ワリオランド編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
.
「こっちには、強い味方が居るんだから……いでよ、デンプー!」
シロップの言葉を聞いたランプが、小刻みに震え出す。口から大量の煙が溢れ出てくると、風船の様に丸まった腹が特徴的な肥満型のランプの精が現れた。
「お呼びでっか?ご主人様」
「アンタ達を始末するランプの精、デンプーよ!さぁ、やっちゃいなさい!!」
命令を聞いたデンプーが四人に攻撃を仕掛けようとしたが、すんでのところでシロップの元へ戻っていく。
「あ、そやそや。その願い聞く前に料金貰わんと」
「ケチな事を言うんじゃないわよ!早くやっつけてよっ!!」
「それなら、帰らせてもらいまっか」
「無理やり戻るんじゃな〜〜い!」
金 を支払わなければ命令を聞かないデンプーは、自らランプの中に戻ろうとする。
「デンプーは、金で願いを聞いてくれる様だな」
「わたし達がお金を出せば、こっちの味方になりますね」
『あれ……そういや、パセリの森ですっからかんになったんだよ?』
🌸の言葉を聞き、ルイージとヨッシーは硬直して汗を垂らし始める。
「ワリオ、金 無いのかっ!?」
「オレ様もすっからかんで一枚もねーんだよ」
ゼニスキーに入場料を取られる等して、四人は誰一人、金 を所持していなかった。
「お金ならあげるわ。だから早くやっつけちゃってよ!」
シロップが先に金 を用意すると、デンプーは改めてシロップ側についた。
「行きまっせ〜〜……デ・ン・プーーーッ!!」
デンプーは力 を溜め、エネルギー波を四人に向けて何度も放つ。その威力は凄まじく、一度でも当たれば相当なダメージが入るだろう。
「何て力 だ!マリオは大丈夫か!?」
ルイージの心配をよそに、マリオは酔っ払っている状態ながらデンプーの攻撃を奇跡的に全て回避していた。
「上手くかわしてますよ」
「酔っ払ってるだけじゃないか!」
「ほんなら、デカイ弾でとどめを刺しまっせ〜〜〜っ!!」
確実にマリオにダメージを与えようと目論むデンプーは、先程よりも力 を溜め、エネルギー波を放とうとする。
「今度当たったら、おしまいですよ!」
『こういう時に数合わせだよ』
汗を垂らしながら、🌸は酔っ払っているマリオを引っ張ってくる。それと同時に、デンプーのエネルギー波が放たれた。
『マリオ、頼んだよ!』
マリオを盾にして、デンプーのエネルギー波を防ごうと考えた。後ろから他の三人も🌸を支える形で立っていたが、次第にエネルギー波に押され始め、爆発を起こした。
「やった!アイツら全員、倒したわっ!!」
シロップが喜びの声を上げるが______傷だらけになったマリオは快活に起き上がる。
「あ〜あ、すっかり酔いが覚めちまったぜ。なんか派手な宴会になってんな」
「宴会じゃねーよ!デンプーにやられてんだよーーっ!!」
「もうお酒ないの?」
「まだそんな事言ってんですか!」
酔いは覚めたが、未だに酒を欲しがるマリオにルイージやヨッシーは呆れ返る。
「呑気な事ね」
「ほな、もう一発いきまっせーーーっ!!」
『今度は、もうダメかも〜!』
マリオを盾にしても大ダメージを受けた🌸は、何も無い状態でエネルギー波をやり過ごすのは無理だと悟る。
「さぁ、みんな飲め飲めっ!」
マリオは、城内に落ちていたパワーアップ用のつぼをルイージとワリオに渡した。それにより、ジェットマリオ、ブルワリオ、ドラゴンルイージへと変身していく。
『それなら、デンプーに対抗出来るよ!』
「構わないで、やっちゃいなさい!」
「もう当たるもんか!みんな、やっちまえ!!」
三人はデンプーの攻撃を回避しながら、総攻撃を仕掛ける。1vs3かつ全員がパワーアップ状態で挑まれ、さすがのデンプーも体にダメージが蓄積されて倒れ込む。
「もう伸びちゃったの!?そんなんじゃお金、返してもらうわよ!!」
『返してもらうなら、わたし達にちょーだい♡』
「あたしのお金よっ!」
「もろたもんは返しまへん。その代わり、きっちり願い事はききまっせ!」
デンプーはエネルギー波を出す事はなく、代わりに自身が入っていたランプに魔法をかけた。何か起きるのかと身構えていた🌸達だったが、一見変わっている様子は見られない。
「何も起きてないじゃないか」
「大ボケ魔人だったみたいですね」
ワリオとヨッシーが安心したのも束の間、ルイージはある事に気がつくと、声をあげた。
「おい……マリオが居ないぞ!」
「ようやっと、気づいたようやな」
デンプーが意味深に笑みを浮かべると、古びたランプが先程の小刻みな動きと打って代わり、激しく動き始めた。
「ランプに閉じ込められた〜〜〜!助けてくれ〜〜〜!!」
『マリオ……この中に閉じ込められちゃったの!?』
「今回はこれで終わりや。次回分の料金、先に貰いまっせ」
「このドケチッ!」
・
◆名所紹介
・シロップ城
ブラックシュガー海賊団の本拠地。
◆敵キャラ紹介
・デンプー
肥満型のランプの魔人。ゲーム版では、ランプから出てくる雲を利用して頭を踏みつけて攻撃する。
・シロップ
ブラックシュガー海賊団の親玉。その後の作品(ワリオランドシェイク等)にも登場し、ワリオとは宿敵 の様な関係が描写されている。
.
