スーパーマリオ64編
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「それだよそれっ!」
『そこまで案内してよっ!』
「いいですよ。この湖は、わたしの庭みたいなものです。任せて下さい」
ドッシーの背中にマリオと🌸が順番に乗っていくが、テレサだけは乗らずに申し訳なさそうな表情をした。
「🌸ちゃん、ボクはここまでにするよ。この先は強い敵も居るから、ボクが居ても勝てっこないし……」
『そっか……でも、ここまで案内してくれてありがとね』
「へ、へへっ……、🌸ちゃんにお礼を言われて、ボクは幸せ者だぁ〜、このまま成仏しちゃいそ〜」
『ホントに体が消えちゃってるよー!』
礼を言われた事で体が消えかかっていたテレサに対し、🌸がツッコミを入れた。
テレサと別れた二人は、"緑のスイッチ"のある場所までドッシーに案内してもらう事となった。しばらくクルージングを楽しんでいるとドッシーの動きが止まり、🌸は顔をあげた。
『着いたかな?』
二人の方を振り向いたドッシーであったが_____、両目からは涙を零して困りきっている様子を見せた。
「迷ってしまいました〜」
「どこが庭じゃーーっ!」
その後もドッシーは何度も道を間違えては、マリオと🌸は障害物に当たり、敵に遭遇していないにも関わらずダメージを負っていた。
「さぁ、着いた着いた……、快適な地底湖クルージングだったでしょ?」
目的地に到着し、先程の事を一切気にする様子もなく笑顔を浮かべたドッシーであったが_____、対称的に二人は顳 かみにシワを寄せ、苛立っていた。
「いい加減にしろーーっ!」
『少しは道を覚えなさーーい!』
クルージング中に受けた仕打ちの事で、ドッシーに怒声を浴びせた。そのおかげか、二人の苛立ちは収まっていく。
「その扉を入った先に、スイッチがありますよ」
「サンキュー」
『ドッシーちゃん、ここまでありがとね』
怒りが収まった二人はドッシーに一言礼を言い、扉を開けていく。
そこは"メタルスイッチ"のたき"と呼ばれる場所であり、最奥から流れ出ている滝の前に緑色のスイッチが設置されていた。
「あった! "緑のスイッチ"だっ!」
『あれが夢に出てきたの?』
「あぁ、あれを押せば、"メタルマリオ"になれる!」
滝を目指す為、岩場をジャンプして飛び越えていく途中で_____、ムーチョの群れが二人の前に姿を見せた。
「スイッチは押させないぞ!」
「ムーチョ!お前らも夢の通りって訳か!」
『何が何だか、よく分からないよ』
夢の内容を一切知らない🌸は汗を垂らしたが、お構い無しにムーチョの口から弾が連射されて、ダメージを受けていく。
二人は攻撃を避けながら先を進んでいき、滝の前に到着するとマリオは"緑のスイッチ"を踏んだ。
『緑のブロックが出てきたよ!』
🌸が指した場所に____、緑のブロックが現れていた。マリオがブロックを壊すとメタルのぼうしが現れた。
「遂に無敵のヒーローになったぜ!!」
帽子を被った事で_____、メタルマリオへと変身を遂げた。夢の通りにムーチョの連射攻撃もビクともせず、マリオは笑みを崩す事はない。
「それなら特殊攻撃だ。めちゃこい海水攻撃!」
ムーチョは弾でなく、海水を吹き出す。もろに海水を浴びたマリオの鋼鉄の体は次第に錆び始めていく。錆びた事でダメージを受け、マリオのパワーメーターが赤色に点滅していた。
「ヤバい! パワーメーターが……!」
「その体じゃ、自由に動けまい」
「マリオはおしまいだ。後は🌸だけだな」
ほぼ戦闘不能と化したマリオを放置し、ムーチョの群れは🌸を狙いに定めた。
だがその時_____、何かが突進した事で洞窟の壁が壊され、瓦礫 が崩れていく。
「あれっ、道を間違えちゃいました」
『ドッシーちゃん!』
🌸はムーチョの群れから逃げていき、ドッシーの背中の上に乗る形で避難した。
「良い所に来てくれたぜ! この体、何とかしてくれよぉ」
「それなら、任せてください」
体が錆びたマリオを見たドッシーは口を開くと____、マリオの体を噛み始めていく。
「……って、食うなよーーーっ!!」
「我慢して下さい。錆を落としてるんですよ」
ニコニコと笑顔を浮かべながら噛み続けたドッシーは、体の錆を落としきったと分かるとマリオを吐き出した。ドッシーに噛まれた事でマリオの体は円状の形へと変形していた。
『それじゃ、"メダル"マリオだね』
「🌸さん、マリオさんをムーチョ達に向けて投げて下さい」
『えぇ?いや……、めちゃくちゃ重いんだけど……っ』
「🌸、頑張れ!今はお前だけが頼りだ!」
頭上に持ち上げるのは無理だと判断し、🌸はフリスビーを持つような体勢になると、ムーチョの群れにめがけてマリオを投げ飛ばした。
『"メダルマリオアターーック"!!』
合体技とも言える攻撃は見事に命中し____、ムーチョの群れは戦闘不能となった。
「無敵のヒーロー、"メタルマリオ"の誕生ってかぁ!」
「その無敵の体で、ピーチ姫を助け出して下さいね」
キノコ城へと戻る為、二人はリフトに乗って地上に戻ろうとしたが______、一向に動く気配がなく、マリオは何事かと思った。
『重すぎて、リフトが上がらないんだよ〜!』
「しまらないヒーローですね……」
