スーパーマリオサンシャイン編
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シャイン集めの為に訪れた"マーレのいりえ"___、今もなお、海全体の水質問題は解決していなかった。
「師匠は、ホント凄いですよ。あんなに凄い力を持った人は初めて見ました」
「ずっと弟子をやってますけど……師匠には、いつも驚かされます」
「……、って、何やっとんじゃお前らは〜〜!」
テレビで見かけるインタビュー形式で、釣老マーレの事を褒め称えるヨッシーと弟子マーレに、マリオがツッコミを入れる。
「マリオさんには、師匠の凄さが分からないんですね」
「分かってたまるか。なぁ、🌸」
🌸に同意を求めようとしたマリオが、後ろを振り向くと____、口から釣り針に掛かった旗を取り出す手品を披露する釣老マーレと、目に渦巻き模様を浮かべて、大きく拍手をする🌸の姿があった。
『おみごとーーっっ!!』
「ほら、見て下さいよ。🌸さんもあんなに盛り上がってるじゃないですか」
「気持ち悪い手品じゃないか! それに何でまた🌸は、ああなってるんだよ!」
「わたしが、催眠術を掛けましたからね♪」
そう言って、笑顔を見せたヨッシーは___、前回の催眠術で使用した五円玉を取り出した。
「東南西……」
「何だ?」
手品を中断した釣老マーレが、紫色に汚染され海を見つめながら呟き、それにマリオが反応した。
「北ない……、この海は汚い、だそうです」
「なぞなぞかよ!」
『あはははっ! おもしろーい!』
ツッコミを入れるマリオとは対称的に、🌸は子供の様な無邪気な笑いを見せて、声を上げた。
「む〜〜」
「早く海をキレイにして欲しい……、って、師匠はおっしゃっています」
「だから、何でおれが……っ」
露骨に嫌そうな顔を見せたマリオだったが、釣老マーレの釣り針とヨッシーの手が自身の顔を引っ張り始めた。
「やるよ、やるから……汚れを取って、キレイにすりゃ良いんだろ」
渋々といった様子でありつつも、マリオは"マーレのいりえ"の海の汚染を無くすべく___、大量の洗剤の箱を取り出した。蓋を開けると、箱ごと海の中へ投げ込んでいき、ヨッシー達は思わずその場でずっこけた。
「わははははっ! どうだ、これだけ洗剤を入れりゃ、海もキレイに……」
「なる訳ないでしょー!」
「じゃあ、強力なトイレ用を使うか……」
「そういう問題じゃないです!」
洗剤で水質問題を解決しようとしたマリオに、ヨッシーがツッコミを入れていたのをよそに____、🌸は残っていた洗剤の箱の中身を覗くと、目を輝かせた。
『おさとう! あ〜〜ん……』
「わーっ! 🌸さん、食べちゃダメですー!」
洗剤の粉を砂糖と勘違いし、丸呑みしようと大きく口を開ける🌸に気がつくと、ヨッシーは急いで🌸の元に向かい、洗剤の箱を取り上げた。
「メロン味の飴ちゃんあげますから、それを舐めてて下さいね」
🌸はヨッシーから、黄緑色でコーティングされたメロン味の飴を受け取った。飴を口に含むと、ペロペロと舐め始め、洗剤の事は頭からすっかり抜けていたのである。
「あ〜……余計、汚くなりましたね……」
「こうなりゃ、わたしが……こんな汚れた水ぐらい、ひと飲みです!」
マリオが入れた洗剤によって、コポコポ…、と、音を立てて泡立ち、先程より水が汚染されている始末であった。
それを見かねたヨッシーが大きく口を開けると___、紫色に汚染されている海の水を飲み干そうと、ゴクゴクと胃の中に取り込んでいく。
「すごい! すごいですよ、ヨッシーさん!」
「ヨッシー、頑張れ!」
弟子マーレとマリオの声援が飛び交う中、🌸は水を飲み続けるヨッシーを見ながら、飴を舐め続ける。
海の水を全て飲み干したヨッシーだったが___、汚染された事で苦味しか感じられず、全て吐き戻してしまうのであった。
「うぷっ……、………マズいでず〜〜っっ」
「戻すなー!」
〈やっぱ、ダメデスね……〉
涙を流しながら、海の水を吐き戻したヨッシーを見て、マリオがツッコミを入れていく。
「うにゃ」
「……あぁ、なるほど」
そんな中、釣老マーレが弟子マーレに何かを伝えると、マリオの元へやって来る。
「この海を潜って、原因を確かめてくれ……、と、師匠が____、」
「あっ、そうだ! おれ、塾の時間があるから……」
弟子マーレからそう言われると、マリオは分かりやすく理由付けをすると、"マーレのいりえ"から逃げ出そうとするが_____、
『マリオも、いっしょにいこうよ!』
_____、ポンプを抱えた🌸が、逃げ出そうとするマリオの前に現れた。催眠を掛けられた🌸本人は悪意が一切なく、マリオと海の中へ行きたいと純粋に思っているだけである。
「🌸が行けよ。お前もポンプは扱えるんだから、何とかなるだろ?」
釣老マーレの頼みを引き受けたくないマリオが、🌸に押し付けようとしたが_____、一転して、🌸の目から大粒の涙が溜まっていた。
