スーパーマリオワールド編
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クッパの手下であるブル、ピーパックンの魔の手から逃れた四人は、ヨースター島内に建設されている砦の前まで辿り着いた。
マリオとルイージは砦で待ち構えているボスを倒しに向かい、🌸は何かあった時の為に外で待機する役割を任された。
『外で待ってるから、何かあったら大きな声で呼んでね』
「コロコロコミック読まねぇと」
『"読んで"じゃなくて、"呼んで"!』
マリオのボケにツッコめる元気はあり、二人に何かあれば🌸も砦に突入する心意気ではあった。
「マリオさん、ルイージさん、頑張りましょう!わたしは、ここで🌸さんと応援してますからね!」
「怖いんだろ、お前!」
「ほっとけよ。ゲームでも、アイツは中に入れないんだ」
マリオはヨッシーに向けてそう言ったが、仕様上仕方の無い事であるとルイージは静かに伝えながら、砦の扉を開けて中へと入っていく。🌸とヨッシーは外で待機の為、二人に何事もなく無事に帰ってくる事を祈るしかない。
「🌸さんは、二人と仲良しですね」
『小さい頃から一緒に居たからね』
ヨッシーを除いた三人はキノコ王国出身であり、歳や家も近かった事から自然と関わりを持つ機会が出来上がっていた。そこにピーチ姫を交えて、城に招待されて遊んだ記憶は今でも🌸の脳裏に残っている。
「わたしも、もっと🌸さんと仲良くなりたいですっ」
マリオとルイージでなく、🌸を名指しするとヨッシーはフンッと鼻息を荒くした。
「🌸さんの好きなものって何ですか?」
『花と可愛いものだよ』
「そしたら、わたしの事ですね」
ニッコリと笑顔を浮かべながら自信満々に答えたヨッシーを見て、🌸は思わず『え?』と声が出る。
「こんなに可愛い姿と、チャーミングな鼻なら誰にも負けませんからねっ」
『それじゃ、"花"じゃなくて"鼻"じゃん』
「恐竜ランドには珍しい花も、いっぱいありますよ。例えば……ほらっ」
『それ、さっき倒したピーパックンの群れだよね?』
2面-2で敗れたピーパックン達が気絶した状態で、花束として纏められていた。
「それにわたし、🌸さんのこと好きになっちゃったんですっ♡」
『へ?』
頬を紅潮させ、目を逸らしながら恥ずかしそうにヨッシーがムードの欠片すらないこの状況で告白をしてきた。
『でもわたし達、まだ会ったばかりだし何でいきなり…………』
「1面-2で、わたしの事を"可愛い"って言ってくれた時から🌸さんにはデレデレなんですっ♡恋 はいつ起きるか、分からないものなんですから♡」
『鯉 なら、その辺に………』
「魚の鯉 じゃないです!」
水中ステージに居るプクプク達を指したが、どうやらヨッシーの🌸への気持ちは軽いものでなく、本気であった。可愛いと言われただけで惚れるなんてチョロいな……と思いつつ、🌸はヨッシーの思いを否定しない。
「それにしても………マリオさん達、遅いですね」
砦に入ってから一向にクッパの手下を倒した気配が無く、二人も戻ってくる様子もない。
『やっぱり、何かあったのかな?』
外に居た🌸達には知る由もなかった。
コクッパのイギーと対決していたマリオが瞬間接着剤を用いたせいで、ステージ全体に接着剤をぶちまけてしまい、身動きすら取れない状況であった事を。そして、🌸とヨッシーに助けを求めている声は聞こえもしなかった。
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クッパの手下であるブル、ピーパックンの魔の手から逃れた四人は、ヨースター島内に建設されている砦の前まで辿り着いた。
マリオとルイージは砦で待ち構えているボスを倒しに向かい、🌸は何かあった時の為に外で待機する役割を任された。
『外で待ってるから、何かあったら大きな声で呼んでね』
「コロコロコミック読まねぇと」
『"読んで"じゃなくて、"呼んで"!』
マリオのボケにツッコめる元気はあり、二人に何かあれば🌸も砦に突入する心意気ではあった。
「マリオさん、ルイージさん、頑張りましょう!わたしは、ここで🌸さんと応援してますからね!」
「怖いんだろ、お前!」
「ほっとけよ。ゲームでも、アイツは中に入れないんだ」
マリオはヨッシーに向けてそう言ったが、仕様上仕方の無い事であるとルイージは静かに伝えながら、砦の扉を開けて中へと入っていく。🌸とヨッシーは外で待機の為、二人に何事もなく無事に帰ってくる事を祈るしかない。
「🌸さんは、二人と仲良しですね」
『小さい頃から一緒に居たからね』
ヨッシーを除いた三人はキノコ王国出身であり、歳や家も近かった事から自然と関わりを持つ機会が出来上がっていた。そこにピーチ姫を交えて、城に招待されて遊んだ記憶は今でも🌸の脳裏に残っている。
「わたしも、もっと🌸さんと仲良くなりたいですっ」
マリオとルイージでなく、🌸を名指しするとヨッシーはフンッと鼻息を荒くした。
「🌸さんの好きなものって何ですか?」
『花と可愛いものだよ』
「そしたら、わたしの事ですね」
ニッコリと笑顔を浮かべながら自信満々に答えたヨッシーを見て、🌸は思わず『え?』と声が出る。
「こんなに可愛い姿と、チャーミングな鼻なら誰にも負けませんからねっ」
『それじゃ、"花"じゃなくて"鼻"じゃん』
「恐竜ランドには珍しい花も、いっぱいありますよ。例えば……ほらっ」
『それ、さっき倒したピーパックンの群れだよね?』
2面-2で敗れたピーパックン達が気絶した状態で、花束として纏められていた。
「それにわたし、🌸さんのこと好きになっちゃったんですっ♡」
『へ?』
頬を紅潮させ、目を逸らしながら恥ずかしそうにヨッシーがムードの欠片すらないこの状況で告白をしてきた。
『でもわたし達、まだ会ったばかりだし何でいきなり…………』
「1面-2で、わたしの事を"可愛い"って言ってくれた時から🌸さんにはデレデレなんですっ♡
『
「魚の
水中ステージに居るプクプク達を指したが、どうやらヨッシーの🌸への気持ちは軽いものでなく、本気であった。可愛いと言われただけで惚れるなんてチョロいな……と思いつつ、🌸はヨッシーの思いを否定しない。
「それにしても………マリオさん達、遅いですね」
砦に入ってから一向にクッパの手下を倒した気配が無く、二人も戻ってくる様子もない。
『やっぱり、何かあったのかな?』
外に居た🌸達には知る由もなかった。
コクッパのイギーと対決していたマリオが瞬間接着剤を用いたせいで、ステージ全体に接着剤をぶちまけてしまい、身動きすら取れない状況であった事を。そして、🌸とヨッシーに助けを求めている声は聞こえもしなかった。
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