「こっちには、強い味方が居るんだから……いでよ、デンプー!」
シロップの言葉を聞いたランプが、小刻みに震え出す。口から大量の煙が溢れ出てくると、風船の様に丸まった腹が特徴的な肥満型のランプの精が現れた。
「お呼びでっか?ご主人様」
「アンタ達を始末するランプの精、デンプーよ!さぁ、やっちゃいなさい!!」
命令を聞いたデンプーが四人に攻撃を仕掛けようとしたが、すんでのところでシロップの元へ戻っていく。
「あ、そやそや。その願い聞く前に料金貰わんと」
「ケチな事を言うんじゃないわよ!早くやっつけてよっ!!」
「それなら、帰らせてもらいまっか」
「無理やり戻るんじゃな〜〜い!」
「デンプーは、金で願いを聞いてくれる様だな」
「わたし達がお金を出せば、こっちの味方になりますね」
『あれ……そういや、パセリの森ですっからかんになったんだよ?』
🌸の言葉を聞き、ルイージとヨッシーは硬直して汗を垂らし始める。
「ワリオ、
「オレ様もすっからかんで一枚もねーんだよ」
ゼニスキーに入場料を取られる等して、四人は誰一人、
「お金ならあげるわ。だから早くやっつけちゃってよ!」
シロップが先に
「行きまっせ〜〜……デ・ン・プーーーッ!!」
デンプーは
「何て
ルイージの心配をよそに、マリオは酔っ払っている状態ながらデンプーの攻撃を奇跡的に全て回避していた。
「上手くかわしてますよ」
「酔っ払ってるだけじゃないか!」
「ほんなら、デカイ弾でとどめを刺しまっせ〜〜〜っ!!」
確実にマリオにダメージを与えようと目論むデンプーは、先程よりも
「今度当たったら、おしまいですよ!」
『こういう時に数合わせだよ』
汗を垂らしながら、🌸は酔っ払っているマリオを引っ張ってくる。それと同時に、デンプーのエネルギー波が放たれた。
『マリオ、頼んだよ!』
マリオを盾にして、デンプーのエネルギー波を防ごうと考えた。後ろから他の三人も🌸を支える形で立っていたが、次第にエネルギー波に押され始め、爆発を起こした。
「やった!アイツら全員、倒したわっ!!」
シロップが喜びの声を上げるが______傷だらけになったマリオは快活に起き上がる。
「あ〜あ、すっかり酔いが覚めちまったぜ。なんか派手な宴会になってんな」
「宴会じゃねーよ!デンプーにやられてんだよーーっ!!」
「もうお酒ないの?」
「まだそんな事言ってんですか!」
酔いは覚めたが、未だに酒を欲しがるマリオにルイージやヨッシーは呆れ返る。
「呑気な事ね」
「ほな、もう一発いきまっせーーーっ!!」
『今度は、もうダメかも〜!』
マリオを盾にしても大ダメージを受けた🌸は、何も無い状態でエネルギー波をやり過ごすのは無理だと悟る。
「さぁ、みんな飲め飲めっ!」
マリオは、城内に落ちていたパワーアップ用のつぼをルイージとワリオに渡した。それにより、ジェットマリオ、ブルワリオ、ドラゴンルイージへと変身していく。
『それなら、デンプーに対抗出来るよ!』
「構わないで、やっちゃいなさい!」
「もう当たるもんか!みんな、やっちまえ!!」
三人はデンプーの攻撃を回避しながら、総攻撃を仕掛ける。1vs3かつ全員がパワーアップ状態で挑まれ、さすがのデンプーも体にダメージが蓄積されて倒れ込む。
「もう伸びちゃったの!?そんなんじゃお金、返してもらうわよ!!」
『返してもらうなら、わたし達にちょーだい♡』
「あたしのお金よっ!」
「もろたもんは返しまへん。その代わり、きっちり願い事はききまっせ!」
デンプーはエネルギー波を出す事はなく、代わりに自身が入っていたランプに魔法をかけた。何か起きるのかと身構えていた🌸達だったが、一見変わっている様子は見られない。
「何も起きてないじゃないか」
「大ボケ魔人だったみたいですね」
ワリオとヨッシーが安心したのも束の間、ルイージはある事に気がつくと、声をあげた。
「おい……マリオが居ないぞ!」
「ようやっと、気づいたようやな」
デンプーが意味深に笑みを浮かべると、古びたランプが先程の小刻みな動きと打って代わり、激しく動き始めた。
「ランプに閉じ込められた〜〜〜!助けてくれ〜〜〜!!」
『マリオ……この中に閉じ込められちゃったの!?』
「今回はこれで終わりや。次回分の料金、先に貰いまっせ」
「このドケチッ!」
・
◆名所紹介
・シロップ城
ブラックシュガー海賊団の本拠地。
◆敵キャラ紹介
・デンプー
肥満型のランプの魔人。ゲーム版では、ランプから出てくる雲を利用して頭を踏みつけて攻撃する。
・シロップ
ブラックシュガー海賊団の親玉。その後の作品(ワリオランドシェイク等)にも登場し、ワリオとは
.