未来・ヨッシーアイランド編
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クッパに支配された未来世界では、今日もマリオ達は打倒クッパの為に街を散策していた。
「マリオさん、のっけから申し訳ないんですが………」
先程から腹痛に見舞われていたヨッシーは、申し訳なさそうにして、マリオに声を掛ける。
「何だ?遠慮しないで言ってみろよ」
「うんこ出そうなんです〜〜〜!!」
「遠慮しろ〜〜〜!!」
オブラートに包まずに訴えると、マリオ達からは非難轟々である。🌸は誰よりも早く走り出し、ヨッシーとの距離を離した。
「で、で、出ました〜〜〜っ!」
マリオとルイージは目を瞑っていたが_____、そこに置かれていたのは、緑色の斑点 模様が特徴的なタマゴであった。
「なんだ、タマゴじゃないか」
「驚かすんじゃないよ」
『絶対、見たくないんだけど』
二人は警戒心が無くなっていたが、それに対して🌸は何かを感じ取ったのか、未だに距離を置いている。
そして予想通り、タマゴが割れたと同時に二人の叫び声が聞こえてきた。
『ほらっ、声だけで分かるっ』
「………あれ? タマゴの中に、写真も一緒に入ってますね」
古びた写真が一緒に入っていた事に、ヨッシーが気がつく。
何が写っているのかと気になっていたが_____、次第に、青ざめた表情へと変わっていく。
「これは………っ! 心霊写真です〜〜〜!!」
ヨッシーが騒ぎ出した事で、三人も同じく写真の事が気になり、集まってくる。
確認すると____、ヨッシーと誰の子か分からない帽子を被った赤ん坊との写真であった。
だが、ヨッシーが騒ぎ出した原因は____、後ろの茂みから、こちらを覗く二人の幽霊が居たからであった。
『赤ちゃんの帽子、イニシャルが"M"だよ』
「この汚い赤ちゃんは、マリオじゃないか?」
「おれは、こんなに汚くねーぞ!」
ヨッシーと一緒にいるこの赤ん坊がマリオなのか、そうでないのかで次第に口論になり始める。
「でも、マリオにそっくりだぜ」
「な、アンタもそう思うだろ」
「うん」
背後からが声が聞こえ、ルイージが反応したが動きが止まった。
三人も何かと思い、振り向くと_____、ニッコリと笑顔を浮かべているクッパの姿があり、驚きを隠せない。
「いやぁ、久しぶりだな」
「会いたかったぜ、何年ぶりかな」
マリオはクッパの元に向かうと握手を交し、再会の挨拶をする。
「……、って、バカヤロー! 今回はわしが直々に"かた"つけに来たんだよ!」
「"旗"なら、いっぱい付けてやるぞ」
「わぁい。嬉しいじょ〜……"旗 "じゃねーよ! "かた"だ! お前らを始末してやるんだよ!」
そう言うと、クッパの周りだけ空間が歪 み始める。体の形が変化していくと次第に_____、銃の形へと姿を変えていく。
「"超究極変換 メガドンクッパ砲"!!」
クッパ自らが銃となり、大きな銃口が特徴的であった。いくつかボタンが搭載 されているが、引き金を引けば銃口からは巨大な弾が飛ばされるのは間違いなかった。
マリオ達が驚きを隠せない中____、🌸だけは表情が崩れる事なく、ある点に気がついた。
『あの〜クッパちゃん。盛り上がってる所で悪いけど……、誰が引き金を引いてくれんの?』
些細な質問であったが、クッパは汗を垂らしたまま答えられずにいた。
「お〜〜い! 誰か引き金を引いてくれ〜〜!」
自ら銃になってしまうと、引き金を引く係が必要になる事に気がつかなかったクッパを見て、四人はその場でずっこけた。
クッパの声を聞いた未来世界の住民達は_____、今がチャンスだと思うと、武器を構えてこちらへとやって来る。
「誰が引くかーーーっ!!」
「コノヤロー! 勝手に支配者になりやがって!」
「お前、未来でも嫌われてんだな」
『そのままやられちゃえ』
武器で叩きつけられたクッパの体は傷だらけになり、意識が朦朧 となりかけている。
「このままでは、体が持たん………」
