スーパーマリオUSA編
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日が暮れて、会場となるヨッシーの家にはマリオ達をはじめ、恐竜ランドの住人達が集っていた。
「それでは今から、恐竜ランドを救ってくれた英雄 のマリオさん達を祝うパーティを始めたいと思います!司会進行を務めるのはわたし、ヨッシーでございます!」
🌸さん、わたしのカッコイイ所を見てて下さいね〜と……、と、ヨッシーは笑顔を浮かべて言った。マイクのスイッチが入っている状態で話されたので、住民達の視線は🌸に向けられる。
『めちゃくちゃ見られてるんだけど……』
「英雄 気分も悪くないな〜」
『マリオじゃないってばっ』
自分に注目が集まっていると勘違いしたマリオは早くも有頂天になるが、🌸は即座にツッコミを入れた。
「ここで、マリオさん達に届いてる祝電を読んでいきますね〜」
事前に届けられていた電報を確認して、ヨッシーは順番に読み上げていく。
"3面-2で付けた瞬間接着剤、早く剥がしてくれよ〜! イギー"
"愛しのマリオへ あなたのファンになったの。わたしの思いを受け取って ウェンディ"
"出番削るんじゃねーよ!! モートン、ロイ、ルドウィッグ"
「敵から届いてんじゃねーか! しかも、パーティと全く関係ねーし!」
「マリオ〜? あなた、わたしの居ない所でウェンディとそういう関係になった訳〜?」
マリオの背後から、笑顔を浮かべているが嫉妬心を隠しきれていないピーチ姫が迫っていた。恐竜ランドの住民達も圧にやられ、自ら退いてピーチ姫用の道を作り出していた。
「そ、そんな訳ないじゃないですか! わたしにはピーチ姫だけですからっ!」
「ホントに?」
ピーチ姫に顔を近づかれ、より近くで圧を感じさせられる。だが、マリオも負けじと「ホントホントッ」と早口で答えた。
"スーパーマリオくんを打ち切りにして、スーパークッパくんの連載を始めろ! クッパ"
「スーパールイージくんをやるのが先だろ」
「どっちも連載させてたまるかっ!」
"オレさまの登場する回は、いつになったら来るんだ! ワリオ"
『もうちょっとだけ先かな〜』
「他にも、まだまだ祝電が………」
司会席に大量に積まれた祝電を指し、ヨッシーは読み上げようとしていく。
「もうええわーーっ! 誰も祝ってねーじゃん! 早く次に進め!!」
「そしたら、開会式はこれでおしまいです」
マリオのツッコミが入るも、呆気なく開会式が終わった事で会場に居た全員がずっこけた。
「さぁ!いよいよお待ちかねのパーティです! いや〜、どんなご飯が出るのか楽しみですね〜!!」
「お前だけだよ。めちゃくちゃ盛り上がってんの」
ヨッシーの異常な盛り上がりに、ルイージは汗を垂らしてツッコミを入れる。
「沢山作ってきたから、好きなだけ食べて下さいね〜〜」
ドラボンを初めとした住民達がオードブル形式に準備を整えると、料理の入った器の蓋が開かれた。
マリオとルイージが今か今かと待ちわびていたが______、クリボン、ノコノコ、ジュゲム、トゲゾー等とヨッシーが好みそうな料理ばかり出てきて、ドラボンに詰め寄った。
「食えるかーーっ! 全部ヨッシー用じゃねーか!」
「あ、すみません! マリオさん達のは、こっちでした」
隣に置かれた器の蓋を開くと____、ご飯やパン、麺類、サラダや肉料理、スープ料理、デザートと幅広くメニューが設定されていた。
「んま〜〜〜!!」
「ホントに料理が上手いな」
マリオとルイージが一つの皿に何種類もの料理を乗せていき、味を堪能していた。二人から離れた場所で、🌸とピーチ姫はドリンクを飲みながら会話を楽しんでいた。
「ねぇ、🌸。あなた、ヨッシーと随分仲良しね」
『ピーチ姫からもそう見えますか?』
「勿論よ。けど、せっかく仲良くなれたのに………、明日には、ここを出てしまうのはちょっと寂しいわね」
パーティを終えた翌日、マリオ達はキノコ王国行きの飛行機に乗る予定であった。それはつまり、恐竜ランドを旅立つのと同時にヨッシーとの別れを示していた。
『……そうですね。ちょっと寂しいです』
「ヨッシーにも一緒に来て欲しいって🌸から言えば、きっと喜んで来てくれるわよ」
『え?』
「なんてね。🌸が、どう考えてるかまでは分からないけど……、そういうのもアリだとわたしは思うの」
ピーチ姫との会話をキャッチボールを続行しようとするが、何の言葉を出せばいいのか分からなくなり、🌸は言葉が詰まる。
『ちょっと海見て、考えてきますっ』
ようやく出てきた言葉を発するが、眉を下げて寂しそうに笑みを浮かべる。グラスを置いて、🌸はヨッシーの家から出ていく。
ピーチ姫は無理に声を掛ける事なく、黙って🌸が行く先を見届けてから、今度はヨッシーを見た。
