未来・ヨッシーアイランド編
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「これじゃ、赤ちゃんの所へ行けません……っ」
「連れてきましたけど」
「最初からそうしろよーー!」
手下のヘイホー達は頭巾の上に搭載されたプロペラを使い、いとも簡単に眠っている赤ちゃんマリオを連れてきた。
「それじゃ、頂いていきますからね」
赤ちゃんマリオを背負ったカメックが家から出ようとしたが_____、仕掛けられていた縄に足が引っ掛かると、宙吊りにされてしまった。
「ぐわーーーっ! な、何じゃ〜〜!?」
警報音が鳴り出した事で、一番最初に目が覚めたのは_____、🌸であった。
カメックと目が合った🌸は寝ぼけた眼を擦り、目を覚ましていく。
『みんなーー!サンタ捕まえたーー!!』
「大きな声で言うなってーー!」
🌸とカメックが大声を出した事で、マリオ達も続々と起き上がる。
「サンタが仕掛けにかかったぞ」
「これでプレゼント全部、いただきですね」
「いかん、このままではバレてしまう……」
正体がバレてしまうと思われたカメックであったが_____、マリオ達は、プレゼントの入った袋の元へ一目散に走り出して行く。
「おれ達、全然無視されてますね」
「いいじゃないですか。マリオ達のプレゼントは……、プロペラパックンです!」
何も知らないマリオ達が袋を開けると____、中から四体のプロペラパックンが出てきた。
そのタイミングでカメックも変装を解いた事で、五人は驚きの声をあげた。
『ここじゃ、戦えないよ!』
「裏から逃げよう!」
ルイージが裏口の扉を開け、それに続いてマリオ達も逃げ出していくが_____、外は急斜面であり、足元がおぼつかずに滑り落ちていく。
「何でこんな所に、家を建てたんですか〜!」
ヨッシーはマリオに対して怒りを露 わにしたが、小さな小屋を見つけると_____、中から人数分のスキー板を取り出した。
「これで滑って、カメックから逃げましょう!」
ヨッシーは背中に赤ちゃんマリオと🌸を乗せ、両足をスキー板に固定させた。
「よし、行こう!」
「……って、頭に付けてんじゃねーよ!」
「お前も人の事、言えないぞ!」
「え?」
『早くしないと、カメックが来ちゃうから!』
マリオとルイージがスキー板を使ったボケをかましている中、🌸はツッコミを入れた。
「カメック様、追いかけますか?」
スキー板を使って雪山を滑り、追跡から逃れようとするマリオ達を見て、ヘイホーがカメックに声を掛ける。
「その必要はありません。行き先は分かってます……奴等がくたばった所で、赤ちゃんを頂きにいきますよ」
行き先を既に分かっているカメックは余裕のある態度でいながら_____、悪い笑みを浮かべた。
・
カメックからの追跡が続いていると思っていた四人は、雪山を滑り続けていた。
「こうすれば上手く滑れるぞ」
「それは転がるって言うんですよ」
マリオとルイージの滑りを見て、転がっている様にしか思えなかったヨッシーはツッコミを入れる。
『でもヨッシー、スキー上手だね』
「えへへっ、上手いでしょ? 🌸さんに、ケガなんかさせてたまるもんですかっ」
「おい、ヨッシー! よそ見するな! 前見ろ、前!」
🌸の方を振り向いて話していたヨッシーは_____、前方に生えていた大樹に気づいておらず、慌ててルイージが声を掛けた。
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「これじゃ、赤ちゃんの所へ行けません……っ」
「連れてきましたけど」
「最初からそうしろよーー!」
手下のヘイホー達は頭巾の上に搭載されたプロペラを使い、いとも簡単に眠っている赤ちゃんマリオを連れてきた。
「それじゃ、頂いていきますからね」
赤ちゃんマリオを背負ったカメックが家から出ようとしたが_____、仕掛けられていた縄に足が引っ掛かると、宙吊りにされてしまった。
「ぐわーーーっ! な、何じゃ〜〜!?」
警報音が鳴り出した事で、一番最初に目が覚めたのは_____、🌸であった。
カメックと目が合った🌸は寝ぼけた眼を擦り、目を覚ましていく。
『みんなーー!サンタ捕まえたーー!!』
「大きな声で言うなってーー!」
🌸とカメックが大声を出した事で、マリオ達も続々と起き上がる。
「サンタが仕掛けにかかったぞ」
「これでプレゼント全部、いただきですね」
「いかん、このままではバレてしまう……」
正体がバレてしまうと思われたカメックであったが_____、マリオ達は、プレゼントの入った袋の元へ一目散に走り出して行く。
「おれ達、全然無視されてますね」
「いいじゃないですか。マリオ達のプレゼントは……、プロペラパックンです!」
何も知らないマリオ達が袋を開けると____、中から四体のプロペラパックンが出てきた。
そのタイミングでカメックも変装を解いた事で、五人は驚きの声をあげた。
『ここじゃ、戦えないよ!』
「裏から逃げよう!」
ルイージが裏口の扉を開け、それに続いてマリオ達も逃げ出していくが_____、外は急斜面であり、足元がおぼつかずに滑り落ちていく。
「何でこんな所に、家を建てたんですか〜!」
ヨッシーはマリオに対して怒りを
「これで滑って、カメックから逃げましょう!」
ヨッシーは背中に赤ちゃんマリオと🌸を乗せ、両足をスキー板に固定させた。
「よし、行こう!」
「……って、頭に付けてんじゃねーよ!」
「お前も人の事、言えないぞ!」
「え?」
『早くしないと、カメックが来ちゃうから!』
マリオとルイージがスキー板を使ったボケをかましている中、🌸はツッコミを入れた。
「カメック様、追いかけますか?」
スキー板を使って雪山を滑り、追跡から逃れようとするマリオ達を見て、ヘイホーがカメックに声を掛ける。
「その必要はありません。行き先は分かってます……奴等がくたばった所で、赤ちゃんを頂きにいきますよ」
行き先を既に分かっているカメックは余裕のある態度でいながら_____、悪い笑みを浮かべた。
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カメックからの追跡が続いていると思っていた四人は、雪山を滑り続けていた。
「こうすれば上手く滑れるぞ」
「それは転がるって言うんですよ」
マリオとルイージの滑りを見て、転がっている様にしか思えなかったヨッシーはツッコミを入れる。
『でもヨッシー、スキー上手だね』
「えへへっ、上手いでしょ? 🌸さんに、ケガなんかさせてたまるもんですかっ」
「おい、ヨッシー! よそ見するな! 前見ろ、前!」
🌸の方を振り向いて話していたヨッシーは_____、前方に生えていた大樹に気づいておらず、慌ててルイージが声を掛けた。
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