何事かと思った。
『重すぎて、リフトが上がらないんだよ〜!』
「しまらないヒーローですね……」
.