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「それだよそれっ!」
『そこまで案内してよっ!』
「いいですよ。この湖は、わたしの庭みたいなものです。任せて下さい」
ドッシーの背中にマリオと🌸が順番に乗っていくが、テレサだけは乗らずに申し訳なさそうな表情をした。
「🌸ちゃん、ボクはここまでにするよ。この先は強い敵も居るから、ボクが居ても勝てっこないし……」
『そっか……でも、ここまで案内してくれてありがとね』
「へ、へへっ……、🌸ちゃんにお礼を言われて、ボクは幸せ者だぁ〜、このまま成仏しちゃいそ〜」
『ホントに体が消えちゃってるよー!』
礼を言われた事で体が消えかかっていたテレサに対し、🌸がツッコミを入れた。
テレサと別れた二人は、"緑のスイッチ"のある場所までドッシーに案内してもらう事となった。しばらくクルージングを楽しんでいるとドッシーの動きが止まり、🌸は顔をあげた。
『着いたかな?』
二人の方を振り向いたドッシーであったが_____、両目からは涙を零して困りきっている様子を見せた。
「迷ってしまいました〜」
「どこが庭じゃーーっ!」
その後もドッシーは何度も道を間違えては、マリオと🌸は障害物に当たり、敵に遭遇していないにも関わらずダメージを負っていた。
「さぁ、着いた着いた……、快適な地底湖クルージングだったでしょ?」
目的地に到着し、先程の事を一切気にする様子もなく笑顔を浮かべたドッシーであったが_____、対称的に二人は
「いい加減にしろーーっ!」
『少しは道を覚えなさーーい!』
クルージング中に受けた仕打ちの事で、ドッシーに怒声を浴びせた。そのおかげか、二人の苛立ちは収まっていく。
「その扉を入った先に、スイッチがありますよ」
「サンキュー」
『ドッシーちゃん、ここまでありがとね』
怒りが収まった二人はドッシーに一言礼を言い、扉を開けていく。
そこは"メタルスイッチ"のたき"と呼ばれる場所であり、最奥から流れ出ている滝の前に緑色のスイッチが設置されていた。
「あった! "緑のスイッチ"だっ!」
『あれが夢に出てきたの?』
「あぁ、あれを押せば、"メタルマリオ"になれる!」
滝を目指す為、岩場をジャンプして飛び越えていく途中で_____、ムーチョの群れが二人の前に姿を見せた。
「スイッチは押させないぞ!」
「ムーチョ!お前らも夢の通りって訳か!」
『何が何だか、よく分からないよ』
夢の内容を一切知らない🌸は汗を垂らしたが、お構い無しにムーチョの口から弾が連射されて、ダメージを受けていく。
二人は攻撃を避けながら先を進んでいき、滝の前に到着するとマリオは"緑のスイッチ"を踏んだ。
『緑のブロックが出てきたよ!』
🌸が指した場所に____、緑のブロックが現れていた。マリオがブロックを壊すとメタルのぼうしが現れた。
「遂に無敵のヒーローになったぜ!!」
帽子を被った事で_____、メタルマリオへと変身を遂げた。夢の通りにムーチョの連射攻撃もビクともせず、マリオは笑みを崩す事はない。
「それなら特殊攻撃だ。めちゃこい海水攻撃!」
ムーチョは弾でなく、海水を吹き出す。もろに海水を浴びたマリオの鋼鉄の体は次第に錆び始めていく。錆びた事でダメージを受け、マリオのパワーメーターが赤色に点滅していた。
「ヤバい! パワーメーターが……!」
「その体じゃ、自由に動けまい」
「マリオはおしまいだ。後は🌸だけだな」
ほぼ戦闘不能と化したマリオを放置し、ムーチョの群れは🌸を狙いに定めた。
だがその時_____、何かが突進した事で洞窟の壁が壊され、
「あれっ、道を間違えちゃいました」
『ドッシーちゃん!』
🌸はムーチョの群れから逃げていき、ドッシーの背中の上に乗る形で避難した。
「良い所に来てくれたぜ! この体、何とかしてくれよぉ」
「それなら、任せてください」
体が錆びたマリオを見たドッシーは口を開くと____、マリオの体を噛み始めていく。
「……って、食うなよーーーっ!!」
「我慢して下さい。錆を落としてるんですよ」
ニコニコと笑顔を浮かべながら噛み続けたドッシーは、体の錆を落としきったと分かるとマリオを吐き出した。ドッシーに噛まれた事でマリオの体は円状の形へと変形していた。
『それじゃ、"メダル"マリオだね』
「🌸さん、マリオさんをムーチョ達に向けて投げて下さい」
『えぇ?いや……、めちゃくちゃ重いんだけど……っ』
「🌸、頑張れ!今はお前だけが頼りだ!」
頭上に持ち上げるのは無理だと判断し、🌸はフリスビーを持つような体勢になると、ムーチョの群れにめがけてマリオを投げ飛ばした。
『"メダルマリオアターーック"!!』
合体技とも言える攻撃は見事に命中し____、ムーチョの群れは戦闘不能となった。
「無敵のヒーロー、"メタルマリオ"の誕生ってかぁ!」
「その無敵の体で、ピーチ姫を助け出して下さいね」
キノコ城へと戻る為、二人はリフトに乗って地上に戻ろうとしたが______、一向に動く気配がなく、マリオは何事かと思った。
『重すぎて、リフトが上がらないんだよ〜!』
「しまらないヒーローですね……」
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