どうにもならないと悟りかけた時_____、クッパは、赤ん坊のマリオが写された写真を見つけた。そして、クッパは"ある考え"が浮かぶ。
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クッパに支配された未来世界では、今日もマリオ達は打倒クッパの為に街を散策していた。
「マリオさん、のっけから申し訳ないんですが………」
先程から腹痛に見舞われていたヨッシーは、申し訳なさそうにして、マリオに声を掛ける。
「何だ?遠慮しないで言ってみろよ」
「うんこ出そうなんです〜〜〜!!」
「遠慮しろ〜〜〜!!」
オブラートに包まずに訴えると、マリオ達からは非難轟々である。🌸は誰よりも早く走り出し、ヨッシーとの距離を離した。
「で、で、出ました〜〜〜っ!」
マリオとルイージは目を瞑っていたが_____、そこに置かれていたのは、緑色の
「なんだ、タマゴじゃないか」
「驚かすんじゃないよ」
『絶対、見たくないんだけど』
二人は警戒心が無くなっていたが、それに対して🌸は何かを感じ取ったのか、未だに距離を置いている。
そして予想通り、タマゴが割れたと同時に二人の叫び声が聞こえてきた。
『ほらっ、声だけで分かるっ』
「………あれ? タマゴの中に、写真も一緒に入ってますね」
古びた写真が一緒に入っていた事に、ヨッシーが気がつく。
何が写っているのかと気になっていたが_____、次第に、青ざめた表情へと変わっていく。
「これは………っ! 心霊写真です〜〜〜!!」
ヨッシーが騒ぎ出した事で、三人も同じく写真の事が気になり、集まってくる。
確認すると____、ヨッシーと誰の子か分からない帽子を被った赤ん坊との写真であった。
だが、ヨッシーが騒ぎ出した原因は____、後ろの茂みから、こちらを覗く二人の幽霊が居たからであった。
『赤ちゃんの帽子、イニシャルが"M"だよ』
「この汚い赤ちゃんは、マリオじゃないか?」
「おれは、こんなに汚くねーぞ!」
ヨッシーと一緒にいるこの赤ん坊がマリオなのか、そうでないのかで次第に口論になり始める。
「でも、マリオにそっくりだぜ」
「な、アンタもそう思うだろ」
「うん」
背後からが声が聞こえ、ルイージが反応したが動きが止まった。
三人も何かと思い、振り向くと_____、ニッコリと笑顔を浮かべているクッパの姿があり、驚きを隠せない。
「いやぁ、久しぶりだな」
「会いたかったぜ、何年ぶりかな」
マリオはクッパの元に向かうと握手を交し、再会の挨拶をする。
「……、って、バカヤロー! 今回はわしが直々に"かた"つけに来たんだよ!」
「"旗"なら、いっぱい付けてやるぞ」
「わぁい。嬉しいじょ〜……"
そう言うと、クッパの周りだけ空間が
「"超究極変換 メガドンクッパ砲"!!」
クッパ自らが銃となり、大きな銃口が特徴的であった。いくつかボタンが
マリオ達が驚きを隠せない中____、🌸だけは表情が崩れる事なく、ある点に気がついた。
『あの〜クッパちゃん。盛り上がってる所で悪いけど……、誰が引き金を引いてくれんの?』
些細な質問であったが、クッパは汗を垂らしたまま答えられずにいた。
「お〜〜い! 誰か引き金を引いてくれ〜〜!」
自ら銃になってしまうと、引き金を引く係が必要になる事に気がつかなかったクッパを見て、四人はその場でずっこけた。
クッパの声を聞いた未来世界の住民達は_____、今がチャンスだと思うと、武器を構えてこちらへとやって来る。
「誰が引くかーーーっ!!」
「コノヤロー! 勝手に支配者になりやがって!」
「お前、未来でも嫌われてんだな」
『そのままやられちゃえ』
武器で叩きつけられたクッパの体は傷だらけになり、意識が
「このままでは、体が持たん………」
どうにもならないと悟りかけた時_____、クッパは、赤ん坊のマリオが写された写真を見つけた。そして、クッパは"ある考え"が浮かぶ。
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