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シャイン集めの為に訪れた"マーレのいりえ"___、今もなお、海全体の水質問題は解決していなかった。
「師匠は、ホント凄いですよ。あんなに凄い力を持った人は初めて見ました」
「ずっと弟子をやってますけど……師匠には、いつも驚かされます」
「……、って、何やっとんじゃお前らは〜〜!」
テレビで見かけるインタビュー形式で、釣老マーレの事を褒め称えるヨッシーと弟子マーレに、マリオがツッコミを入れる。
「マリオさんには、師匠の凄さが分からないんですね」
「分かってたまるか。なぁ、🌸」
🌸に同意を求めようとしたマリオが、後ろを振り向くと____、口から釣り針に掛かった旗を取り出す手品を披露する釣老マーレと、目に渦巻き模様を浮かべて、大きく拍手をする🌸の姿があった。
『おみごとーーっっ!!』
「ほら、見て下さいよ。🌸さんもあんなに盛り上がってるじゃないですか」
「気持ち悪い手品じゃないか! それに何でまた🌸は、ああなってるんだよ!」
「わたしが、催眠術を掛けましたからね♪」
そう言って、笑顔を見せたヨッシーは___、前回の催眠術で使用した五円玉を取り出した。
「東南西……」
「何だ?」
手品を中断した釣老マーレが、紫色に汚染され海を見つめながら呟き、それにマリオが反応した。
「北ない……、この海は汚い、だそうです」
「なぞなぞかよ!」
『あはははっ! おもしろーい!』
ツッコミを入れるマリオとは対称的に、🌸は子供の様な無邪気な笑いを見せて、声を上げた。
「む〜〜」
「早く海をキレイにして欲しい……、って、師匠はおっしゃっています」
「だから、何でおれが……っ」
露骨に嫌そうな顔を見せたマリオだったが、釣老マーレの釣り針とヨッシーの手が自身の顔を引っ張り始めた。
「やるよ、やるから……汚れを取って、キレイにすりゃ良いんだろ」
渋々といった様子でありつつも、マリオは"マーレのいりえ"の海の汚染を無くすべく___、大量の洗剤の箱を取り出した。蓋を開けると、箱ごと海の中へ投げ込んでいき、ヨッシー達は思わずその場でずっこけた。
「わははははっ! どうだ、これだけ洗剤を入れりゃ、海もキレイに……」
「なる訳ないでしょー!」
「じゃあ、強力なトイレ用を使うか……」
「そういう問題じゃないです!」
洗剤で水質問題を解決しようとしたマリオに、ヨッシーがツッコミを入れていたのをよそに____、🌸は残っていた洗剤の箱の中身を覗くと、目を輝かせた。
『おさとう! あ〜〜ん……』
「わーっ! 🌸さん、食べちゃダメですー!」
洗剤の粉を砂糖と勘違いし、丸呑みしようと大きく口を開ける🌸に気がつくと、ヨッシーは急いで🌸の元に向かい、洗剤の箱を取り上げた。
「メロン味の飴ちゃんあげますから、それを舐めてて下さいね」
🌸はヨッシーから、黄緑色でコーティングされたメロン味の飴を受け取った。飴を口に含むと、ペロペロと舐め始め、洗剤の事は頭からすっかり抜けていたのである。
「あ〜……余計、汚くなりましたね……」
「こうなりゃ、わたしが……こんな汚れた水ぐらい、ひと飲みです!」
マリオが入れた洗剤によって、コポコポ…、と、音を立てて泡立ち、先程より水が汚染されている始末であった。
それを見かねたヨッシーが大きく口を開けると___、紫色に汚染されている海の水を飲み干そうと、ゴクゴクと胃の中に取り込んでいく。
「すごい! すごいですよ、ヨッシーさん!」
「ヨッシー、頑張れ!」
弟子マーレとマリオの声援が飛び交う中、🌸は水を飲み続けるヨッシーを見ながら、飴を舐め続ける。
海の水を全て飲み干したヨッシーだったが___、汚染された事で苦味しか感じられず、全て吐き戻してしまうのであった。
「うぷっ……、………マズいでず〜〜っっ」
「戻すなー!」
〈やっぱ、ダメデスね……〉
涙を流しながら、海の水を吐き戻したヨッシーを見て、マリオがツッコミを入れていく。
「うにゃ」
「……あぁ、なるほど」
そんな中、釣老マーレが弟子マーレに何かを伝えると、マリオの元へやって来る。
「この海を潜って、原因を確かめてくれ……、と、師匠が____、」
「あっ、そうだ! おれ、塾の時間があるから……」
弟子マーレからそう言われると、マリオは分かりやすく理由付けをすると、"マーレのいりえ"から逃げ出そうとするが_____、
『マリオも、いっしょにいこうよ!』
_____、ポンプを抱えた🌸が、逃げ出そうとするマリオの前に現れた。催眠を掛けられた🌸本人は悪意が一切なく、マリオと海の中へ行きたいと純粋に思っているだけである。
「🌸が行けよ。お前もポンプは扱えるんだから、何とかなるだろ?」
釣老マーレの頼みを引き受けたくないマリオが、🌸に押し付けようとしたが_____、一転して、🌸の目から大粒の涙が溜まっていた。
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