未来・ヨッシーアイランド編
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未来世界に居たマリオ達の前に、突如として現れたクッパ。赤ちゃんマリオの殺害を目論 むクッパを追いかけたマリオ達は、過去のヨッシーアイランドに流れ着いた。
赤ちゃんマリオとの対面を果たした四人であったが______、ルイージの叫び声が響いた。
「どうしたんだよ、ルイージ」
「お尻をぶたれた様な気がした……、さっきは頭を齧 られたみたいだし……っ」
曖昧な物言いであったがルイージは臀部 と頭部に痛みが走った事をマリオに訴えた。
『赤ちゃんルイージに、何かあったんじゃない?』
「気のせいですよ」
🌸はルイージのケガについて気にする反面、ヨッシーは呑気な様子で赤ちゃんマリオを背中に背負っている。
『でもやっぱり、赤ちゃんって可愛いね〜』
「ばぶ〜」
🌸は可愛さから、にへらと崩れた笑みを見せる。赤ちゃんマリオもその姿を面白がると、キャッキャッと小さく笑う。
しかし、それを見ていたヨッシーは面白くなく、むっとした表情を浮かべる。いつもなら大して気にしないのだが______、その相手が成長したら、マリオであった為に話が変わってくるのである。
「その子が成長したら、こんなにアホでマヌケな大ボケになるんですよっ!?」
「言い過ぎだよ、お前。なに張り合ってんだ」
自分に対しての罵詈雑言 がヨッシーの口から飛び出された。それを受けたマリオだが、いつもの事だと割り切ると、逆に冷静になっていた。
『ヨッシーだって、可愛いよ♡』
「えっ?!………、えへへっ、🌸さんってばぁ♡ 照れちゃいますよぉ〜♡」
「おれをだしに、イチャつくんじゃねーよ!」
🌸とヨッシーのイチャイチャが繰り広げられ、いいように自分が利用されたと分かったマリオはツッコミを入れた。
「どうです、マリオさん! 赤ちゃんのマリオさんより、わたしの方が可愛いと証明されましたよ!!」
「分かったから、離れろって」
「完全に赤ちゃんのおれの事なんか、忘れちゃってるじゃん……」
赤ちゃんルイージの話題が一度も出てこなくなった事で、ルイージは隅でいじけ始めた。それを見た🌸は、ある考えに行き着くと声をあげた。
『そうじゃん。赤ちゃんルイージが攫われちゃったから、赤ちゃんマリオをキノコ王国に届けようにも………』
「クッパの所に殴り込んで、取り返せばいいだろ」
「そうしないと、マリオさんとルイージさんがキノコ王国で誕生しない事になりますからね」
カメックに連れ去られた赤ちゃんルイージは現在、赤ん坊の自分達の抹殺を目論 むクッパに囚われている。マリオ達は、クッパの城を見つけていつもの様に殴り込み、マリオブラザーズをキノコ王国に届けるという作戦を立てた。
「なんだお前ら、もう行っちまうのか」
「ゆっくりしてきゃいいのに」
赤ちゃんルイージを取り返す為、冒険に出る準備を始めた四人を見てると、現地のヨッシー達は声を掛けた。
「赤ちゃんのおれを助けないとだからな」
「だったらせめて、ひと齧 り………」
「おれらは、食いもんじゃないっつーの!」
名残 惜しそうにしていたかと思えば、現地のヨッシー達はマリオとルイージの頭部に噛み付いた。
『早く赤ちゃんルイージに会いたいね〜』
「ばぶっ」
「お〜〜い! 助けてくれよ〜〜!」
・
準備を整えた四人がクッパの城を目指して歩き始めていくと______、現地のヨッシー達が見送りに来ていた事に気がついた。
「頑張れよーーーっ!!」
現地のヨッシー達に手を振り返し、マリオ達はステージを進んでいく。
始めは何事もなく進んでいたが______、次第に赤ちゃんマリオの機嫌が悪くなり、目には涙を浮かべていた。
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未来世界に居たマリオ達の前に、突如として現れたクッパ。赤ちゃんマリオの殺害を
赤ちゃんマリオとの対面を果たした四人であったが______、ルイージの叫び声が響いた。
「どうしたんだよ、ルイージ」
「お尻をぶたれた様な気がした……、さっきは頭を
曖昧な物言いであったがルイージは
『赤ちゃんルイージに、何かあったんじゃない?』
「気のせいですよ」
🌸はルイージのケガについて気にする反面、ヨッシーは呑気な様子で赤ちゃんマリオを背中に背負っている。
『でもやっぱり、赤ちゃんって可愛いね〜』
「ばぶ〜」
🌸は可愛さから、にへらと崩れた笑みを見せる。赤ちゃんマリオもその姿を面白がると、キャッキャッと小さく笑う。
しかし、それを見ていたヨッシーは面白くなく、むっとした表情を浮かべる。いつもなら大して気にしないのだが______、その相手が成長したら、マリオであった為に話が変わってくるのである。
「その子が成長したら、こんなにアホでマヌケな大ボケになるんですよっ!?」
「言い過ぎだよ、お前。なに張り合ってんだ」
自分に対しての
『ヨッシーだって、可愛いよ♡』
「えっ?!………、えへへっ、🌸さんってばぁ♡ 照れちゃいますよぉ〜♡」
「おれをだしに、イチャつくんじゃねーよ!」
🌸とヨッシーのイチャイチャが繰り広げられ、いいように自分が利用されたと分かったマリオはツッコミを入れた。
「どうです、マリオさん! 赤ちゃんのマリオさんより、わたしの方が可愛いと証明されましたよ!!」
「分かったから、離れろって」
「完全に赤ちゃんのおれの事なんか、忘れちゃってるじゃん……」
赤ちゃんルイージの話題が一度も出てこなくなった事で、ルイージは隅でいじけ始めた。それを見た🌸は、ある考えに行き着くと声をあげた。
『そうじゃん。赤ちゃんルイージが攫われちゃったから、赤ちゃんマリオをキノコ王国に届けようにも………』
「クッパの所に殴り込んで、取り返せばいいだろ」
「そうしないと、マリオさんとルイージさんがキノコ王国で誕生しない事になりますからね」
カメックに連れ去られた赤ちゃんルイージは現在、赤ん坊の自分達の抹殺を
「なんだお前ら、もう行っちまうのか」
「ゆっくりしてきゃいいのに」
赤ちゃんルイージを取り返す為、冒険に出る準備を始めた四人を見てると、現地のヨッシー達は声を掛けた。
「赤ちゃんのおれを助けないとだからな」
「だったらせめて、ひと
「おれらは、食いもんじゃないっつーの!」
『早く赤ちゃんルイージに会いたいね〜』
「ばぶっ」
「お〜〜い! 助けてくれよ〜〜!」
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準備を整えた四人がクッパの城を目指して歩き始めていくと______、現地のヨッシー達が見送りに来ていた事に気がついた。
「頑張れよーーーっ!!」
現地のヨッシー達に手を振り返し、マリオ達はステージを進んでいく。
始めは何事もなく進んでいたが______、次第に赤ちゃんマリオの機嫌が悪くなり、目には涙を浮かべていた。
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