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日が暮れて、会場となるヨッシーの家にはマリオ達をはじめ、恐竜ランドの住人達が集っていた。
「それでは今から、恐竜ランドを救ってくれた
🌸さん、わたしのカッコイイ所を見てて下さいね〜と……、と、ヨッシーは笑顔を浮かべて言った。マイクのスイッチが入っている状態で話されたので、住民達の視線は🌸に向けられる。
『めちゃくちゃ見られてるんだけど……』
「
『マリオじゃないってばっ』
自分に注目が集まっていると勘違いしたマリオは早くも有頂天になるが、🌸は即座にツッコミを入れた。
「ここで、マリオさん達に届いてる祝電を読んでいきますね〜」
事前に届けられていた電報を確認して、ヨッシーは順番に読み上げていく。
"3面-2で付けた瞬間接着剤、早く剥がしてくれよ〜! イギー"
"愛しのマリオへ あなたのファンになったの。わたしの思いを受け取って ウェンディ"
"出番削るんじゃねーよ!! モートン、ロイ、ルドウィッグ"
「敵から届いてんじゃねーか! しかも、パーティと全く関係ねーし!」
「マリオ〜? あなた、わたしの居ない所でウェンディとそういう関係になった訳〜?」
マリオの背後から、笑顔を浮かべているが嫉妬心を隠しきれていないピーチ姫が迫っていた。恐竜ランドの住民達も圧にやられ、自ら退いてピーチ姫用の道を作り出していた。
「そ、そんな訳ないじゃないですか! わたしにはピーチ姫だけですからっ!」
「ホントに?」
ピーチ姫に顔を近づかれ、より近くで圧を感じさせられる。だが、マリオも負けじと「ホントホントッ」と早口で答えた。
"スーパーマリオくんを打ち切りにして、スーパークッパくんの連載を始めろ! クッパ"
「スーパールイージくんをやるのが先だろ」
「どっちも連載させてたまるかっ!」
"オレさまの登場する回は、いつになったら来るんだ! ワリオ"
『もうちょっとだけ先かな〜』
「他にも、まだまだ祝電が………」
司会席に大量に積まれた祝電を指し、ヨッシーは読み上げようとしていく。
「もうええわーーっ! 誰も祝ってねーじゃん! 早く次に進め!!」
「そしたら、開会式はこれでおしまいです」
マリオのツッコミが入るも、呆気なく開会式が終わった事で会場に居た全員がずっこけた。
「さぁ!いよいよお待ちかねのパーティです! いや〜、どんなご飯が出るのか楽しみですね〜!!」
「お前だけだよ。めちゃくちゃ盛り上がってんの」
ヨッシーの異常な盛り上がりに、ルイージは汗を垂らしてツッコミを入れる。
「沢山作ってきたから、好きなだけ食べて下さいね〜〜」
ドラボンを初めとした住民達がオードブル形式に準備を整えると、料理の入った器の蓋が開かれた。
マリオとルイージが今か今かと待ちわびていたが______、クリボン、ノコノコ、ジュゲム、トゲゾー等とヨッシーが好みそうな料理ばかり出てきて、ドラボンに詰め寄った。
「食えるかーーっ! 全部ヨッシー用じゃねーか!」
「あ、すみません! マリオさん達のは、こっちでした」
隣に置かれた器の蓋を開くと____、ご飯やパン、麺類、サラダや肉料理、スープ料理、デザートと幅広くメニューが設定されていた。
「んま〜〜〜!!」
「ホントに料理が上手いな」
マリオとルイージが一つの皿に何種類もの料理を乗せていき、味を堪能していた。二人から離れた場所で、🌸とピーチ姫はドリンクを飲みながら会話を楽しんでいた。
「ねぇ、🌸。あなた、ヨッシーと随分仲良しね」
『ピーチ姫からもそう見えますか?』
「勿論よ。けど、せっかく仲良くなれたのに………、明日には、ここを出てしまうのはちょっと寂しいわね」
パーティを終えた翌日、マリオ達はキノコ王国行きの飛行機に乗る予定であった。それはつまり、恐竜ランドを旅立つのと同時にヨッシーとの別れを示していた。
『……そうですね。ちょっと寂しいです』
「ヨッシーにも一緒に来て欲しいって🌸から言えば、きっと喜んで来てくれるわよ」
『え?』
「なんてね。🌸が、どう考えてるかまでは分からないけど……、そういうのもアリだとわたしは思うの」
ピーチ姫との会話をキャッチボールを続行しようとするが、何の言葉を出せばいいのか分からなくなり、🌸は言葉が詰まる。
『ちょっと海見て、考えてきますっ』
ようやく出てきた言葉を発するが、眉を下げて寂しそうに笑みを浮かべる。グラスを置いて、🌸はヨッシーの家から出ていく。
ピーチ姫は無理に声を掛ける事なく、黙って🌸が行く先を見届けてから、今度はヨッシーを見た。
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